Gibson Les Paul Standard
Les Paul
 見ての通り、色は Honey Burst で正式なモデルナンバーは LPS-HBCH1。1999年のクリスマス頃に購入したいきさつは既に音楽の話のどこかに書いたので略。
 シリアルナンバーは93565526である。このナンバーを解読すると:
「1995年(9356526)の
 356日目(9356526)(12月21日)に
 ナッシュビルファクトリー(9356526)で
 その日に生産された中の26番目のギター(9356526)」
ということになる。
 ちなみに前所有者は1996年12月28日に楽器店から購入したものである。つくづく12月に縁のあるギターだ...。

 で、やはり「エレキギター」と言った時に、フェンダーのストラトキャスターと、ギブソンのレスポール、というギターは双璧をなすものであり(ホントか...?)、ギターを愛するものにとっては無視できない、いや、是非、一度は手にしたいものである。(おいおい...。(笑))
 ということで(?)、その美しいアーチドトップに心引かれる者は多い...。
 私の持っているエレキギター(Aria Pro II TS-800)のボディはソリッドタイプの、どちらかというとストラトモデルに近いものであったため、私も長い間レスポールには憧れていた...。
 もう、かれこれ20年くらいになるのではないか...? 当時(つまり20年前)のレスポールは、確か30万円近くしたはずだ...。貧乏学生の私には、どうやっても手の届かない存在である...。(Aria Pro II TS-800にしても、当時8万円。アンプやハードケースと込みで12〜13万円の出費である。この金額でさえ、私には後ろに手を縛られて清水の舞台から突き落とされるような買い物であったのだ...。)

 その頃の私にできることは、楽器店に行っては「あぁ〜、レスポール、かっこいいなぁ...。」と(涎を垂らしながら(笑))溜め息をつくことだけだった...。

 それから早、幾年...。(笑) 中古とはいえ、あのレスポールが私の物に...。(ToT)

 う〜ん、とても感慨深いものがあるなぁ...。
(ここまで2000年8月21日)

 あ...。(笑) 上で「1999年のクリスマス頃に購入した」とか「つくづく12月に縁のあるギターだ...。」とか書いているけれど、それ、取り消し。(笑) 確かにその頃から目をつけていたのは間違いないけれど、知人に「レスポール買ったよ!」と自慢の連絡(笑)をしたメールを確認したら、購入は今年の1月5日のことだった。(笑) ってことは、今年になって6本のギターを買った、ってことだ!(爆)
(ここまで2000年10月21日)

 さて...。長年憧れていたこのレスポールであるが、その使用頻度は極めて少ない...。一度、(2000年2月の)セッションで使ったことはあったけれども、日の目を見たのはそれだけで(笑)、それからは、ほとんど出番なし、という状態が長く続いていた。
 一時期は(どこかにも書いたように)「完全に部屋の置き物状態」に成り下がっていたけれども、この1年ほどは職場の自室に隠し持っていて(笑)、時々、運指練習のためにつま弾いたりしていた。(と言っても1カ月の合計使用時間は平均すれば15分くらいだろうと思う...。他にも3台、職場に置いているし...。)
 ってことで、ギターにとって実に可哀想な状況が続いていたのだ...。だからと言って売りに出すつもりもない...。
 そこで、(別途、どこかで書くと思うけれど)唐突ながら、とあるプロのバンドのギタリストに無償貸与することにした。「プロ」とは言え、まだまだメジャーにはなっていないし、なれるかどうかも分からないが、話をして、ギターに対する真摯かつ謙虚な態度にいたく感動した次第なのだ。特に期限を定めていないんで、いつ戻ってくるかは分からないけれども、ま、数々のステージで活躍してくれることを祈るばかりである。
(ここまで2002年5月5日)

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