1983IBANEZ AR300MS


 う〜む...。今年の新年の誓いとして「もうギターは買わないようにしよう」と思ったのは、うん、ウソじゃない。(爆)

 だが、すでにこの2週間で3本増えてしまった...。

 で、そのうちの一つが、この1984年製AR300MSだ。

 これもまたヤフーオークションで「★Ibanez★アイバニーズ★AR-300★レアカラー!!★」というタイトルで出品されていたものだが、それを知った当初(?)は、特に入手したいと思ったわけではなかった。(笑)
 出品されている方の説明を見てもそれなりのコンディションであるとのことだし...。確かにAR300としてはレアなカラーのモデルではあるけれども...。

 と言いつつも(笑)、数日後、ふと偶然に(笑)「あ、そう言えば、あれ、いくらで落ちたのかなぁ?」と思ってページを開いたら、何と終了2分前! しかも「え、まだ、この程度?」というような価格...。

 う〜む...。色んな思いが頭の中を駆け巡る。>詳しく書くと50行以上になりそうなんだが、割愛。

 で、「よぉ〜しぃ〜!」と俄然張り切ってしまい、入札&落札。

 「あ〜、またやっちまっただよ...。」とネコに向かって呟く私だった...。

 ま、それはともかく、今回もまた出品された方の了承を得て、オークション時の画像と説明を転載させてもらうと:
---以下、転載---
★IbanezAR-300"Artist"E.Guitar(ジャンク)です。★

☆写真のハードケースもお付けします☆

10年以上前に中古で入手しました。
前所有者さんがバリバリ弾いていたようで、入手時から既に年季が入っておりました。

色は外周が黒で、中の方が青です。
"Ibanezのルカサーカラーで限定モノ"みたいなことをきいたことがあります。

どうもピックガードがないと弾きにくかったので、レスポール用のを加工して自分で取り付けました。
...が、ネック側のネジを締めたときにボディの塗装面を少し割ってしまい、ピックガードは強引に両面テープでくっつけてある状態です。(若気の至りです...)

ピックガード上のネジの下にも上から押さえられた時に付いてしまったようなヘコミキズがあります。

リアピックアップとブリッジの間にネジ穴の後のようなモノが1ヶ所あります。
(ギターシンセ用のPUを取り付けようとして途中でやめた感じです。)

ボディ後ろのカバーがありません。
このあたりにもネジ穴の後のようなモノが1ヶ所あります。
他にも細かいキズが多数あり、決して美品とは言えないと思います。

もともとはゴールドパーツだったようですが、
くすんでいたり、ほとんどシルバーのようになったりしています。

音の方ですが、ボリュームとトーンにほんの少しガリが発生しています。
「ザザッ」という耳障りなモノではなく、「シュシュッ」というような感じです。
ピックアップセレクターが壊れてしまっているようです。
チェック中、突然音が出たり出なくなったりしてしまいました。
そんなわけで、タップスイッチのチェックができませんでした。

ネックの反りは現在はないようです。
フレットは部分的にだいぶ減っていますので、
ファイリング、もしくは打ち換えが必要だと思います。

以上のような状態ですので、ジャンク商品として出品いたします。
この点をご理解いただき、完全ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。

出品は、ギター本体とハードケースのみです。
取説、調整用工具、ストラップ等はつきません。

お支払いは銀行振り込みかYahoo!ペイメントになります。
楽器というデリケートなものですので、できれば手渡しを希望します。
遠方の場合、発送はクロネコヤマトの送料着払いになります。

お約束のフレーズですが、あくまで実際に使用していた中古品ですので、
その点をご理解いただき、ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
落札手数料(3%)は当方で負担いたしますが、落札者様のご都合による
キャンセルにつきましては、落札手数料と出品の際にかかった料金を
ご請求させていただきますのであらかじめご了承願います。

それでは、よろしくお願いいたします。
---以上、転載---

 ということで、添付されていた画像は以下の3枚。(3枚だけれど、いくつもの画像を組み合わせ、しかも傷の個所を明瞭に表示して下さっている良心的で丁寧なもの。)



 そして昨日、宅配便の営業所に届いたことを確認し、引き取りに。(笑)
 実際に現品を目にして、手にしてみると、うむ、これは予想していたよりも良いコンディション...。>ま、ピックガード(並びにそれに伴う穴だとか、塗装の欠け)については悲しいことは悲しいことだけれど...。
 ちなみにシリアルナンバーはL83ということで、83年末の出荷予定のモノ。となると、やっぱり私の350プロトも同じような時期なのかなぁ...。(例のRS1010SLのフィニッシュなどを考えても1983年の秋以降なのかなぁとは思っていた。多分、それまでにはこの「マリンサンバースト」のフィニッシュのものはイバニーズにはなかったと思う、良く知らないけれど。)

 ということで、取り敢えずは入手したことだけ、報告。
(ここまで2004年01月16日)

 さてさて、入手した週の土曜日、少し時間が取れて、じっくりと検分。(笑) フレットの減りは確かに感知されるが、ほとんどがローポジションであって、私にはあまり関係ないところ。特に音のビビリや詰まりがあるようではない。
 ピックアップに関しては、セレクタの調子が今一つで、特にフロントは鳴ったり鳴らなかったりという状況だが、オーディオ用の接点復活剤スプレーを軽く吹いたところ、あっさりと問題は解消。

 だが、う〜む...。トップの塗装の「欠け」はなかなか悲しい...。直径1.5センチくらいに亀裂が入り、その中央にはネジ穴が、そして左半分は塗装が剥がれている...。>ま、上の画像でも分かると思うが。
 私の手元に届いたときには「ピックガード」が装着されていたのだが、もちろん、これはすぐに撤去。(笑) で、出品者の書かれていた通り「ネック側のネジを締めたときにボディの塗装面を少し割ってしまい、ピックガードは強引に両面テープでくっつけてある状態」だったわけだが、ピックガードの裏面、なかなか強力な両面テープに、「塗装のかけら」が残っていることに気づき、一条の光明が!

 で、そのかけらというのは下の画像の通り:(正確ではないけれど、1.5倍くらいに拡大した画像)



 ふ〜む...。ま、上の画像では分からないだろうけれども、塗装の厚さは1ミリ弱だ...。で、その色合いは(ボディの端っこということもあって)ほとんど「黒」と言っていいような感じ。
 ということで、塗装の剥がれたところにこれらの「かけら」を組み合わせて嵌め込んでみると、完全にぴったり、という訳には行かないが、そして中央のネジ穴は隠せないけれども、それなりに、例えば1メートルくらい離れて眺めれば気づかないかもしれない、というような状態になる...。
 ってことで、瞬間接着剤を使い、これら3つのピースを固定。残るは、ネジ穴の部分...。(ま、ネジ穴という点では他にも3個所あるんだけれど。(笑))

 う〜ん、どうしたものか...。と、しばし悩み、そしてそれぞれ5〜8ミリ程の深さであることを確認し、爪楊枝の先端を切り取り、埋めることを決心し、そして、即実行。(爆)

 そして、それぞれ、ネジ穴の部分は塗装がなくなっている(<当たり前だが。)ため、これらについては、ストラトプラスで使用した、かなり濃いネイビーの塗料(車の塗装補修用(爆))を使用することに。

 ま、塗装ということでは(?)、たとえ部分的であるにしても性急に進めてはならないということで、ぼちぼちと重ね塗りをしているところである。仕上がったら、また画像で報告するかも。(笑)
(ここまで2004年01月19日)
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