YAMAHA RGX421D(2)


 このギター、もうすぐ私の手を離れることになると思う。(爆)

 ってことで真剣に紹介する気にもならないのだが(笑)、先月末、山口県に営業に出かけたとき、たまたま立ち寄ったリサイクルショップで「ソフトケース、小型アンプつき、ジャンク品」として売りに出ていたモノである。しかも、その価格、2100円!!(爆)

 「あ、これ、10年ほど前のヤマハの廉価版の、あれ、だ...。」とすぐに分かったが、そして特に入手したいと思った訳でもないが(笑)、何と言っても2100円という価格は圧倒的だ!(意味不明)

 ま、本当にジャンクなら部品取りにすればいいし、ちゃんと鳴るなら、またロック部の学生に譲ったっていいんだし、ってことで即、ゲット!

 で、持ち帰って検分したところ、ガリが若干あって、汚れまくっていたものの、きちんとクリーニングしてセットアップ(?)したら、ちゃんとフロイドローズライセンスのトレモロユニットも使える。(ただしアームは欠品だったが。)

 以前、ま、下の方の「私を通り過ぎていったギター」の中に出ているこのモデルのところでは、この「フロイドローズライセンスのトレモロユニット」について(それまでフローティングのユニットを扱ったことがなかったために)調整に四苦八苦してしまい、もう二度と手を出さないぞ、とか言っているのだが、その後、幾つかそういったモデルを入手したため、大体のところは分かるようになった。

 ってことで、画像も用意していない。
(ここまで2004年06月13日)

 さて、偶然(?)、1994年発行のヤングギター誌を見ていたら、このRGX-421Dの広告画像が目に留まった。
 で、その広告にはRGXシリーズのギターが4モデル紹介されているが、この421Dは税抜き価格45,000円のエントリーモデル。
 と言いつつ(?)スペックとしては最悪ということはないようで、以下のような情報が広告の文面には載せられている:
 フロイドローズ・ライセンスのオリジナル・ロック式トレモロユニット、ダイレクトマウントPU、そしてボディ材にはアルダーを採用。進化を続けるハードロック・スタイルをサポートするために生まれてきたRGXには、クラスの常識をこえたスペックが、シリーズ全モデルに投入されている。

 ま、塗りつぶしの塗装だし、さしていい材木は使われていないだろうけれども...。

 ちなみに、この頃のギター、どうやら(IbanezのRGシリーズもそうだけれど)疑似ストラトタイプのHSHのモノが主流であったようである。
(ここまで2004年06月17日 追記)

 更新し忘れていたけれど、このギター、結局、買値のままでアンプ付きでロック部の学生に譲りました、はい。(笑)
 で、こういうことを書くと恩着せがましい(笑)けれども、確かに上級モデルでもなんでもないけれども、ヤマハのエレキギターが、いくら中古とはいえ、ちゃんと使えるギターが、そしていくらしょぼくても(爆)小型のアンプがついて2千円ちょっとで、ってのは、う〜ん、確かに僥倖であると思う...。(笑) 私の若かった頃(爆)なんて、ほんと、インターネットのオークションもないし、ハードオフなどのような店舗もないし、きちんとしたギターを手に入れようとしたらどんなに安くても2〜3万円は覚悟しなきゃいけなかったような気がする...。
 それに(?)、エフェクタにしてもそうだ。ま、こんな比較をしても意味はないけれども、今なら数千円でオークションでマルチエフェクタが入手できるが、1980年前後で、それと同じようなエフェクトをかけるとしたら、単体のコンパクトエフェクタが十数個、価格にしても10万円前後はかかったのではなかろうか...。
 そういうことを思うと、今、ギターを始めようとしている人たちって、ものすご〜く恵まれていると思う次第である...。
(ここまで2005年12月25日 追記)
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