Headway HCF-35S

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 これも「2016年秋の大一掃セール」にて手放したギター。所有していたのに紹介されることもなく、いきなり「私を通り過ぎていった楽器類」に登録されるとは...、不憫だね...。

 ってことで、ヤフオクの出品に際して自分の書いた文面だからあっさり転載:

---以下、転載---
★機材処分36 HEADWAY HCF-35S 純アコ★
手持ちの機材が多くなり過ぎ、保管場所の問題も生じて来たため、このギター、処分することにしました。

記憶がはっきりしていませんけれども、数年前、中古楽器屋で見かけ、衝動買いしたギターのうちの1本です。マホガニーボディで軽く、小ぶりなサイズもあいまって、取り回しの良いギターですが、購入後、ほとんど弾くこともなく、スタンドに立てたままでした。

インターネット上の情報で、同じモデルについての紹介が見つかったんで、それを引用しておきます:

---以下、引用---
価格 SOLD (税込定価: \36,750)
■ 詳細
コストパフォーマンスに優れながらも、高いクオリティで定評の Headway ユニバースシリーズ HCF-18 の上位機種 HCF-35Sです。 トップ材に単板のスプルースを使用し高い響振性を得ることで、弦振動をストレートに 受け止め、プレイヤーの表現力を活かした深みのあるサウンドが魅力です。 ネック、サイド&バック材には豊かな中音域で温かみのあるサウンドが特徴のマホガニーを使用。 女性の方でも扱い易い小ぶりなOM(オーエム)サイズのボディを採用しており、 キレのあるスッキリとしたクリアなサウンドが特徴です。 品質、サウンドを高いレベルでクリアした逸品です。
■ スペックリスト
BODY TOP Solid Spruce
Neck Mahogany
BODY SIDE&BACK Laminated Mahogany
Finger Board Rosewood
Bridge Rosewood
Scale 644mm
Width at knut 43mm
---以上、引用---

また、他のサイトでは「基本スペックは低価格ながら高いクオリティを誇るユニバースシリーズの上位機種となります。トップ材に単板のスプルースを、サイド&バック材にはマホガニーを使用。豊かな中低音域と素早いレスポンスを実現しております。またボディサイズは女性の方でも扱い易い小ぶりなボディを採用しており、 キレのあるスッキリとしたクリアなサウンドが特徴です。」というコメントもありました。

さて、このギター、そのものについていくつか記しておきます:
・トラスロッドはいじったことがありません。
・目視では、ネックの反りやフレットの変な摩耗はありません。
・12フレット上で2〜3ミリ程度の弦高です。
・ポジションマーク、なかなか趣向を凝らしたものだと思います。
・ネックブロックにスタンプされたシリアルナンバーからすると、2006年の製造なのかもしれません。
・完全に無傷ではありませんが、かなりの美品だと思います。(<個人の所感です。)

画像には写っていませんが、ほんとにボロボロの(クラシックギター用の)ケースに入れ、エアキャップで包んで発送します。

開始価格は、即ち最低落札価格です。特に大損をしたい訳ではありませんが(笑)、楽器で儲けたいとは思っていませんから「激レア!」やら「ジャパンヴィンテージ!」などの言葉でむやみに煽りたくはありません。ちなみに、新規の方でもきっちりと取引をしてくださるのであれば大歓迎です。ただし、機材処分での出品のため、ノークレーム、ノーリターンでお願います。

エントリーモデルだと思いますが、気軽に練習用としても、ステージでもそれなりに使えるかと思います。ご検討をお願いします。

***ご注意ください***
このところ、立て続けにギター類を出品しておりますが、ちょっと気になることがあり、付記します。私自身、最近、ヤフオクで買うことは滅多にありませんが、確か、ある程度の金額になると入札できる最小限の金額が規定されているかと思います。が、時折、「1円」上乗せした価格で落札されるケースが見受けられ、悲しく思っています。いや、もっと高値で売りたかったということではなく、次点になってしまった入札者の歯がゆい気持ちがよく分かるからです。(という私も、それで逃したことが何度かありますから。) ということで、今後、そのような形で落札された場合には、私の方で次点繰り上げを行ないます。その報復で私に「悪い」評価をされても一向にかまいませんので。

