Ibanez RG52


 あっさり書こうっと。(笑)

 さて、唐突であるが、私が自宅で(そして職場で)定期的に閲覧するWEBページというのは、自分のところ以外は全てギター、あるいは音楽関係である。その中のとある掲示板のスレッドに「今、手元に2万円あったら?」というのがあって、私は「新品ではあまりいいものは入手できないだろうから、オークションなどで1980年代中頃のIbanez社のRS(ロードスター)シリーズを買います。普通のであれば多分15000円くらいでしょうし。」というような返答をした。

 ま、上記の私の発言はこのコーナーのエレキギターのラインナップを見てもらえれば納得かと思う。もちろん、もともとの定価が10万円を超えるような高級機種やルカサーモデルは別であるが、そうではない中級クラスのRSなどは、その性能や造りの割には中古価格はこなれている。<ま、同時期の他の国産メーカーのもいいんだけれど。

 ってことで、そういうアドバイスをしたから、という訳ではないが、今回、そういったモデルをついつい買っちゃいました、はい。(爆)

 正確に書くと、これは「RoadStar II」とヘッドにはあるけれども、RGシリーズへと移行していく年代のもので、モデル名も「RG52」である。
 ま、先に画像を見てもらうのが良いだろうってことでオークション出品時のものに手を加えたものが以下の通り:





 出品者さんの説明は:「IBANEZ アイバニーズ ROADSTAR 2 (MADE IN JAPAN)です。商品の状態は、数箇所、傷と打痕があります。ストラップピンがV字になっています。付属にソフトケース、トレモロアームをお付けします。中古につきそれなりの使用感がありますので、ご理解のうえ、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。」

 ということであるが、これはくどいようだがヘッドの表記にも関わらず、RG52である。

 で、11月末に到着し、そして梱包を解いたところ、う〜ん、かなりの良いコンディションを保っている...。ま、説明の中にあるように確かに傷や打痕もあるけれども、極めて少なく、20年前のギターであることを考えると「ニア・ミント」と呼んでもいいかも、って感じである。

 当時のカタログの情報から一応記しておくと以下のようなスペック:
ボディ:バスウッド(トーン・チェンバー構造採用)
ネック:メイプル1ピース
指板:ローズウッド(バックはナチュラル・フィニッシュ)
マシンヘッド:スムーズチューナーミニII
ブリッジ:パワーロッカー・スペシャル・トレモロ・ユニット
PU:Super70×2
コントロール:1vol、1tone(リアPUはトーンノブ切り替えによるデュオサウンド搭載)

(ちなみに、1986年3月発行のカタログの10ページを参考にしたが、そのカタログでは、両ピックアップにデュオサウンドを搭載と記載されているが、恐らく間違いだろうと思われる。コントロールも、カタログの画像では「1vol、1tone」なのに、仕様説明の文面では「2vol、1tone」とか書かれてるし...。>どうみてもノブは2つしかないのに。)

 ってことで、まだアンプに繋いでいないんで音については置いといて。(爆) ま、また気が向いたら何か書くかも、ってことで。
(ここまで2005年12月11日)

 早速だけれど訂正というか...。
 今日、職場に行ってこのギターのシリアルナンバーを確認したところ、「L85****」ということで、1985年製ということで、そして1985年10月のカタログを見たところ、上に記したデュオサウンドについては、ちゃんと正しく書かれていた。>リアPUのみ、ってこと。

 だけど不思議なのは、このギターのネック裏には「RG50」というシールが貼られていること...。う〜ん、50であればS-S-Hのタイプなんだけれども...。
 それから、1985年10月のカタログの画像では、ストラップピンがブーメラン型のではなくってノーマルなものが写っているんだけれど、私の手元にあるものは違う...。ま、PUはいじっていないだろうけれど、ストラップピンは交換されたのかもしれないし、年度末ってことで違った仕様となったのかもしれないし...。いずれにしても「RG50」ではないだろ〜ってことで。
(ここまで2005年12月12日追記)

コレクションのページへ戻る inserted by FC2 system