Cimar MODEL No. 322



 たぶん2013年の2月くらいに入手したギター。

 ヤフーオークションで偶然に見かけ「ほぉ? Cimarが出品されてる?」ということで、ついつい入札、そして落札したという...。ま、そんなに高い価格にはならなかったような気がする...。

 で、一応説明しておくと、これも往年の Ibanez のアコースティックギターと言っていいギター。(笑) 正確には Cimar by Ibanez という触れ込みでカタログには掲載されている。(もっと言うと、アコースティックギターばかりではなくエレキギターも各種、あったようで。)

 輸出用ギターの Ibanez のカタログアーカイブを見ると、1970年代、特にその前半に多く生産されていたように思われる。(70年代半ばから後半にかけては、Artwood シリーズや Artist シリーズが目立つようになる。)<だけど、そのカタログを見ても、全く同じモデルは見つからずじまい...。そもそも(?)Cimar のアコースティックのピックガードは(AWシリーズに似た)独特の形なのに、私の手元のギターには Martin のものと同様のティアドロップのものが付いているし...。

 一応、参考までにそのページのURL:
http://www.ibanez.co.jp/anniversary/

 フィニッシュはかなり光沢のあるもの。ポリウレタンかな? トップはスプルースの単板っぽい。サイドとバックはメイプルっぽい。<最初はマホガニーかと思ってたけども、やや太目のストライプっぽいものが何本も走っているということで、もしかしたらメイプルかもね、と思う。あ、ただし、単板ではなさそう。あ〜、でも、オバンコールなどの素材かも...。(笑) ネックは、ま、たぶんマホガニーかなぁ、と。もしかしたら(笑)もっとチープ(?)なナトーかもしれない...。木地からすると他の多くのアコースティック同様なんだけどね。

 マシンヘッドは、廉価版のギターによくあった三連のオープンギヤタイプ(?)のもの。なのに、へぇ〜...。ブリッジにはアジャスタブルサドルが乗っかっている...。

 サウンドホール内部のラベルには「Fine crafted Cimar Guitars MODEL No. 322」(322の部分はスタンプ)の記述が。そして、ラベルの右下には小さな文字で「HT_75_12_128 JAPAN」という印刷がある...。
 それからヘッドの裏には1970年代末あたりの Ibanez のエレキギターに良く貼られていた「MADE IN JAPAN」の、金の縁取り、黒字に金文字の小さなシールが貼られている...。

 前後するけど、指板はローズウッドかな、これは...。

 サウンドホールの内部、ネックブロックではなく、指板の先端の裏側(<わかりますか?)あたりの横に走るブレイシングに「06077」のシリアルナンバー。もちろん、詳細不明。

 画像は、また、後日、気が向いたら。(笑)
(ここまで2013年09月02日 記載)

 このギターも2016年の冬に処分した...。

★機材処分17 アイバニーズ Ibanez/Cimar 322(197*年製)★

手持ちの機材が多くなり過ぎ、保管場所の問題も生じて来たため、このギター、処分することにしました。

Ibanez社のギターが大好きでAR、つまりArtistシリーズを専門(笑)としていますが、手持ちのギターが尋常じゃない数になり、ちゃんと弾いたり手入れをすることもままならないということもあって、勢いで買ってしまったギターから順に放出します...。

海外の Ibanez ブランド製品の交流サイトで「Cimar」なる兄弟ブランドが存在することは以前から知っていましたが、数年前、こちらで見かけ、つい購入してしまいました。正確には Cimar by Ibanez という触れ込みでカタログには掲載されているため、このカテゴリーで出品しました。(正確には、アコースティックギターばかりではなくエレキギターも各種、あったようです。)

しかし、アーカイブに置かれた(輸出モデルの)カタログを見ても、全く同じモデルは見つからずじまいでした...。Cimar のアコースティックのピックガードは(AWシリーズに似た)独特の形なのですが、私の手元のギターには Martin のものと同様のティアドロップのものが付いています。

一応、参考までにそのページのURL:
http://www.ibanez.co.jp/anniversary/

フィニッシュはかなり光沢のあるもので、ポリウレタン塗装のようです。指板はローズウッドだと思われます。 トップはスプルースの単板っぽく、サイドとバックは、正直なところ、よく分かりません。色合いからすると最初はマホガニーかと思いましたが、やや太目のストライプっぽいものが何本も走っているということで、もしかしたらメイプルかもしれません。ですが、いずれにしても合板だと思います。ネックは、ま、たぶんマホガニーだと思いますが、もしかしたらもっとチープ(?)なナトーかもしれなません。<木地からすると他の多くのアコースティック同様です。

マシンヘッドは、廉価版のギターによくあった三連のオープンギヤタイプ(?)のものが使われています。一方、ブリッジにはアジャスタブルサドルが乗っかっています。

サウンドホール内部のラベルには「Fine crafted Cimar Guitars MODEL No. 322」(322の部分はスタンプ)の記述があり、ラベルの右下には小さな文字で「HT_75_12_128 JAPAN」という印刷が確認できます。

ヘッドの裏には1970年代末あたりの Ibanez のエレキギターに良く貼られていた「MADE IN JAPAN」の、金の縁取り、黒字に金文字の小さなシールが貼られています。

画像にはありませんが、サウンドホールの内部、ネックブロックではなく、指板の先端の裏側(<わかりますか?)あたりの横に走るブレイシングに「06077」のシリアルナンバーがありますが、解読方法は不明です。

ギターのコンディションは、「実用に差し支えないレベル」です。ネックはほぼ真っすぐで、ねじれはありません。演奏に支障のあるようなフレットの摩耗も見当たりません。弦高は6弦12Fで、3mm弱、1弦は2mmちょっとくらいです。ブリッジの浮きはありません。おまけ程度のソフトケースに入れて、廃品利用の段ボールに入れて発送します。できれば「はこBOON」を利用したいのですが、もしかしたらサイズオーバーで(配達時間が指定できない)ヤマト便になるかもしれないこともご了解ください。

そもそも国内向けのモデルではないため、色々と不明な点があるギターですが、造りはしっかりしていると思います。製造メーカーについても不明ですが、現フジゲンの「富士弦楽器」の可能性もあるかと思います。

以上、明確なことが述べられないギターで申し訳ありませんが、最初に記したように、機材処分での出品のため、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。

開始価格は、即ち最低落札価格です。ちなみに、新規の方でもきっちりと取引をしてくださるのであれば大歓迎です。どうぞ、ご検討のほど、よろしくお願いします。



 で、記録のために書いておくと「アクセス総数: 320 ウォッチリストに追加された数: 10」で、入札は11。開始価格は送料込みで3000円。だけど6000円にて終了。ま、送料別だっただけ救われたかなぁ。
(ここまで2017年01月31日)
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