YokohamaYK1987AR300CS


 先だって(?)、AR愛好家の部屋の掲示板に書き込んでくださった「横浜のY.K」さんから、メールと画像が送られてきました〜!!

 ちなみに(?)、掲示板には2009年11月7日に「HASENOBUさん、まささん、そしてAR愛好家の皆様初めまして。紛らわしいけど、横浜の方のY.Kです。東京のY.Kさん、パクリの様でごめんなさい。さて、私も何度かこのHPを拝見している内に、ARのシンメトリックな美しさにはまり、天下のヤフオクで87年AR300CSとAR2000を購入しました。」と書き込まれ、実際には、その投稿は、ちょっと問題視されていたヤフーオークション関係での投稿でしたが、「もし差し支えなかったら私まで画像やコメントを送ってください〜。是非、みなさんとその情報を共有(?)したいので。(ま、無理は言いませんが。)」という私の甘い言葉に騙され(爆)、ちゃんと応えて下さったというのが実情です。(ちょっと意味不明)

 ってことで、いつもながら(笑)、まずはメールの文面の御紹介から!

---以下、引用---
はじめまして、横浜Y.Kと申します。
 ところでHASENOBU様はアドレスから見ると1961年のお生まれ、とみてよろしいのでしょうか? だとすると、私と同じになります。因みに私は5月10日製造です。(藁)
 IBANEZは30になるまで外国製(爆)だと思っていたとんでもない非国民ですので、ARについては全く知識はありません、何かとお世話になるかと思いますのでよろしくお願いします。
 所持している、87年AR300CSとAR2000VVついては、時間を見て掲載させて頂こうと思っていますので、こちらのほうもよろしくお願いします。
 特徴はあまりないですが、強いてあげればAR300は重量が3.8kgと比較的軽い個体である事、中年おやじの肩にとってはありがたい。AR2000はフジゲンカスタムハウスさんでトライサウンドSWをつけたことぐらいでしょうか、こちらも軽い3.5kg等です。

 以上、乱文で申し訳ありませんが今後とも再度、よろしくお願い致します。
---以上、引用---

 ってことで、その後、AR300のシリアルナンバーはL870155であること、AR2000はF0045735であることをお知らせいただき、さらに送っていただいたのが以下の文面と画像です。
---またまた、以下、引用---
87AR300CSとAR2000VVの画像を添付、送信します。少し大きめのサイズ、ドキュメント大(1,024×768)でまとめてあります。

 ARの大家に対し、失礼を承知でサイズ等、両者の違いを簡単に書きます
@全長97.0mm、全幅244mm(肩の部分)、全幅340mm(お尻の部分)
 以上はAR300、AR2000とも同じです。
Aヘッドは5mm、ボディーは10mm、AR300より薄いのが違いで、特にストラップを掛けての感触は、HASENOBUさんもご存知だと思うのですが、かなり違いますよね。確か、AR300REがAR2000のボディーと同じ規格だったのではないでしょうか。(違っていましたら失礼。)
B蛇足ながら、ARとGibsonその他のレスポールとの外寸を比較した場合、Gibson、Orville(フジゲン製)、Grecoは全長はARより5mm(カスタム)程度長く、肩とお尻の部分は10mm程狭いです。Grecoは(これもカスタムで測定)お尻の部分が5mm狭く、完全にGibsonの外形をトレースしていないようです。(提訴を恐れたのか?)

以上、僭越ながら色々書きましたが、何分観たまま、触ったままの事しか書いておりませんので訂正等ありましたら、ご指摘、ご教示頂けると幸いです。

それでは、失礼します。
---以上、引用---
 とのことで、いえいえ、別に私は自分のことを「ARの大家」だなんて思っていませんよ〜、ということを明言した上で(笑)、少しだけ書きます。
 「外寸」のことについて「提訴を恐れたのか?」と記されていますが、これに関して私の知っていることを書くと、ええ、実際に1970年代半ばあたりに、Ibanez社はGibson社から提訴されています。(笑) 私たち日本人(笑)からするとありがたい話なんですが、当時、正真正銘のGibsonのギターなんて高嶺の花もいいところで、そこで、こぞって日本国内のギターメーカーが色々なコピーモデルを出していました。>特にレスポールモデルを中心として。
 そして、特に海外輸出専門であったIbanez社のレスポールのコピーは、オリジナルによほど肉薄していたのでしょう、Gibson社から訴訟されてしまったという事実があります。(詳しく述べればもっと書けますが、ま、それはもうやめておきましょう。(笑)) その経緯を経て、ヘッドストックを違ったデザインに変えたということもありましたが、私が思うに(<あくまで推測ですけどね(笑))、「よし。裁判で訴えられないように、オリジナルな形式でソリッドギターを作るぞ!!」という意気込みの結果がArtistシリーズだと思います。で、富士弦楽器製作所の高い技術力をもって作られたARシリーズのギターは、当然ながら海外でも、またしても大人気を博したのだろうと...。

 ということで(?)、それでは送っていただいた画像を、どうぞ〜。







で、ついでながらIbanezの純正のソフトケースの画像。



(ここまで2009年11月13日)
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