ロベルトさんの1982AR500CS



ロベルトさんの1982AR500CSです。以下のような文章が添えられていました:
「シリアルNo.は、C826027で購入も82年です。
私は、YAMAHAのSG2000を購入すべく馴染みの楽器店で試奏していたところ、
販売員から店頭にあったAR300CSを強く勧められ、その音の太さにより決
めました。カタログを見ると上位機種があったので興味を示したところ、
(掲示板でも話題になていたようですが)AR500はカタログモデルでしたが、
実質は受注生産に近い販売になっていました。店の好意でAR500CSを2本発注して
貰い、2ヶ月待たされた後に弾き比べて気にいった方を購入しました。もう1本
もすぐ売れてしまいました。定価125,000で専用ケースをただで付けて貰い、
しかも2割引で10万円ポッキリにしてくれました。
私は、いろいろなギターを7本愛用してますが、すべて弾
くことを前提に所有してます。したがって、このARも長年に渡って現役であり、
当然いくつかのリペアを受けてます。
まず、最初のペグは10年ほどで使用不能になり、90年代の白い
セル付きに変えました。泣く泣く、ビス位置の違いから、
ヘッド裏のタッチアップまでして。また、フレットも減りと浮きが限界にきて、
ジムダンロップの#6100に打ち変えてます。
同時に、ナットもオリジナルから牛骨ナットに変えてます。
上記リペアは、95年に原宿の松下工房でお願いしました。
80年代のイバニーズ(アイバニーズではありません!)はフジゲンのOEM生産
のため、フレットの不具合が多いとの事でした。
一緒に、ブリッジ、テイルピース、三角形のブロックも取り寄せましたが、
すべて80年代とサイズとピッチが合わず、袋に入れたまま、眠ってます。
その他、ネックの状態、電気系統等、何ら問題ありません。いまだに、年々鳴
る様になってます。気に入っているところは、もちろんその音とトラ目の出具合
です。わたしは、LPにしても550の様なバリバリの木目は好みではないので、
この程度がベストです。
サウンド的には、フロント、リアのハムバッキングが中心ですが、
センターポジションでフロントをシングル、リアをパラレルにし、
EQでMIDを少しカットすると、かなりアコースティックな音が出ます。
でも、やはりリアのハムで、ソロのときにMIDを持ち上げたEQのLEDをオンにする
瞬間が最高ですけど。
以上、長くなりましたが、よろしくお願いします。」





inserted by FC2 system