HEADWAY TC-1000c



 ヘッドウェイのギターということについては、色々と思うところがあるけれども(笑)、ま、興味のある人はインターネットで検索してみてくださいな。そしたら「70年代〜80年代に、当時、国産ギターの最高峰と言われたのが、Headwayです。その材質、作りの良さに今でもマニアの間では高く評価がされていますが、流通するギターの数の少なさ、情報の少なさから、なかなかこのギターについて触れることができません。そこで、Headwayギターを愛するみなさんのHPにしていければと、このHPを始めました。今では、Headwayブランドも復活し、廉価なモデルから当時と同じ高級国産ギターまで、幅広いラインナップを取り揃えるようになりました。今後の展開が楽しみですね! 」というような熱烈な(?)ファンが立ち上げたサイトも見つかるはずです!>ちなみに上記の「HP」というのは、今は亡き「ヒューレット・パッカード社」のことではなさそうです、はい。

 ま、とにかく、百瀬氏のことは色んな書籍などで見かけていたこともあり、もちろん、Headway というブランドのことも。

 だけども(?)、国内生産の、しかも手工品となると20万円以上となるのは必至であるため、欲しくても手が出せない。(<というか、そんなに欲しくないし。(爆))

 と言いつつ、職場からの帰り道のショップにちょこんと座っていた同社のギターを手にして、「ほぉ〜...。中国の工場で作られたみたいだけど、そこそこの仕上がりじゃん〜!」(<「上から目線」)と思って入手したオーディトリアムタイプのギター(<未紹介)のこともあって、ついついヤフーオークションで買ってしまったのが、このTC-1000c。いくらだったかなぁ...? はっきりと憶えてはいないけど、そんなに高くはなかったような。
 で、実際に手元に届いてみると、うむ...。かなり高級感のある、雰囲気のあるギター...。本物の鼈甲ではないのは当たり前だけど、なかなかそれっぽいセルロイドのトリミング。

 ということで、画像。
 ってことで、取り敢えずiPhoneで撮影した画像:








 ちょっと小ぶりなモデルであるものの、なかなかがっしりというか、しっかりというか、丁寧な仕上げ。

 で、どんなモデルなのかも知らずに衝動買いした訳だけど、この前、防音室のギター群の中から発見(笑)し、ボディ内部もじっくり見ると(上の画像にあるように)ネックブロックに「TF-1000C 0612270263」との表記が。ふむ...。最初のはモデル名、下のシリアルナンバーらしきものは、恐らく「2006年12月27日生産の263本目」ってところ、かな...?
 ま、見た目も10年以上経ってる感じではないし、ってことでインターネットで検索したら、メーカーの Deviser の公式ページに昔のカタログがアップロードされていて、その一部を加工したのが下の画像:



 左の方の文面、一応書いておくと:
トーチインレイの施されたミニマムヘッド、さり気無く個性を主張するべっ甲柄のセルバインディング、上品に表情を引き締めるアバロンのロゼット。ユニークでありながら洗練されたスタイルのエレクトリック・アコースティックです。

 なるほど...。確かに指板上のアバロンのインレイも綺麗...。

モデル名: TF100c
¥オープンプライス 実勢価格¥54,390円
色: SOLID BLACK(塗りつぶしのブラック)
材質: オールマホガニー

 「¥オープンプライス 実勢価格¥54,390円」というのがよくわかんないけど、ま、いいでしょ。(笑)

 ちなみに、このギター、エンドピンのところにジャックが差し込めるようになっていて、(上にも書いてあるけど)いわゆる「エレアコ」。それについてのカタログの記述も書いておく:

ドイツの老舗 SHADOQW 社製 ピエゾピックアップシステム搭載!
TFシリーズには全ての機種にドイツの老舗メーカーSHADOQW社製のピエゾピックアップシステムを搭載しています。プリアンプ内蔵型エンドピンジャックを採用し、不要なEQサーキットを介さずにナチュラルな音色を出力します。9V駆動のアクティブタイプでアンプ等へ直接バランスの良い信号を送る事が可能です。

「不要なEQサーキットを介さず」って、いやぁ、エレアコ本体にもあった方が何かと便利だと思うんだけどね...。(笑) ま、「ナチュラルな音色を出力」というのは分からないこともないですが。(笑)

 それから、「オールマホガニー」ということにも、ちょっとびっくり。だけどトップ、サイド、バック、ネックも含め全て黒で塗りつぶし...。何となく、マホガニーモデルというと、「柔らかな音色」という印象があるんだけど、塗料で表面を塗り固めてしまうと、う〜ん、何だか違う雰囲気になってしまいそう...。

 ということで、形からするとフィンガーピッキングスタイル向きのような気はするけど、とにかく、弾かないと始まらない。(爆)

(ここまで2014年04月13日 記載)
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