CCH1983AR100CS



 インドネシア在住のMr. Chin Honさんのコレクションの追加、です〜。まずは例のごとく、氏から頂いたコメントを再掲しますけれど、以下はこのギターについて最初にもらったメールです:

I just got a very used AR-100 (K83xxxx mild flame cherry sunburst) this afternoon for around US$300 which had quite a bit of chips and scars and missing the rubber on the quick grip II controls as well as 2 controls are missing. I checked your website which stated that the export models were ebony fingerboard while the domestic models were rosewood. If this is the case, I may have got a domestic model?

で、一応、和訳しておくと:
かなり使い込まれたAR100(シリアルナンバーはK83xxxxで、控えめなトラ目のCSフィニッシュ)を約3万5千円ほどで入手しました〜。でも、このギターにはかなりの傷があって、しかもシュアーグリップIIのゴムはなくなっているし、2つのノブもついていないという...。で、AR愛好家の部屋のデータのページを見たところ、輸出用モデルのAR100にはエボニーが使われ、日本国内用のはローズウッドって書いてあったんだけれど、もしそれが正しいのなら、日本向けのギターを手に入れたってことなのかなぁ...?

 「おお...? そうだったのか?」と自分でも驚きつつ(笑)、データのページを確かめてみると、うん、確かにそう書いている。(爆) ふむ、そうだったのか...。

 ということで(?)、実際のところはよく分からない(爆)んで、早速、アメリカの巨大なサイト、Ibanez Collectors World の掲示板に投稿し、質問してみました、はい。
 要約して書くと次のような質問を投げかけてみたわけです:
>私の知る限りAR100には2種類あって、初期のものはデュオサウンド機能を
>持たないもの、そして1983年以降のものはデュオサウンドがついているという
>ことなんですけれど、これらの指板の材についてはどんなもんでしょ?
>もしかしたらAR100は全てローズウッドなのかなあとも思うのですが、誰か
>このことについて知りませんか〜!?

で、この私の質問に対してすぐに(大御所と思われる)「Johns」(というハンドルネームの人)が返事を寄せてくれた。

>アメリカ向けということでは、1979年から1980年初期のAR100にはエボニーが
>使われてたよ〜。次の過去のスレッドを見てみて:

http://www.ibanezcollectors.com/cgi-bin/discus/show.cgi?tpc=12&post=4916#POST491 6
>1981年のカタログには材のことは何も言ってなくって、だけど1983〜1984年
>のAR100/105にはローズウッドだと明記されてるよ。

そういう次第で、AR愛好家の部屋にアップしていた仕様の一覧表は間違いでした〜。(爆)
 で、Chin Hon氏からは「近いうちに画像、送るから〜!」ということで、そして先日、届けられたのが以下のメール:

As promised, please find enclosed pictures of the AR-100 that I was talking about.

Please note that the body scars and I was very surprised that the pictures actually turned out better than the guitar.

1. The flame as you can see in the picture is actually quite nice but in reality it is not as nice.

2. There are a lot of chips and knocks on the guitar especially on the lower part of the body (both front and back). They can be clearly seen from the close-up pictures. Two control knobs were actually missing and I used two of another AR to put it there for the time being. Anyway, all of them have lost the rubber grips.

I cannot decide whether to re-finish this guitar or not. I tend to want to keep them in their original condition. What do you think?

I have another AR-300 which is in real need of re-finish. I did post that on
the Ibanez site a while ago.

で、これも簡単に訳しておくと:
>ってことで、こないだから話題にしていたAR100CSの写真を添付したよ〜。
>ボディについている傷にとにかく注目してくださいな。画像にするとかなり
>ましになっているけれど、現物はひどいんだよ〜!!(涙) で、気づいた
>ことを幾つか書いておくと:
>1. 画像で見るとなかなかのトラ目みたいだけれど、実際はそれほどでもない。
>2. ボディのトップもバックも、特に下の方はひどい傷やら塗装の欠けが...。
>拡大した画像でははっきりと見て取れるはずだけど。コントロールノブは2つ
>なくなっていたけれど、他のARのノブを取り敢えず装着してます、はい。
>前にも書いたとおり、入手したときにはノブのゴムもなかったという状況。

>今迷っているのは、一体、リフィニッシュしたほうがいいのかどうかということ。
>どちらかというとオリジナルのままにしておく主義なんだけれどね〜...。どう
>思う?

>ちなみに、Ibanez Collectors World の掲示板には以前投稿したんだけれど、
>AR300も手元にあるんだけれど、これこそリフィニッシュが必要...。

ってことで、以下、Chin Hon氏から送られた画像を4枚。









 
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