K. Yairi CE-1

CE-1


 またまた腕組み状態の私である...。エレガットを手に入れてしまったぞ...。(爆)

 色々と理由というか言い訳を並べることもできるのだが、あっさりと書くと:
・ガットギターが好きだから。(笑)>一番、馴染みがあるし弾いていて落ち着く。
・エレガットを含め、ガット弦の張れるギターは6本持っているが、それぞれに難あり。
・山弦の二人が同じモデルを持っているから。(笑)<正確にはちょっと違ったモデルみたいだけど。

 エレガットということでは、確かにヤマハのAPXシリーズの、それなりの価格のモデルを持っているけれども、それはネックが細く、通常のガットギターで練習した後だと弾きづらいと感じさえするほどなのだ。<あ〜、ギターのことで文句や泣き言は言わないようにしているのに。(笑)

 最近、山弦をきっかけとしてアコースティックに戻り、さらにはクラシックギターの曲に回帰(笑)している私なんで、自宅でもガット弦のギターを弾くことが多い。適当に比率を書くと、クラシック:アコースティック:エレキの順で7:2:1くらいである。(笑)
 
 で、家ではダイナミックギターにガット弦を張ったもの、職場では(笑)アストリアスの前身のMEIKO A-6モデルを弾いている訳だが、共に、う〜ん、それまでアコースティック、あるいはエレキを中心に弾いていたためか、どうも違和感が残る...。ネックの幅はクラシックギターと同じで、もう少し肉厚の薄いものがあればいいんだが...。ヤマハのAPXは薄いけれど(さっきも書いたように)幅がエレキやアコースティックとほとんど同じであり、ポジション移動の激しい、さらにアクロバット的な左手の運指・ポジションには不向きな部分もある...。(慣れの問題と言ってしまえば確かにそうなんだけれども。(笑)>それに何と言っても「腕」の問題が一番ではあるが。)

 とにかく、そういう訳でこのK.YairiのCE-1を入手した訳だ。<ちょっと開き直っている。(笑)

 さて、お待ちかね、恒例の、オークション出品時の商品の紹介・説明、そしてQ&Aの内容を(出品者の了承を得て)ここに再掲だぁ〜っ(笑):
(極く一部、文字やスペースを変えたりしていますが、内容はそのまま、です)

---以下、再掲--- 
ヤイリのエレガットCE-1です。トップ/スプルース、サイド、バック/ローズウッド、指板/エボニーです。弦高12フレット上で6弦約3.2ミリ、1弦約2.9ミリぐらいでしょうか。また、ナット幅はクラシックタイプで52ミリですが、薄めで大変弾きやすいです。ネックのそり、電気系統、異常なし。画像ではわかりにくいですが、全体的にきれいです。トップに小さくて浅い打痕が2,3カ所ネック裏に2カ所ありますので神経質な方は入札ご遠慮ください。写真のYAIRI製ハードケースが付属します。ボディが薄めのため若干遊びがあります。その他出来るだけ質問には答えますのでよろしくお願いします。

質問 1:はじめまして! 定価どれくらいのモデルでしょうか。よろしくお願いいたします!
答え:ご質問ありがとうございます。現在、定価ギター本体のみで10万円で販売されている商品です。ケースは定価には含まれません。

質問 2:失礼します。ボディの色ですが実物は写真よりもう少し黄色い感じですか?
答え:ご質問ありがとうございます。ボディの色ですが、かなり画像に近い感じだとは思います。よく見られるようなオーソドックスなスプルーストップのクラシックギターの色ですね。あめ色というか黄色っぽくはあります。

質問 3:PUシステムについてお尋ねします。 どのようなシステムで、また、本体にコントローラー等付いているのでしょうか。
答え:ご質問ありがとうございます。PUシステムはヤイリオリジナルのピエゾタイプがセットされています。もちろんコントロールもボリューム、トレブル、ベースの3コントロールでボディサイドにプッシュ/プル方式できれいに突起せず格納できるようになっています。ボディ加工が最小限に抑えられているので生音への影響も微少となっているようです。もちろんコントロールのガリ等もなく良好です。9Vバッテリーがサウンドホール内にセットされており簡単に交換もできます。

質問 4:質問します、ネックの反りを直すトラスロッドは入っていませんか?
答え:ご質問ありがとうございます。トラスロッドはありませんがご心配されているネックの反りもありません。

質問 5:はじめまして、ボディの厚さは普通のクラシックと同じですか?
答え:ご質問ありがとうございます。ボディの厚さですが、もっとも厚みのあるところで約84ミリぐらいで通常のクラシックギターよりも薄めとなっています。

質問 6:すみません、もうちょっと質問ですが。 このギターは単板ですか?
答え:ご質問ありがとうございます。ボディトップのみ単板でサイド、バックは合板です。
---以上、再掲---
 
 それから出品時の画像、あと2枚は以下のもの:

CE-1

CE-1

 ってことで、いつものように配達日時指定をつけてもらったうえで職場宛てに送ってもらい、そして伝票番号(問い合わせ番号)を教えて頂いて、ころ合いを見計らって(笑)営業所に受け取りに行った。

 そわそわ、いそいそと、そして人目を忍んで(爆)職場の部屋に持ち込み、もどかしい思いで梱包をほどく。

 おお〜...、これはとても奇麗なギターだ...。指板のエボニーなど、光っているぞ...。<いや、発光しているということではなくて、反射で、である。(笑)
 商品の説明にあるように若干の打ち傷はついているものの、傷だらけのダイナミックギターを日頃弾いている私には気にならないレベルだ。
 う〜ん、それにしても、実に奇麗に手入れされているなぁ...。
 これまでの経験では埃まみれのギター、どう見てもポリッシュなどかけていませ〜ん、って感じのギターが届くことが多く、気持ち良く使えるまでに手入れで数時間かかったりしたものだが、これは、即、使えるような奇麗な状態である...。ハードケースの中の緩衝材にしても出品者の心配りが実によく分かる。

 肝心の音についてだが、語彙が貧弱なため、省略し、「これはいいっ!」とだけ述べておこう。(笑) で、ネックは思っていた以上に薄く、とても弾きやすいけれど、これに慣れてしまうと他のクラシックギターは丸太を握っているような感じになってしまいそうで、ある意味、怖い。(笑)
 ちなみに、これは1995年製。かの山弦のオフィシャルスコア『山スコ』の15ページに小倉氏の所有する1992年製のCE-62、そして佐橋氏の(年式不明の)CE-1が掲載されているのだけれど、ピックアップコントロールなど、若干の仕様の違いはある。

 まだアンプには繋いでいないけれど、生音も十分な響き、音色のギターだ。よぉ〜し、どんどん弾くぞ!!
(ここまで2003年12月05日)
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