とうとう真打ち登場だ...。って、このフレーズを使うのはAR550PWに次いで二回目なんだけれど。(爆)

 で、これまた入手の経緯は話せば長くなるのだけれど、知人の「つて」により、1982年製AR500AVを所有されている実に篤志ある方を紹介してもらって、その方から譲ってもらったものである...。
 550のところに書いたことでもあるが、私自身はAR550PWで不満に思った点があった。(いや、その個体のコンディションなどのことではなく、製品のスペック上、ということで。) それは、AR300などではフロント、リヤのピックアップがそれぞれ独立して3段階に切り替えられるトライサウンドスイッチがあるというのに、550においてはそれはフロント、リア一斉に(笑)切り替えてしまい、しかもそれはトライサウンドではなく、デュオサウンドスイッチだけ、ということだった...。確かにアクティブ回路の(強力な)3バンドEQでかなりの音作りはできるけれども、これにトライサウンド(しかも、フロント、ミックス、リヤのそれぞれが組み合わせられる!)がついていれば、もう向かうところ敵なし(意味不明)というほどの完璧さである。

 ついこないだ(って、3日前のことだが)とあるステージで550を使ったのだが、その時に演奏した曲を例に取ってみよう。(?)
 まずイントロ部分では、オーバードライブのかかった、パワーコード的なサウンドが必要だ。続いて歌のバックではアルペジオ。サビのバックでは小気味よいカッティング。そしてまた前奏と同じ音。再びクリーンサウンド2種類が続いて、そしてギターソロ。このギターソロも、できれば前奏とは異なった音で行きたいところである。果たしてこれだけの音をどのように使い分けるか...?
 ギターソロはハムバッキングのリヤ、カッティングはシングルでフロント、と行くとしたら、この切り替えは550ではワンモーションではできない。瞬時に(場所の離れた)ピックアップセレクタとデュオサウンドスイッチを切り替えなければならない。(ま、エフェクタ側で音色の操作はできないこともないけれど。だけど、ギター本体での音のバリエーションが豊富であれば、エフェクタ使用で、その倍数分の音が得られるのだ、理論上は。)

 ということで、550を入手したあとも一旦手放した300モデル、あるいは100モデルに手を出した(笑)のはそういうこともあったからであったのだ...。

 う〜ん、何だかこの500を所有する理由付けをしているみたいだなぁ...。(笑)


 ま、それはさておくとして、このギターも、とある理由により直接職場に送ってもらった。(笑) まだ真剣に弾いていないし調整もしていないが、事前に入手していた画像をアップしておきたい。
 まずは全景。
AR500-1  

それから、あんまり意味はないけれどもボディ部のアップ。
AR500-2  

ピックアップ部分。見てのとおり、ゴールドのカバー付き。だけどピックアップの間のトップに少し塗装のクラックが...。(元の所有者のお話だと、新品で購入し、しばらくは弾いたもののバンドをやめてからはずっと押し入れに入れっぱなしで、数年前に引っ張り出したらこういう状態になっていたそうで...。) ちなみに、画像で見ると「かなりの亀裂」のように見えるかもしれないけれど、実際はそんなにひどくない。(笑)
AR500-3  

 そして次はヘッド部。550同様、ロゴのインレイも見事だし、また木目もきれい〜。(ハカランダの板が貼られているんだったっけ。)
AR500-4  

 ちなみにバック。傷はそれほど多くない。かなり良いコンディション。
AR500-5  

 そしてお約束の(笑)ヘッド裏のシリアルナンバー。見ての通り。D825141ということです〜。
AR500-6  


 ネックの反りについて問題なしだと思われるが、フレットの浮きが若干出ている...。また、指板上に、う〜ん、何だか分からないけれどちょっと斑点っぽいものが...。カビかな...?(爆) フレットの浮きも含め、しばらく使って不満があるようだったらリペアに出すことになるかも...。

 ってことで、取り急ぎの御報告、そして画像のアップをしました〜!
(ここまで2002年10月09日)

 さて...。
 10月12日(土)は緊急を要する仕事がなく、「AR弾き較べ」をしようとのんびりと午後から職場に出向いた。学生会館の防音室(ロック部のスタジオ)で、自宅に置いていたAR300、職場の自室に置いてある100、500、そして550をガンガン弾いてみよう、って訳だ。

