RC461995AR300CS


 RC46さん所有の1995年製AR300CSです。
 年代からお分かりだと思いますが、'80 Custom Legend のシリーズのひとつとして復刻されたARです。

 それでは、以下、RC46さんから頂いたメールを再掲しておきます:

---以下、引用---
こんにちは、RC46です。
というわけで早速送らせて頂きます!

ざっともう一度経緯を書いたりしておきます。

10年近く楽器から遠ざかっていた後、一昨年あたりからまた冬眠してた欲求が復活しだし、どうせなら20年来あこがれだったARを‥と探している中で、HASENOBUさんのページを見つけ火に油を注ぐ結果となりました。
(物欲フルパワー!モードから復帰不能になり、ページトップの「犠牲者」の言葉の意味を体得してしまった?)

多くの方々と同じく(たぶん)、私の思うところの「AR」は1981〜83あたりのものでして、色々探してたのですが、縁あって昨年春、'95ARを入手する事ができました。なんでも、前オーナ様が一昨年秋に新品(!?)で入手したとかで、その後も丁寧に扱われてたらしく、私のところにやってきた時点でもニアミントといえる状態でした。
IbanezにこのARについて問い合わせたところ、どうやら1979〜80?頃?の極初期のARを目指して作った様です。(ユーザニーズを判っちょらん!と思うのは私だけ?)
その結果か、
・ピックアップがSuper58でなく、Super80
・ペグがスムースチューナーでは無くノブが樹脂製のもの
・ヘッド表面は黒色
・ボディの杢は見事に無し
・クイックチェンジテールピースのスリットが斜めでない
などという外観上の違いが見られます。

Ibanezの回答では、
「トラ目が無いのはARの初期には元々トラ目は有りませんでした。 80年代に入り木目が特に国内で重視されるようになったためARにもCATCH THE TIGERというキャッチフレーズでトラ目が登場しました。また、Super 80もARの初期に使われていたピックアップでSuper 58よりも前に作られたオリジナルなわけです。音はどちらかといえばSuper 58よりも繊細でRHYTHMに向いていると思います。」
との事で、杢もピックアップもこれがオリジナルARなんだそうです。
(そういわれりゃそうなのかもしれませんが‥‥)

とはいえ、ボディシェイプ・基本材質・トライサウンドスイッチ、サスティンプレート付ジブラルタルブリッジ&クイックチェンジテールピース+Ibanezオーナメントプレート、四角のインレイ、3ピースネック、コンビナット等、十分ARの雰囲気を味わえるので、良しとしていました。
ただピックアップだけはフライングフィンガーの刻印入りのフルカバードタイプの為、外観のイメージが大きく異るので、いつかはSuper 58に換装してやろうと企んでいたのですが、このたび'83ARから外したというSuper 58を入手する事ができたので換装しました。これでやっと自分の思う「AR」の雰囲気を楽しむ事ができる様になりました。

まぁ、まだ違いは多々ありますが、新しい(といっても9年物ですが)こともありまだメッキも綺麗ですし、この状態を維持すべくずっと大切にしていきたいと思っています。

というわけで、写真数点を送らせて頂きます。

本当はこいつの各部のクローズアップ写真やら要所の寸法を計ったりとか、バラした状態やら配線図等も含めてAR解体新書みたいなページを自分で作りたい‥なんて希望もありますが、多忙と疲れに押し流され続けてる故、果たして実現するのか否かも不明ですf(^_^;
---以上、引用---

 それでは、RC46さんから送って頂きました5枚の画像を、どうぞとくとご覧下さい〜!!








(ここまで2004年4月10日) inserted by FC2 system