RS600

 さてさて...。つい先日、SGのダブルネックを買ったばかりであるが、その購入のいきさつを賢明な読者諸君は覚えていることだろう。(<偉そうな書き方だ...。(笑))

 そう、(<何が「そう」なんだか...。(笑))実は「手ごろなベースギターはないかなぁ....。」と物色しに行った、のであった。

 だが、その店にはこれといったベースはなかった。って、ベース初心者である私が抱いていたのは難しい注文ではなく、ま、それなりのメーカー(ヤマハ、イバニーズ、フェルナンデス、アリアプロIIあたり)の、ま、できればプレジションやジャズベースなどの大きなベースのコピーではなく、オリジナルの細身の、できればネックの指板はローズウッドで、フレット数もせめて21、できれば24フレット、回路としては別にパッシブでも
アクティブでもどちらでもいい、そして色はナチュラル以外で、という実に単純なものだった。価格については、ま、安いほうがいいけれども、あまりに安すぎるとジャンクって感じで恐いし、かといって数万円も出したくはないぞ、というところである。

 想像に難くないと思うけれど、ヤフーオークションのベースのページもよく観察し、「おお...。これならば納得できる仕様、価格だ!」と思うものがあると入札もしたが、終了間際にかっさらわれてしまう、ということが数回続いた。
 
 しかし、オークション、ってのは(ま、すでに何回も経験はあるんだけれど)どうしても不安が拭えない部分もあるし、せっかく安く買っても振込料、送料などでプラス2000円くらいというのも必要なことが多い。また、最近では(オークションの有料化にともなって)「システム使用料の3%の御負担をお願いします。」という、実にけしからん(笑)の出品も多い。また、お店ならともかく「消費税5%、頂きます。」なんて書いている個人出品者もいたりする...。

 ということで、オークションはあきらめ、自分の足で探して見つけようかぁ〜、と思い、何軒か中古楽器を扱っている店を訪ねてみた。5軒まわったのだが、その中には、ヤマハの古いプレジションタイプ、しかもナットが割れているもので「おお...。重そうだけれど、これは格安かも!」と思わせるものがあった。だが、値札がついていない。
 で、店員さんを呼び、値段を尋ねてみる。呼ばれてやってきたのはまだ20歳代の何も知らなさそうな女性。鼻にかかった甘ったれた声で「そぉですねぇ〜〜。う〜ん、これはぁ〜、18,000円ですねぇ〜〜。」と...。おいおい...、私は3,000円くらいなのかと思っていたぞ...。(爆)

 ま、話がいつまでたっても本題に入らないんで、もう購入のことはさておくことにしよう。

 で、イバニーズのベースだ。モデル名は「SR600」。イバニーズのベースの詳細は知らないけれども、ヘッド裏にはシリアルナンバー、そして「MADE IN JAPAN」とあったんで、ま、大きなハズレではないだろうと思って購入したものである。
 色は見ての通り、「PW」。つまり「パールホワイト」と言いたいところだけれど(笑)、どうなんだろ、やっぱり「ポーラーホワイト」なのかな...?
 シリアルはF00から始まっているのだが、う〜ん、これは「1990年6月」ということかもしれないし、2000年なのかもしれない。ただ、色の変色具合いは私の所有する「1983年製AR550PW」ほどではないけれども、クリームがかったものに日焼けした感じ...。「3年前のもの」と言われると、ちょっと信じられないんで、恐らくは1990年製だろうなぁ〜...。(確信はありません、はい。)

 ボディは、ま、小振りで抱えてもさして重くない。ネックも細身で扱いやすそう。音はまだチェックしていないけれど、普通のベースの音がすることだろう、きっと。(意味不明)
(ここまで2003年05月01日)

 で、職場の自室に持ち込んであるピグノーズのアンプに繋いで鳴らしてみた。ま、ちゃんと音は出るし、コントロール系も大丈夫。あとはちゃんと弾きこなす腕が必要なだけだ。(笑)

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