 と、ところが...。(笑) 土曜日は警備会社の自動管理で学生会館そのものが使えないのだった...。(ま、大学祭までは土曜も日曜も自治会役員が使用していたから開いていたのだけれど...。)

 ってことで、急遽、試奏会会場を変更。私の自室に。(笑) しかも、隣室には上司がいるため、アンプで大音量、って訳にはいかない...。仕方なくエフェクタを介し、ヘッドフォンでほそぼそとやるしかない...。(爆)

 とは言え、エフェクタはスルー(?)で、である。ここで較べたいのは生の音だからだ。で、4本のギターをスタンドに並べ、取っ換え引っ換えしながら弾き較べる。

 あ、まず補足・訂正しておかねばならないのはこの前書いた「フレットの浮き」について。
 500の弦高を少し下げたところ、「ビビリ」が発生してしまった、とのことを上で記したのだけれども、そして確かにフレットの浮きはあるんだけれど、「ビビリ」については他の原因があった...。リヤのピックアップがかなり高く調整されていて、(各弦のバランスを取る)マイナスのネジの頭部分に弦が触れていたのだった...。(爆)
 ちなみに「フレットの浮き」ということで言うと、100、並びに300は問題なし。500と550については若干のフレットの浮きがあるが、その程度では500の方が悪い。1弦のハイポジション(15フレット以上)は、僅かながらフレットと干渉しているみたい...。

 最初に各ギターの調整。調律は勿論、ピックアップの高さ、傾き具合、弦高をほぼ均一にする。同じ条件で較べないと意味がない。(って、そもそも較べることに意味があるのかどうか分からないが。(笑))
 ちなみに、私はいつもそうなんだけれどもヴォリュームもトーンも全開である。(「絞る=抵抗を入れる」ってことで、それこそ「抵抗感」がある、のだ...。)

 ってことで、唐突ながらここで4本勢ぞろい(笑)の画像を。見ての通り、左からAR100CS、AR300AV、AR500AV、AR550PWである:
ARs

 では、音の話を。まずはフロントPUの音。ハムの音ではなく、シングルコイルサウンドで。「恋を抱きしめよう」、ならびに「YES-NO」のバックのカッティングを題材(笑)として4本を弾き較べる...。

 おお...。こ、これは...!

 難しいぞ〜!! いや、ギターを弾くのが、ではなく、それぞれのギターの音の違いを表現することが、だ...。(前に、どこかで茶化して書いたけれど「粒立ちが揃っていて、立ち上がりが良いのに、ほっこりとサスティーンが残る」とかの的確そうで意味不明なことは書きたくないし...。(爆))

 あきらかに異質なのは550。このギターだけはピックアップカバーが外されているのだ。恐らくそのせいだろうと思われるが、一番元気がいい感じの音だ。同じピックアップであろう500の方よりも、若干出力が高いような気もする...。(やはりカバーのあるなしが影響しているのだろうなぁ...。) というか、550の場合は(この前、ARユーザーの掲示板でとある方が使ったフレーズを使えば、550の場合、少々音が「暴れる」感じ、である。一方、500はおとなしく、300は「上品」って感じ。100では「ちょっと病み上がりっぽい」感じ。(お〜い、意味不明だぞ〜!(笑))

 私の持っている4本のARではトライサウンドを装備しているのは300と500。他方、100と550はデュオサウンドである。したがって、次の比較はフロントのハムバッカーの音。
 良く知られているように、ハムの方が出力が高い、つまり音量が大きくなる訳だが、4本の中では100がその落差(?)が一番大きい。シリーズ(ま、シングルコイルっぽい音)とパラレル(通常のハムバッキング)とで、う〜ん、数字では表わしにくいが、体感的には2:3くらいの音量差があるみたい。(他の3本は、3:4くらいか...?←何だか適当に書いてるけれど。(笑))

 で、実はフロントピックアップの検証(?)だけで90分を要した...。(爆) 基本的に同じギターなんだから、その差異を聞き分けるのは私のような貧乏耳の持ち主には難しい...。弾いていて、どれもが「あ〜、歯切れの良い音じゃん〜!」と聞き惚れて(爆)しまって、取り立てて不満に思うこともなくって...。

