YAMAHA RGX-421D




 ってことで、完全に衝動買いのギターだ。(爆) 山口に出張に出かけた際にハードオフの「ジャンク品コーナー」に転がっていたギターだ。

 そのコーナーには何本か無名メーカーのものも含めて置かれていたんだけれど、このギターが「一番、マシ」という状態だったため、税抜き価格3,000円ということもあって即、ゲット。
 ジャンクの理由として「トレモロユニット故障」、「ボリューム、ガリ多発。鳴らないこともある。」(笑)という説明が値札には書かれていたが、フローティングタイプのフロイドローズ(ライセンス)のものの仕組みを知りたかったということもあって購入した次第である。

 って、このギターにしてもいずれ「私を通り過ぎていったギター達」のコーナーに送り込まれることになると思う。(爆)

 で、持ち帰ったときには、これまたえらく汚れていて薄汚い感じさえしていたが、丁寧に雑巾掛け(爆)をしたりポリッシュで磨いたりして何とか「触っても気持ち悪くならない」程度になった。(笑) 
 そしてヒマを見てはトレモロユニットの仕組みを調べながら(笑)調整を施す。腐ったような(笑)弦がついていたんで交換しようとしたら、トレモロがバネのせいで沈み込み(笑)、苦心しながらなんとか弦を張る。<しかし、ボールエンドを切った後に弦を固定するための小さなブロックピースが欠品だったりして...。

 う〜む...。フローティングタイプとしては(スタインバーガーライセンス(笑)の)ホーナーのギターを持っているが、あれとは比べ物にならないくらいチューニングが大変だ...。しかもブリッジの高さ(?)とは別個に(?)ユニットの「浮きの角度」で弦高が変わってしまうということで、これまたすごく苦労してしまう。

 いい勉強になった...。よし、二度とこのタイプのギターには手を出さないぞ。(爆)

 あ、肝心の音だけれど、決して良くはないが、メチャクチャ悪くもない。(笑) このモデル名からすると、恐らく定価は5万円ってところだと思う。(現行のRGXの420モデルは5万円らしい。) 確かにガリが出たり、音が鳴らなかったりしたが接点復活剤をスプレーしたらあっさりと直った。

 ま、軽いし、それなりに傷もついていて気軽に弾くのにはもってこいのギターだと思う。 
(2003年07月26日)

 さて、このギターも、数日前、私の手元を予告通り離れていった。(笑) ま、ちっともさみしくないけれど。(爆)

 上の方でいかにも転売するようなことを書いているが、そして実際に転売したのだけれども、だからといって「ギターを転がして金儲けをした」のではない。むしろその逆だ。(って、ARでも似たようなことをしましたが。(爆))
 実は(?)、今回、娘の同級生(高校1年生)の男子生徒がエレキギターを買いたがっている、ということで、そのために仕入れたものだったのだ。(笑)>どうやら娘が「うちの父さんはエレキギターをたくさん持っている。家にあるだけでも10本くらいで、職場の部屋にはまだ隠し持っているみたい。」というようなことを友達に言ったらしい。(笑)

 ってことで、ボロボロだったギターだけれど私の献身的な努力により見事に生き返り(笑)、弦は新品に張り替え、欠品だったブリッジのロック部品、トレモロアームをヤマハから取り寄せ、また古いけれどもまだまだ使えるソフトケース、ノーブランドの新品ストラップ、これだけつけてたったの5,000円という、超良心的価格。原価割れも甚だしいところであるが、娘の同級生から「ぼったくる」訳にも行くまい。(笑)

 娘から伝え聞いたところでは「これ、とっても弾きやすい! よぉ〜し、バリバリ練習するぞ!」と喜んでいたそうである...。めでたし、めでたし、である...。(笑)
(2003年08月06日)
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