1983年製ですので、ヘッドは木目です。ペグは綺麗にサビを取ってくれていますが、メッキの剥げが目立ちます。
ヘッド裏です。シリアルナンバーはL830145です。ペグの裏側は割りと綺麗なほうかなぁ。。。このギター、全体的にレリックですが、部分的には妙に綺麗なところがあります(笑)
ヘッド先に木目までいってる欠けありです。
トップには打痕が多数あります。写真ではわかりづらいですが、大きいのはリア、フロントの中間くらいに1.5センチ程度(下地まではいってないです)と、写真の下のほうに下地が見えるほどの打痕(1センチ程度)、その他米粒2個分?くらいの打痕多数です。木目は割りと綺麗なのに惜しいなぁ・・・。
↑すごいですねー! バックル傷広範囲です。サイドとバックの境には、塗装ハゲ多数です。これは重症・・・。
↑おお、これは痛々しい・・・。ハゲ多数です。絶句・・・・ ちなみにストラップピンはズボズボです。
↑ここもスゴイです。まさにレリック(爆) 何故かジャックはピカピカ、交換してるのでしょう。
ストラップピン、こちらもズボズボ(^^; でも「欠品」ではありませんでした。ハードケースの中にちゃんと入っていましたので、ズボズボを解消すれば使えます(笑)
何故か三角オーナメントはメッチャ綺麗なのです。う〜ん、不思議だぁ・・・
ということで、取り急ぎ到着時の状態をレポートさせていただきました。たしかに、楽器屋さんが自信を持って(爆)「状態は悪いです」と言うだけのことはありました。ネックはやや順反りですけど、トラスロッドで修正可能な範囲だと思われます。前のオーナー様が、よほど弾きこんだのでしょう、鳴りはいいと思います。フレットは減り気味ですが、ロー、ハイ均等に減っていますので、まだまだ使える状態だと思います。トライサウンドの配線を変えているようで、ギターを抱いた状態で自分側から、シリーズ、パラレル、シングルになっています。 このAR、楽器店との約束どおり、送料当方負担でお返しすることもできるのですが、わざわざ遠路はるばる北海道から九州まで旅し、そしてまた、送り返されるギターのことを思うと、あまりに不憫でなりません。ということで(爆)、このまま私のARの仲間入りしていただき、今から時間をかけて根気良く?調整、修正を行うことといたしました。う〜〜む・・・どう調整しようかぁ・・・(爆) とりあえず、塗装ハゲが一番の問題のようですので、これ以上悪化しないように対処いたします。打痕の大きいのは、なんとかごまかそう・・・。ストラップピンのボコボコ穴は、パテを流し込んで固定します。バックル傷はどうしようもないですね(笑) また、修正したらご報告いたしまぁ〜す。」
(ここまで2003年6月10日 記載)