Parist1996RAR300BM


 「ぱりすと」さん所有の1996年製RAR300BMです。
 このギター、カラーはAV、すなわちAntique Violinな訳ですが、1996年に新星堂ロックインがショップモデルとして20本限定で発売したものでして、それまでの通常ラインとは異なる命名のようです。


---以下、メールの文面を再掲します---
RAR305AV
 おっとぉ〜、今、購入時のタグと、保証書を見てみたのですが、正式なモデル名は
    RAR300BM
 でした。
 ロックインオリジナルのAR300で、バールマホガニー仕様という意味なのでしょうね。
 また、入手日も勘違いしておりました。
 というわけで、
RAR300BM
  H960021
  1998/10/31入手(新品にて)

 このギターは、ご承知のように96年にロックイン新星堂がアイバニーズに注文して、限定販売(確か20本くらい?)したものです。広告を見てぜひ欲しいと思ったのですが、当時長い長い学生生活をまだ送っており、毎日のようにパチンコで負けていた私は予約することができませんでした。
 ところが、そのほとぼりも冷めた、98年の10月、日本武道館で行われたVAN HALEN(Voはサミーじゃなくて、ゲイリーね)のLIVEの前に新宿をうろついていたところ、PEAVYのエディーモデルを眺めるためにロックイン新宿にぶらりと入った私の目になんとARが飛び込んできたのです。(ヒストリックたちと一緒に鎮座しておりました)
 店員さんにおそるおそるこれはどうしたの?と聞いてみたところ、前に限定販売したときのプロトタイプ(!)だとのこと。
 先にこの仕様で1本発注し、この仕上がりを見て、実際の限定販売となったそうです。
 完売した後も、クレーム用に倉庫に保管してあったそうですが、幸いクレームもなく、売ってしまえ!とのことでディスプレイしていたのです。(ま、この話は、本当かどうかは不明ですが。)
 その日はライブの時間も迫っていたため、そのまま店を後にしたのですが、ライブ中もこのARが頭から離れず、3日後には売れていないことを期待しながらロックインへ。
 というわけで、今私の手元にあります。
---以上、メールからの引用でした---
 
 さて、続いて、画像とともに送ってもらった紹介の文面は以下の通りです:
 
---以下、再び、メールからの引用---
まず状態は、超ミントコンディション(!)です。あたりまえですね。
傷、ハゲ、金属パーツのくすみ、全くなし。
ボディトップの杢は、これでもか!というほどのすばらしいものです。
スペックは、ロックインのAR復活にかける思い入れが伝わってくるようで、(いつの時期のスペックかは定かではありませんが)忠実に再現しているようです。
ペグはつまみが樹脂製ですが、ベルベチューンをしっかり再現しています。(でも、裏蓋にロゴがはいっていません)
ナットは、ブラスと牛骨のミックス、ブリッジはサスティーンブロック付きのジブラルタル、テイルピースも、弦を通す部分がストレートのクイックチェンジ。
ピックアップはもちろん3点支持のSuper58、トライサウンドももちろんついています。
ただ、トライサウンドに関しては、いまいち効きがハッキリしていないような感じがします。
で、肝心の音ですが、一番悪いです(涙)
ワクワクしながら初めて音を出してみたとき、え?何このギター?と思ったのが記憶に残っています。
というのは、全然ボディが鳴らなかったからなのです!
もちろん試奏などせずに購入したものですから、初めて弾いたときは驚きでした。
そして、ハードケースにしまい込んで、3年ほど寝かしておきました。(爆)
で、2001年ころ、久しぶりに弾いてみると、ん?ボディに振動が伝わってくるぞ!というわけで、さらに2年ほど(!)寝かしてみました(驚!)
で、2003年夏頃、これまた久しぶりにケースから引っ張り出して弾いてみると、
おぉっ!これはぁっ!!てな感じで、現在弾きこんでいる最中です。
日ごとに、音がよくなっていくのがわかり?ます。
でも、サスティーンブロックがついているにもかかわらず、あまりサスティンがよくありません。
ま、これも、弾きこんでいくうちに良くなるとは思いますが。
---以上、メールからの引用でした---
 
 ということで添付された画像は以下のものです〜。(ちょっとサイズをいじりました、はい。)








(ここまで2004年01月02日 記載) inserted by FC2 system