TAMA TW-07


 前後するんだけど(って言い出したらきりがないけど(笑))2013年7月30日にオークションが終了して(笑)8月上旬にゲットしたギター。

 このギターについてはね〜、何と言ったらいいのか...。(意味不明)

 TAMA って言うと、どうしても(?)、国産のドラムスメーカーとして、Pearl や(総合楽器メーカー)の YAMAHA と並んで有名であるかと思うんだけど、元々は、「多満楽器製作所」という名前で、その「多満」というのは、そのメーカーのご母堂のお名前だったという...。<ま、1950年代か60年代か?

 ただし(?)、この TAMA のギターというのは、我らが(笑)Ibanez と兄弟関係にあるわけでして...。Ibanez のアコースティックギターについては既に他にも紹介しているんで、もう詳細は書かないけれども、その初期(1970年代末まで)は、小さな工場と言うよりも「工房」に近いようなところで「手工品」として作られていたという...。

 しかも、Ibanez ブランドのアコースティックギター、Artwood シリーズは(恐らく少数ながらも)日本市場に出回っていたようであるけれども、この TAMA ブランドは、どうやら基本的に「輸出用」だったようで、国内で見かけることは、う〜ん、「ほとんどない」と言い切っていいものだと思う...。

 しかも、TAMA ブランドのギターの「TWシリーズ」というのは、全て「単板仕様」とのことで...。<って、別に単板だったら何でもいいって思っているわけじゃないんですけどね。(笑)

 私が日本のアコースティックギターの歴史(笑)を語るのなんて、実におこがましいけれども、1970年代というのは、百花繚乱の時期だったのではないかと今にして思う。うんうん。YAMAHA は別として、ほとんどのメーカーが「Martin に追いつけ、追い越せ!」モードだったんじゃないかと...。

 って、ま、そういう話は置いておいて、この TAMA のギターのこと。

 アメリカと中心として世界中の Ibanez Guitar のマニア達が集うサイトに、う〜ん、8年くらい前に出入りするようになって、「へぇ〜...。TAMA がギターを作っていたのかぁ〜...。」とびっくりしたんだけれども、国内での「売買情報」は、ほとんど皆無...。

 というような前置き(笑)をしたところで、偶然に(<ほんと、偶然に)見かけたのがこのギター。もう、これは逃す訳には行かない...、ってことで入札。(笑)

 開始価格は1000円だったけど、その30倍を超える金額で落札...。ま、いいけどね。(涙)

 ってことで、梱包もなく(爆)ハードケースに入れられたまま届いたギターだけど、特に輸送上の不具合はなかったようで(笑)、うんうん、かなり頑丈でしっかりした造りだと思う...。ま、弦は古くて換えなきゃいけないけど、取り敢えずチューニングして音を確かめると、うんうん、予想通りの音。って、音を言葉で表現するのは難しいんだけど、前に持っていた Martin D-28 よりも心地いい感じ。<ま、主観ですけどね。(笑)

 ヘッド裏のボリュート部分に僅かな亀裂があるとのことで心配していたけど、少なくとも私の耳にはその影響は感じられなかった。

 ってことで、以下、お約束の(笑)、出品者さんの説明:

---以下、転載---
◆タイトル◆
希少! TAMA TW-07 輸出モデル 難あり
◆商品説明◆
ずっと長い間愛用してきたTAMAのギターです。

購入した時から既にヘッド裏に写真のような亀裂が入っていたのですが塗装ではなく木部に浅く入っているようです。
使用で亀裂が進行したり、傷口が開いてきたり等は全くなく LIVEや路上でガンガン使用してきましたした。

子どもが産まれ楽器を弾く時間もとれず、死蔵も可哀想なので出品を決意しました。
マホガニー単板、エボニー指板。

素人目にみてボディ割れ等はなく、ネックも良好だと思います。
大切にしてくださる方のご入札、ご検討をお待ちしております。
基本的にジャンク品NC/NRでお願い致します。
---以上、転載---

 ということで、「ずっと長い間愛用してきた」とのことで、てっきりファーストオーナーかと思い込んでしまったけれども、そうじゃなくって、その後の「取り引きナビ」でのやり取りによると「御茶ノ水の中古楽器屋で購入し、7年目になります。」とのことで...。

 で、以下、これまたいつも通り(笑)出品者さんの用意してくれた画像(<別途、用意してくれていた画像を含む):
















 それからついでに海外用の(英語の)1978年版カタログの画像:





 あれ? シリアルナンバーは確認してないや...。(笑) ま、いいか。いつか、気が向いたらアップデートします、はい。
(ここまで2013年08月22日 記載)
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