鈴木 第34号R



 何だか、すごい「モデル名」のガットギターだけど、ラベルにそう書いてあるんだから仕方がない。(笑)

 これは、う〜ん、今年(2013年)の7月初めくらいに、仕事で山口県に出張した際に、立ち寄った「HARD OFF」系の店舗にて、「ジャンク」として投売りされていたのを見つけ、購入したもの。

 かなりすすけた(?)というか、骨董品、って感じの埃まみれ(笑)だったのだけども、そのトップの塗装のひび割れ(って書くと、ちょっと誤解を招きそうだけど)、サイド、そしてバックのかなり変わった木目を見て、「あれれ...?」って感じで好奇心をそそられ、買ってしまったという...。

 「ジャンク」とのことだけど、特に欠品がある訳でもないし、持ち帰って雑巾(爆)で拭いてみると、うむ、確かに古いけど、なかなか綺麗じゃん〜。でも、サイドもバックも良く分からない木目...。

 それから調弦をしてみて、びっくり...。ペグが異常に固い...。<って、素材が硬いということではなくって、素手ではほとんど回せないくらいに回転が固いということで。(笑)

 で、実際、ペンチでペグを挟んで回さないといけないという...。(笑)

 「あ〜、だからジャンクだったのかな?」と思ったものの、1ヶ月ほどして(ちょこちょこっと弾いていたんだけど)「うわ!」と気づいたのが、トップの膨らみというか、剥がれ(爆)というか...。弾いていて、何だか右手の肘近くが痛いなぁ〜と思っていたところ、あらら、バインディングのセルの部分、ちょっと浮いているし...。<ま、音には影響してないみたいだけど。

 木材についてはこのところ、良く分からなくなっているんで(笑)、確証もないんだけど、トップはスプルースか何かの合板。サイドとバックも合板だけど、何の合板かも分からない。(笑) 指板はローズウッドっぽいけど、分からない。ネックは、う〜ん、マホガニーなのかなぁ...? 分からないや...。

 尚、サウンドホールから中を覗いて見えるネックブロックには、何だか数字を押したスタンプみたいなものが見えるような、見えないような...。そして、ラベルには(上記の通り)「鈴木」の草書体の文字、そして「第34号R」という文字が。さらに「鈴木バイオリン製造会社」の文字と、その朱色の社印が。(笑)

 先だって紹介した「IBANEZ SALVADOR Raffaele Calace Guitar」の「No. 400」ほどは古くないかもしれないけど、恐らく1960年代だと思われるギター。
(ここまで2013年09月09日 記載)

 上で「ペンチでペグを挟んで回さないと」と書いていたが、今年の春、無料で実施している社会人対象のギター講座の時、チューニングしようとして、ペンチがなく、左手で思いっきりつまんで回そうとしたら、ペグの部分が折れた...。<あ、心棒ではなく、周りの樹脂の部分...。

 で、放置していたが、今回、ギターを大処分するにあたって、パーツを買い求め交換予定である...。(涙)
(ここまで2015年08月22日 記載)
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