Parist19792618AV


 「ぱりすと」さん所有の1979年製2618AVです。
 ぱりすとさんからのコメントと画像は以下の通りです〜!

---以下、メールの文面を再掲します---

次は12弦モデルです。

AR112AV(?)はっきりいって、モデル名不明です。
 E794592
  2004/1/27入手(ヤフオクにて)

こちらのモデルは12弦ということで、出品されたときからウォッチに入れ、欲しいなぁ〜とは思っていたのですが、最後の最後まで入札者がいなかったので、かわいそうになり(!)落札してしまいました。
状態はとてもよく、金属パーツは輝きを保ち、ボディの傷も目立たないところに4か所ほど、ちょっとした傷と打痕があるのみです。
ヘッドのインレイは、70年代のデザイン、ピックアップは、バタフライの刻印のあるもの(すいません、型式わかりません)。
また、ボディの厚さは他のARに比べ、1センチくらい薄くなっています。
ネックは、 12弦のテンションに耐えるためか、若干太くなりカマボコ型のグリップになっています。
また、これはなんの根拠もありませんが、なんとなくラッカーフィニッシュのような気がします。
というのは、傷の部分に塗装のクリアー部分の剥がれがちょこっとあるのですが、ここの感じからすると、なんとなくポリウレタンとはちがうような気がするのです。
ただそれだけなんですけどね〜♪
私12弦モデルを持つのはこれが初めてなのですが、12弦って、気持ちがいいですね〜♪
クリーントーンで弾けばとっても透明な音がしますし、オーヴァードライヴ(!)させれば何とも言えないいい感じのドライヴ感が得られます。
で、このモデル名については、'83のカタログのパット・メセニーに関する部分を見ると、「ストックのままのAR112を使用している」というような記述が見受けられるので、このモデルもAR112AVでよいのではないかと思うのですが、現在出品者様に問い合わせ中です。
また何かわかりましたら、一報します。
---以上、メールからの引用でした---
 
 ということで添付された画像は以下のものです〜。(ちょっとサイズをいじりました、はい。)








 ってことで、このギターについては、う〜ん、どうやらAR112の前身である(つまり、まだARシリーズとして本格的に国内販売されていないころの)2618モデルでは、という気がします、はい。(違ったらごめん。(笑))
 また、ピックアップについては、おそらく「Super80」という分で、Flying Finger という刻印のあるカヴァー付きのもの。
 で、前後するけれども、ヘッドのインレイもその頃の輸出モデルに使われていたもの。
 ちょうどこのあたり、なかなか入り組んでいて(?)、「本来は輸出モデルだったものが極く稀に国内に廻った」というようなこともあったようで、そういう1本なのかも、ってところです。
 また、パット・メセニーも同様のギターを有している(今もそうなのかどうかは不明(笑))のですが、ギターマガジン1982年の8月号の特集記事によると、2本持っているそうです。で、少なくともそのうちの1本はぱりすとさんが今回ゲットされたものとほぼ同一と考えられます。(ヘッドのインレイ、ペグ、24フレット仕様) 1980年に「AR112」としてデビューした折りにはインレイが馴染みあるもの(?)になり、ネックも「3ピースメイプル」、ピックアップもそれまでのSuper80からSuper58に変わります。(さらに細かいことを言うと、ポジションマークもアバロンからパールに変更。) さらに1983年にはまたまた仕様が変わったりしますが、もうそれは置いておいて。(笑)

 と書いたものの、う〜ん、ぱりすとさんのこれ、ヘッド裏の画像からすると既にメイプル3ピースですね〜。う〜ん...。過渡期で仕様が変わっているのかな...。
 以上、また詳しいことが分かったら書き足します、はい。
(ここまで2004年02月02日 記載) inserted by FC2 system