GEMSON WX-250


 さて、また意味不明な買い物をしてしまった・・・。ま、実際、ここの部屋に紹介はしていないけれどもTUNEや、アリアプロIIのベースなどをはじめとしてまだ隠し持っているものはあるんだが・・・。(笑)

 で、このギターのことを知っているという人は、う〜ん、どうなんだろ、いるんだろうか・・・?(笑)

 ま、往々にして昔(って、1970年代から1980年代までかな?)は、いみじくも(笑)Japan Vintage Vol. 4 にも記されているように、「G」で始まって「n」で終わる名前のギターというのは、うん、確かに複数存在していた。ま、それがどういうことなのかはおいといて。(笑)

 で、つい先日、とある人が往年のキャッツアイのアコースティックギターを入手したということを聞いて、「ほぉ〜。TOKAIのアコースティックギターかぁ〜・・・。いやぁ、昔から評価は高かったけれども、さすがにいい音がするんだろうなぁ〜。」と思い、久しぶりにオークションのギター>アコースティックというコーナーを眺めたりした。

 すると、これまた書くまでもないことだが、マーティンはもとより、ギブソン、ヤマハ、モーリスなどなど、実にたくさん並んでいる。こういうのを見るとついついあれもこれも見てしまって、「ほっほぉ〜!! ***が**万円なのかぁ!!」などと一人で盛り上がったりして時間が過ぎ去って行く訳だ、これが!(<力む必要なし。)

 そうしているうちに(?)、「あ、そう言えば、アコースティックギター用のハードケース、ちょっと足りないなぁ・・・。古くてもいいから安いのないかなぁ。」などと思って、そして「ギター > アコースティック > ケース」を眺めていたら、「フォークギター用ケースとおまけのギターとetcセット」という出品が目に留まった。(笑)
 普通に考えれば、ギターが本体で(?)そのおまけとしてソフトケース、ハードケースがついている、って感じであるが、これはその逆である・・・。(笑)

 ま、価格もそんなに高くないし、入札者もいないし、ってことでスタート価格で入札。ま、競合者が現れて値段が上がったら、それはその時。縁がなかったということだ。どうせすっぱいケースさ。(意味不明)

 ところが、何と、競合者は出ずにあっさりと落札・・・。

 という、実に他愛ないいきさつ(?)で入手してしまったわけである。落札したのが日曜(2004年7月18日)で、とんとんと手続きは進み、火曜日の午前中にはもう私の手元に届いていたという、実にスピーディな展開。

 で、職場に持ち込み(笑)、現物を確認したところ、う〜ん、どうなんだろう・・・。このギター、それなりの古さ(恐らくは1980年代くらいか・・・?)であるけれども、結構ちゃんとしたシロモノである。「Gemson」なんて聞いたことのないメーカー(というか、モデル名)であるけれども、大雑把にチューニングをしたところ、うん、決してどうしようもない音なんてことはないような・・・。

 さて、例によって(笑)、出品時の説明をここに再掲しておきたい:
---以下、引用---
フォークギター用ケースとおまけのギターとetcセットです。ケースは別段汚くも超美品でもありません。ギターは、Gemson WX250 Made in Japanと書いております。おまけと書いたのは、ブリッジと言うのですか、そこに補修後があるからで(エポキシか?で接着をしているようです)普通に弾くのに支障は見受けられません。音はDタイプの普通の音ですかね。弦高は、6弦側で約4mm1弦側で約3mmぐらいです。まだ下げることは可能です。(サドルを削れば)弾き心地とフレット状況は良好です。と、ストラップ、カポ、ステンレスのスライドバーx2、カズーがおまけで付いています。あくまでも中古ですので了解の上ご入札下さい。クレーム等は、御勘弁下さい。送料を御負担下さい。ギターの天板は、さほど膨らんでおりません。
---以上、引用---

ということで、商品の画像として使われていた画像を再掲:

で、画像の通り、ハードケースは、そこそこのコンディション。まだまだ十分にケースとして使える状態。で、おまけのギターについても経年変化からか、かなり「乾いた」感じを受け、また、音の方も明るめの感じ。決して悪くはない音色。(かと言って、「いいぞ、これは!」ってこともない。(笑))  若干、ネックが順反り気味かなぁ。あ、それから書くまでもないが、これは「MADE IN JAPAN」のギターであり、型番からしても定価25,000だと思われる。

 ってことで、また、追って気づいたことなどあれば記載したいと思う。(と言いつつも、多分、更新しないと思う。(爆))
(ここまで2004年07月20日)

 「多分、更新しないと思う。」と書いているが、更新する。

 このギター、九州にいる旧友 N君に無償提供した。ま、Facebookで40年以上ぶりに再会し、そして「ギター、欲しい〜♪」とのことで、「じゃ、これでいい...?」ということで進呈することになった次第である。ま、入手以来、10年以上、ずっと弾くこともなく眠っていたギターだし...。

 ってことで、ほんと、すご〜く久しぶりに取り出し(発掘し(?))、そして綺麗にクリーニングし、弦を張る。ま、上でも書いているけれど、すごくいい音ではないけれども、十分に「あぁ、アコースティックギターだ。」(爆)と思える音。<ま、そうだろう。

 若干、フレットのエッジ部分の「浮き」が気になるところではあるが、指が傷ついて弾けない、なんてことはないレベル。

 ってことで、お別れの前に記念撮影。








 あ、このギターを受け取ったN君からは「弾きやすく、とても気に入りました。本当にありがとう。」との連絡が。

 ま、可愛がってやって欲しいところ、うんうん。
(ここまで2015年09月13日 追記)

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