MONTANO NO.400




 う〜む、このギター、実は購入の予定はなくって(笑)、ただただ「おお、MONTANOギターか!」ということで買ったものだ。(意味不明)

 ま、このあたりのことを説明しても意味はないんだけれど、MONTANOギターと言えば、国産のものとしては結構、古いものになる。「え? そんな名前聞いたことないよ。」って人も多いはずだが、これは1960年代前半から半ば頃、いわゆる「カレッジフォーク」時代には有名だったメーカーである。
 正確には(?)、「高峰楽器製作所」、つまり現在では泣く子も黙る(意味不明)世界に名だたる「TAKAMINE」のギターなのだ〜っ!!



 で、実を言うと(?)、ヤマハのエレガットに替わるような、程度のいいエレガットはないかなぁ〜、と思いつつヤフーオークションのクラシックギターのページを眺めていたときに「MONTANO クラシックギター No400 ジャンク品」というタイトルで入札者はゼロというのが目に留まったのだった。

 「ほほぉ〜、MONTANOとは珍しい...。ま、ジャンク品ってことだけど、これは安い! ま、入札してみようか。」と、遊び半分で入札したところ、他に競合者は出ず、そのまま、落札してしまった。

 で、出品者のコメントを再掲しておくと:
外観は全体的にキズ・サビがあり使用感があります。
その他にぺグ全体が曲がった状態です。
本体のチェックはネックは順反りで弦高は7mmになっています。
シリアルナンバーなし、画像以外の付属品は一切ありません。
本体はぺグに不具合がある為、ジャンク品とします。
どなたか修理の可能な方、もしくは部品取りとしていかがですか?


 ま、そういう訳で、実際に届いたギター、本体そのものは40年近く前のものとは思えないほどきれいな状態。ただし、確かにネックは反っていて(笑)、12フレット上の弦高は(フレットの真上から測っても)8ミリほどはある...。ま、ノークレームで、ということもあったんで、送り返したりはしなかったが。

 ということで、実に丁寧に梱包されて届けられたものの、今の時点ではリペアも難しく(笑)、そのまま放置している...。
 
 あ、ちなみに(?)このギター、フレットに(当時の流儀に従って、ヤマハのダイナミックギターのように)ポジションマークがあるけれども、果たして「鉄弦ギター」として使えるかどうかは不明である。
(2003年09月11日)
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