parist1986AR350T


 ぱりすとさん所有の1986年製AR350T PWです。皆さん御存じのように、ARのモデル名において「50」がついているものは「トレモロユニット付き」ということで、しかも、「T」がついているのは(『Japan Vintage Vol. 3』によると)フロイドローズライセンスのユニットが装着されているというものです。また、原則として(?)、トレモロユニット付きのARは輸出用ということで、国内に出回っているものはかなり少ないようです。
 ということで、以下、ぱりすとさんから頂いたメールを再掲します:

---以下、引用---

こんばんはぁ〜、だいぶ遅くなってしまいましたが、、、ぱりすとです♪

というわけで、AR350T PWです♪

AR350T PW
 K860727
  2004/3/22入手 FROM U.S.A.

FROM U.S.A.というのは、もちろん例のサイトですね♪
ワールドワイドにバトルを繰り広げましたが、なんとかゲットいたしました。
で、無事に到着したこのギターですが、パーツについては唯一アームが欠品しているのみで、フルオリジナル。
また状態は、ボディーについては表面のポリのクラックがわずかに見受けられる以外は傷がほとんどない状態。
PW特有の変色も、それほど進んでいないように思われます。(と、いってもやはり黄色みがかっておりますが・・)
金属パーツについては多少のメッキ剥がれ、くすみは見受けられますが、十二分に輝きを保っており、トータルコンディションとしては、ミント状態といってもよいと思います♪
ブリッジは、Ibanez Edge、ナットはToplok II(あれ、この時代はIIIだったかな?)です。
ただ、残念なのは
 1 フロントのストラップピンの位置が微妙に変更されている
 2 バックの、ピックアップセレクターのカバーになにやら文字が彫り込まれている
という点です。
1については、オリジナルのピン位置がパテ埋めされ、カッタウェイの内側方向へ5ミリほど移動されています。ストラップ脱落防止のためですね♪
2についてはまったく気になりません(笑)
また、肝心の音ですが、私のAR300GLを凌駕いたしました(もちろん私の主観ですし、私の好みの音、ということです♪)
まず、ピックアップのパワー感については、フロント、リアともに、かなりパワーを感じます。そして、音の立ち上がり、粒立ち、各弦のバランスに関しては、AR300GLにハードケースを提供してくれた、Gibson Les Paul Classic IKEBE Limited に匹敵するすばらしさを感じます。
ただ一点だけ、ケチをつけるとすれば、フロントのパワーがありすぎる、ということくらいでしょうか。
サスティンについては、さすがにアイバニーズ、トレモロユニット付きであることを感じさせません。
また、私の勘違いなのかもしれませんが、ネック形状は他のARに比べて、わずかに太く感じられます。
JVによれば1983年のフィンガーボード厚の変更により、その分ネックが太くなったようですが、私の他の1983年製(150、300、305)よりも、この350Tはさらに太く感じられます。
で、いまは、これがメインギターです♪
---以上、引用---

 それでは、ぱりすとさんから送って頂きました6枚の画像を、どうぞとくとご覧下さい〜!!









 なお、「パーツについては唯一アームが欠品しているのみで、フルオリジナル。」とのぱりすとさんの言葉に反駁するつもりはないのですが(笑)、う〜ん、ヘッド部分のバータイプのテンショナーがちょいと気になります...。パーツとしては(同時期の他のギターを見ても)Ibanez純正のものであると思うのですが、トップロック装着モデル用の(3点留めの)トラスロッドカバーの「Artist」の文字にかぶさるようにバーが付いているというのは、う〜ん...、違和感があるんですが...。もしかしたら出荷時(?)の仕様ではないのでは、という気がいたしますです、はい...。(すみません、調べずに書いています。(爆))

 あ、それから(ぱりすとさんから借りたままになっている(爆))1985年のカタログからすると、装着されているのは「Edge with Top Lok III」のようです〜。

(ここまで2004年4月10日)

 今日アップしたばかりですが、その後の調査、並びにぱりすとさんからの情報提供により、まず、上で私が記した「テンションバーに関する疑惑」(笑)は、事実無根(爆)だということが判明しました〜!! いずれにしてもテンションバーは、(個人的には)似合わないように思えるのですが、海外のサイトの1986年のカタログ画像にも、しっかりと(?)バーが装着され、「Artist」のロゴの一部を隠していました...。

 それからもう一つ気づいたのは、このフィニッシュは「PW」(Pearl White)ではなくって、「PL」、即ち、「Pearl」だということ...。で、モデル名もTが最後に来て「AR350PLT」であるということです〜!!(笑) ま、フィニッシュを入れなければ「350T」というのがモデル名のようですが、フィニッシュの3カラーについては『Japan Vintage Vol. 3』(123ページ)に記載されている通りです。で、上の方では「AR350T PW」と書いていますが、それはそのままにしておきますが、「AR350PLT」が正式名称です。(爆)
(ここまで2004年4月10日深夜、追記) inserted by FC2 system