 しかし...、改めて実感したのは「ARは重い...。」ということだ...。椅子に座って弾いていたんだけれども、ギターを持ち替えるたびに、「どっこいしょ。」(笑)と抱えて運びギタースタンドに立てかけて、そして次のギターを「よっこらしょ。」と抱え上げ、という具合...。
 最後にストラトキャスターのシングルコイルの音を確認しようとフェンダーメキシコのストラトキャスターを手にしたときにはあまりの軽さに驚いたくらいだ。(笑)

 で、フロント以外の、つまりセンターポジションでのフロント+リヤ、そしてリヤピックアップのみの場合というのも簡単ながらチェックしたけれども、「何と!」というほどの違いは私には感じられなかった...。(爆) ま、さっきも書いたように550だけは「あ、違う...。」と思ったけれども...。
 繰り返しになるけれど、やはりカバーのあるなしは確かに影響するようだ。だけどARのピックアップは元々パワフルであるから、カバーが着いていた方がまとまりのある、上品な音が得られるように(少なくとも私は)思う。

 ってことで、詳細なレポートを期待していた人もいるかもしれないが、ごめんなさい。何の参考にもならない報告で...。

 と言いながらも500のことをもう少し。(笑)

 う〜ん、やはりこの回路はいい...。(ToT) ま、何も泣かなくってもいいんだけれども。

 単純明快な書き方をすれば500の回路は300のそれにアクティブ3バンドイコライザーを付加したものである。300の回路では、フロント、リヤ単独でトライサウンドスイッチでそれぞれ3通り、つまり6通りの音色が選べ、そしてフロントリアミックスでは3の二乗、つまり9通りの音色、合計で15通りの(ピックアップの配列選択(?)による)音色が得られるのだが、それに加えて強力な3バンドイコライザーが加わるのだ...。ま、3バンドイコライザーの方はプリセットした後に演奏中にオンオフ以外に演奏中にいじることはないだろうけれども、オンにするだけで一挙に今の数と同じだけギター側で出せる音が増えるのだ。(つまり30通り)
 550の場合は(前にも書いたけれど)デュオサウンドであって、しかもフロントもリアも同時に統括してしまうため、僅か6通り。3バンドイコライザーを組み合わせても12通り...。
 う〜ん...。550は500の後継機種であるのだけれど、そして鈴木康博氏のアドバイスを受けて改良・開発されたモデルであるのに、どうしてこういうことになったのか...? 3バンドイコライザーの搭載により「トーンコントロールのパッシブ回路を外した」というのは頷けるけれども、どうしてトライサウンドスイッチを放棄したのか...?>誰か答えて〜。(笑)

 ま、実際のステージなどではエフェクタも使うわけだし、ギター本体での音の種類の多寡は問題にならないのかもしれないけれども、それでも個人的にはギター本体で出せる音のヴァリエーションは多い方がいいと思うんだけどなぁ...。(って、エレキギターの両雄(笑)、レスポールにしてもストラトキャスターにしても実に数少ない選択肢しかないのだけれど...。(あ、一応、トーンコントロールノブでの操作は除外しておいて。))

 あ、そうそう。上で書いた「トップのクラック」について。じっくり見てみたけれど、クラックの深さ(?)は1mmにも満たないようなもの。光の加減、もしくは見る角度からでは見逃してしまうほどのものだけれど、以下のように補修しました〜。
AR500BODY1

 え? どこにクラックがあるのか分からない?(笑) ええっとぉ、上の方の画像でははっきりと写っていたはずだけど、6弦と5弦の間なんだけれど...。
 ってことで、その部分だけを接写してみた(笑)のが次の画像。

AR500BODY1

ほんのうっすらと弦と並行する形で亀裂があるんだけれど、「三菱鉛筆株式会社」の茶色の水性マーカーで塗ってみました〜。(爆) で、正面から見ると、うん、まず分からないくらい。斜め45度くらいから見る、あるいは実際にそこを指でなぞってみると感知されるんだけれど、ま、いいか...。
 フレットの浮きが致命的になったりクラックが多数発生したらリペアに出そうっと。
(ここまで2002年10月14日)