・楽器の説明追加ではありませんけど、ここで改めて私のスタンスを表明しておきます。

今回の出品(ラッシュ)について、知人その他(笑)から電話、メールその他での連絡・問い合わせ・諫言がありました。

青少年時代、お金がなくって欲しいギターがあっても指をくわえて見ているだけだったということの反動で、そしてインターネットの普及によって情報が容易に得られることも手伝って、一時期は三桁の数のギター、ベースを収集しました。中には、シンコーミュージックさんのムック本の原稿を書くために入手したものもありました。

ですが、楽器は増えても私の手は2本から増えることはありません。(笑) その結果、入手してもちょこちょこと弾いて、そのまま死蔵ということになってしまいました...。本職は音楽とは無関係ですから、ギターを手にする時間もごく僅かです。そして、人生の残り時間も少なくなりつつあることを考えると、楽器たちに対して申し訳ない気持ちが湧いて来ました...。

私の手元で、弾かれることもなく眠り続けている楽器...。「カネは天下の回りもの」と言いますが、楽器も同じでしょう。私は、それなりの金額を払って「自分のモノにした」って思っていますけども、楽器の寿命は(ちゃんとケアしていれば)世紀をまたがるものだと思います。そういう意味では「支払った金額」というのは、(村上春樹っぽいけど)「自分が自由にできる時間」のための「賃借料」だとも思っています。

そういう意味で、オークションを異常なほどの低価格や「1円スタート」などで開始して注目を集めようとするのは、個人的には理解できないことです。それって、その楽器にも、そしてその製作者に対してもすごく失礼なことだもと思っています。(ま、思わないからそうするんでしょうし、それは出品者の勝手ですけどね。具体的には書きませんが、先日も1円スタートで集客し(笑)12万円(!)が最低落札価格となって誰も買わないままというケースを見かけました...。入札していた人の気持ちを思うと胸が痛みます...。)

と、そういうことをベースにしての開始価格です。(もし保管場所があったとしたら私自身、間違いなく買う価格です。(笑)) ですが、安いままなら、それはそれで構いません。私と違ってきっちりと弾いていただける(可能性がある)のならば、それが楽器にとって幸せなことだろう、ということで納得できますから。実際のところ、客観的に見て「高く買って安く売る」ということの繰り返しになって社会奉仕にいそしんでいるような心境でもありますが、数年前、とあるギターを入手した際に「遺品整理です」と知って、色々と思うことがあり、ま、それでもいいか、と思っています...。

以上、意味不明かもしれないことを書いて申し訳ありません。

・保管場所に困り機材処分のための出品で、この春までに少なくとも十本ほど処分する予定です。従いまして、落札された後は迅速にご対応願います。オークション終了後、48時間以内にご入金をお願いします...。<お金が早く欲しいわけではなく、早く発送したいからです。

(2017年 1月 21日 23時 04分 追加)
未回答の質問がありますが、1/21の23時の時点で最高入札の方から、間違えて入札したんで取り消してくださいという依頼内容です。

(2017年 1月 22日 21時 27分 追加)
昨夜に引き続き、入札の取り消し希望がありました。そこで三番目の方が最高入札になったと思いますが、終了までに更新がない場合には出品を取り消したいと思います。「変な操作をしている」とおもわれたりするのはイヤですから、仕切り直します。
 で、画像は以下の通り:
 で、ヤフオクに出した画像は、以下の通り:

 で、記録のために書いておくと「アクセス総数: 726 ウォッチリストに追加された数: 38」で、入札は14。開始価格はハードケース、送料込みで6000円。だけど10000円にて終了。これもボランティア活動。

(ここまで2017年01月31日)

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