paristPAR5000VV


 「ぱりすと」さんがつい先日入手された2004年製PAR1-AVです。


 う〜ん、これ仕様としても面白そうですね...。で、新品で出ているんですね〜...。う〜む...。いやいや、もういい加減にしなければ...。>自分の物欲と闘うHASENOBU(爆)


---以下、メールの文面を再掲します---
 こんばんはぁ〜、HASENOBUさん、ぱりすとです♪

 ARも予定していた購入本数までにいたりませんでしたが(爆)、最後に思い立ち、昨日またまた行 きつけの店、新宿ロックインへと赴き、現物を確認した上で購入してしまいました(!) 5000を購入したときに計画を聞き、発売前にもロックインから連絡をいただいていたのですが、仕事が忙しく現物確認に行けず、購入辞退して売れ行きを静観していたのですが、なんだか売れていないようなのでかわいそうになり(爆)、思わず新宿へと赴いてしまいました。で、以下、報告です。

RAR1-AV
 2004/12/18(新品にて)
  F0432892

こちらはご存じ、某ロックイン新星堂さんが、またまたAR復活にともない、星野楽器さんとともに本数限定で作成したものです。

 ホームページ等では
名機「AR-305 AV」復活!〜当時の資料をもとに、細部にわたり再現を心がけた逸品です。
と謳われております。。

 この「再現を心がけた」と言う表現が、またなんとも憎いですね〜。現物は、はっきりいって(スペック的には)別物と考えた方が良さそうです。

 でも、そこはさすがにロックイン&Ibanez(&フジゲン)、仕上がりはバッチリですし、音の方も十分に満足いくものです。

 スペックは、
BODY:キルテッド・サぺリマホ(よくわかりませんが、バールマホとは違う木材なのでしょうか?)、ハードメイプル、マホガニー
NECK:メイプル3ピース(ヘッドにはローズが貼られています)
    エボニーフィンガーボード
    フレットは幅広のもの
    ナットは牛骨&ブラスのミックス
P.U.:もちろんSuper 58(トライサウンド付)

となっており、当時の305との相違点は
・ボディ材
・ペグのつまみが樹脂製
・トラスロッドカバーの文字はArtistではなくPrestige
・P.U.が3点支持ではなく2点支持
・ブリッジがジブラルタルIIなのに、テイルピースは弦を通す部分がストレートのクイックチェンジ
・P.U.,セレクターのノブの頭が平ではなく、丸くなっている普通のレスポールタイプ
等でしょうか(RAR1-AVは、ほぼ3000に準じているということですね)。。

 ちなみに前回の復刻版、RAR300BMにおいては、ペグのつまみが樹脂製になっている以外、すべてにおいて初期型の305が再現されておりましたが、これも時代の流れでしょうか。。。

 今回のモデルに関しては、スペック的に再現とは言い難いものですが、私としましては、それはそれ
でよいのでは、、と思っております。

 というのも、商品説明のページに記載されているとおり、サウンドにアタックとコシを持たせるための3層構造がこのモデル独特のサウンドをもたらしており、300の音とも、305の音とも表現できない、何とも言えないいい味を出しております。
 誤解を恐れずにあえて(私の)言葉で表現すれば、300と305の音を足して2で割ったような感じ(そのまんま!爆)でしょうか(笑)

 それはさておき、今回これを購入した際応対してくれたのは、前回5000を購入したときの店員さんと同じだったので、またいろいろと聞いてみたのですが、このモデルに関しても面白いエピソードが!!

 というのはこのモデル、バインディングがヘッドをぐるりと一周しておりますが(3000もそうですね)、なんとこれ、ロックインさんが発注したスペックとは異なっていた仕様だそうです。
 他にもそういう個所があるようでして、そういうわけで、今回のRAR1-AVは当時のスペックを完全再現とまではいきませんが、このへんはロックインさんのほうも歯がゆい部分なのではないでしょうか。。
 もしかすると、このモデルのネーミングも(RAR300または、RAR305としなかったのも)、その辺のことが影響しているかもしれませんねぇ〜。

 というような感じですが、このモデル、私的には非常に気に入りました! これはこれで、アリです。正直に申し上げて、私の持っているRAR300BMよりは明らかに音はいいです!
 もし、このままこのモデルの人気が出ずに、売れ残ってしまうようなことがあれば、もう1本いってしまうかもしれません(爆)

 ということで、いつもいつもご迷惑ばかりかけて申し訳ありませんが、画像を添付いたしますので、
よろしくお願いいたします♪
---以上、メールからの引用でした---

ということで添付された画像は以下のものです〜。(サイズを変えました。)









 ってことで、ふむふむ...。今までには見たことないような模様ですね。>キルテッド・サぺリマホって材。「サペリ」という木材については(アコースティックギターの材として、だったか?)名前を聞いたことがありましたが、これってマホガニーの一種だったんですね〜、なるほど。
 新品ということで各パーツの輝きも見事で...。う〜ん、で、上でも触れられている「ホームページ」を見たところ、なるほど...。やはり今となっては当時のスペックではないにしてもこれくらいの値段になっちゃうんですよね〜...。う〜ん。
(ここまで2004年12月20日 記載) inserted by FC2 system