 ということで(?)、しばらく職場の自室に置いていたが、自宅に持ち帰って300や100などと弾き較べたりしていたんだけれど、う〜ん、やはり「フレットの浮き」が気になる...。1弦の19フレットあたりからはちょっと「音詰まり」しているみたいだ...。そして何より(?)フレットが浮いていてネックを握るとフレットの先端(?)が手に当たってしまう...。>つまり、普通に弾いてスライド、その他のポジション移動をすると人さし指の親指側が擦れてガサガサになってしまうのだ...。
 もちろん弾けない訳じゃない。だけど、この違和感はとても気になる...。ついつい100や300の方に手が向いてしまう。
 だけど、今所有している中で一番気に入っているのはこのAR500なのだ...。来月開催される関西セッションにも、できればこの500で臨みたいところである。(ま、550もいいんだけれど、回路の面ではこの500、もしくはMC500の方が満足度が高い。)

 ということで、折しも(?)ギターに造詣の深いT氏と電話で話をした時に、「原宿の松下工房あたりは長年やっているし、それなりの定評が有るリペアをしてくれるのかなぁ。」という話になった。このリペアショップはAcoustic Guitar Magazine誌の広告でもかねてから気になっていた(?)存在である。
 もっとも、広島にも老舗の楽器店はあるんだけれども、電話で問い合わせたところ「うちでは簡単なリペアはしますが、フレット関係は外部に発注するんです。」とのことである...。
 ま、そういう訳で松下工房に電話で問い合わせ、少し相談に乗ってもらい、その応対の内容など、実に頼もしい感じがしたんでリペアを依頼することにした。時間的にも何週間もかかるということはないようだ。経費的(?)には、ま、それなりの金額(う〜ん、打ち替えとなると4万円くらい?)は必要なようだが、せっかくの500、背に腹は代えられないところである。ついでに全体的な調整、オーバーホールも頼むことにして、早速 、宅配便で急送した。

 ってことで、仕上がりが楽しみ〜!!
(ここまで2003年01月28日)

 まだギターは返送されていないんだけれど、進捗状況(?)を少し。

 上に書いたように、最初、電話で問い合わせをしてMさんという方と話をして、それで方向としては「フレット打ち変え、全体のオーバーホールを。」ということになっていた。で、発送したのが月曜の朝で、水曜の夜に松下工房から「ギター、届いているんですが、どういう依頼内容でしょうか?」と...。(爆)
 おいおい、Mさんとはじっくり話していたのに、また段ボール箱には手紙を添えていたのに...。一体どういうこと...?

 ま、それはもういいとして、電話を下さった方の見立て(?)によると「確かにフレットの浮きは発生しているけれども、ほとんど山は残って入るし、替える必要はないですよ〜。接着と削りあわせでバッチリですよぉ〜。」とのこと。
 う〜ん...、本当にそうなのか...? でも、専門家の目で見てそうなら、う〜ん、そうなんだろうなぁ...。
 ってことで「本当にそれだけで『バッチリ』になりますか?」、「ええ、間違いありませんよ。」というやり取りの後、それでは、フレットの打ち替えはしないで、補修・調整、そして全体のメンテナンス、ということで提示された見積額は2万円弱の金額。ま、5万円くらいは覚悟していたんだけれど、プロがそう言うんなら、ま、それでいいんだろうなぁ...。

 ってことで、恐らく1週間以内には到着する予定。再会が楽しみである。
(ここまで2003年02月01日)


 松下工房からは「それでは見積もりの金額を現金書留で送って下さい。作業に入っておきますから。」ということで、ま、手間がかかるけれどその通りにした。
 だが(?)、今朝、自宅に電話がかかって来たとのことを(たまたま自宅にいた娘から)聞き、「ふむ...? どうしたんかな...?」と思いつつ連絡をしてみると、「代金は確かに届きました。それで、作業を始めようとじっくりみてみたら、これはフレット交換をしないとダメですね。」(爆)

 おいおい...! 話が全然違うじゃないか!! って、ことで、もうこの店には愛想が尽きた。「分かりました。では修理に入っていないんであれば、それはそのままにしておいて下さい。知人に頼んで引き取ってもらいますから。」と告げ、その店には頼まないことに決めた。(爆)
 
 やれやれ...。
(ここまで2003年02月03日)

 さて、このAR500AV、「送ったまんまで一体どうなったのか? 無事なのか?」との質問のメールが相次いで届けられ、やっと更新をしよう、ってことである。(あ、そういうメールは一通も来てません、はい。<なら書くなよ、オレ...。)

 ということで(?)話は5カ月前に遡り、今年2月上旬に時を戻す。

 (はっきり店名を書いちゃっていますが(爆))松下工房のずさんな応対に業を煮やした私は、すぐに上記の「知人」、つまり横浜のSTさんに連絡を取り、事情を説明し、ギターを店から引き取ってしかるべき(?)ショップで依頼して欲しいと(またまた厚かましくも)お願いした私であった。
 ST氏は喜んでその役目を引き受けて下さり、そうして、「やはりARならフジゲンさんがいいでしょう。」ということで、池袋にあるフジゲンカスタムショップでのリペアを提案してくれた。
 ただ(?)時は関西セッション間近でその練習、そして休日でも出張の多いSTさんであるから今度の(って、2月の15日開催(笑))セッションでは500を使用するのはやめて、550PWを使うことにして、STさんにはくれぐれも時間のある時でいいっすよ〜、とお願いする。

 と、STさんは、「人様の大切なギターですから、まずは自分が持っているAR300を実験台としてリペアに出して、その具合で500の方も出すかどうかを決めます。」とのこと...。(ううっ...、何という心配り...。(ToT))

 そして3月の半ば過ぎ、STさんから連絡が入った。かいつまんで書くと「AR300AV、フレットの矯正、ラウンドエッジ加工をしてもらい引き取って来ました。弾くことに関しては全く問題がなくなりました。フレットの両端が指板にめり込むようにくっついていて、フレットの端っこを丸くしてもらったこともあって引っ掛かりは皆無で、スムーズになりました。ついでにフレットファイリングもしてくれたようでビブラートもスムーズです。」とのこと。

 おお〜!!

 ただ(?)、指板の脇のセルバインディングも作業のためか、若干削れたりもするんのですが、とも書かれてあったが、私は見た目よりも弾きやすさの方を優先したいから大丈夫(?)だ。

 ということで、「では、是非是非、フジゲンさんに頼んで下さいな〜!」とSTさんに重ねてお願いし、リペアを敢行!(笑)

 そうして...。帰ってきましたよっ、AR500AV!!

 段ボール箱を丁寧に梱包し、緩衝材もふんだんに使って、そしてハードケースの中にもたくさんのギタークロス等でギター本体を保護してくれたSTさんのご配慮に改めて感動しつつギターを取り出してみる...。

 おおお〜、こ、これはっ...!! う〜ん、実に弾きやすいっ! STさんも書かれていたけれど、弦の引っ掛かりの心配もなく、ポジション移動も軽やか。ハイフレットでの音詰まりもない。あとはこれを弾きこなす腕だけだ。<いつも最後はこれに行き着く。(笑)

 しかも修理代金は松下工房宛てに送った金額の4分の3程度! 安いっ!! これなら他にもフレットの浮きが発生している550PW、その他(笑)も送って直してもらおうか、という気さえ起きてくる...。<って、まだ何もしてないけれど。

 ってことで、5月下旬に無事に、というか、より立派な姿になって(笑)AR500AVは私の手元に戻ってきたのだった...。以来、私の方ではバンドを組んだりして、その練習時にはおおいに活躍してくれているのである〜。<STさん、ほんとにありがとぉ〜っ!!

 さて(?)ここで、「一体、どういう風にフレットがなったのか?」と気になる方のために画像を幾つか用意した。「百聞は一見に如かず」ってことで、まぁ、見てね。(笑)>サイズが大きいと思うけれど、我慢、我慢



 ちなみに、フレットのエッジ(ま、端っこ)の処理に注意して欲しいところ。また、下の画像はカメラを近づけすぎたため、ネックが湾曲しているように見えるけれど、あくまでそれはレンズのせいですよ〜。(笑)


(ここまで2003年07月26日)
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