Ibanez 2619AV


 ...。
 ま、もう、前置きはいいでしょ。(爆)<完全な開き直り。

 入手の詳細は割愛。とにかく、私の手元に届いたということで。(笑)

 ギブソンのレスポールモデルのコピーなどでは裁判沙汰になるくらいアメリカでは価値が認められていたIbanezであるが、私自身は、ARシリーズの前身モデルである、いわゆるナンバードモデルについては、実はそれほどの関心はなかった。
 だが、(1979年製のAR50BK同様)ボディが薄いということ、1977年ということで、どんな感じだろうという好奇心、さらにはフェイズスイッチが一つだけついていることについての疑問点(?)などから購入したというところである。

 実際に手に取ってみると、確かに軽い。そして造り、仕上げともに、「ふむ...。確かにこれならギブソンに負けてないよなぁ...。」という印象を持った。当時のレスポールとの価格比較などはできないが、これだったらコストパフォーマンスの点から言ってもアメリカ(をはじめとして、諸外国で)人気を博したのも十分に頷ける。

 で、まずは(?)、元の持ち主さん(って、お名前は下に記していますけれど。(笑))が所有していた時点での紹介文面から:

---以下、転用(笑)---
 「神戸のふじやん」さんが所有されている1977年製の2619AVを紹介します。

 早速ですが、「神戸のふじやん」さんからのメールを(一部、文言を変え)再掲します:
---以下、転載--- 
 はじめまして、「神戸のふじやん」と申します。

 私は今年40歳になる会社員なのですが、中学の頃からのオフコース(鈴木康博氏)のファンでして、高校の時に「OVER」のコンサートも(大阪)2回続けて観に行ったものです。当時鈴木氏の所有していた【現在もですね・・・(^^;)】AR550CSに憧れたものでした。
 高校時代にバンドを組み、オフコースはもちろんのこと、いろんなバンドのコピーをしながら、ギター練習に励んでいたのですが、高校卒業後から現在近くまで、ギターから離れてしまっていた。(親戚にGRECOのレスポールをあげてしまったくらいでしたから・・・)

 ですが、ここ2〜3年前からムクムクとギターの虫が起き上がり、気がつけば「Ovation」のエレアコを地元の楽器店で新品で購入したことから始まり、今回添付させて頂きます「IBANEZ 2619過渡期モデル」をヤフオクで購入しておりました。
 妻との約束で?1台しか所有してはならずとのことで(メチャクチャせまいマンションに住んでいる為、置き場所が確保できない・・・)ヤフオクで売り、買いを繰り返しております。
 で、今回ようやっとヤフオクでAR300CS(1982年製)をゲットできましたので、近いうちにこの「2619」を売らなければならない羽目になりそうです。(やっぱりヤフオクで・・・)(ちなみにAR550が出ておりましたが、あまりにも高額(27万円)で、私には・・・)

 そこで、最後のお別れと共に、参考にして頂ければと思いメールさせて頂きました。
2619モデルは色々なモデルが存在するみたいですが、このギターは過渡期モデルみたいで、
スモールテールピース、ごく僅かの間しか付けられていない?ブリッジ、リアPUのみのシングル⇔ハムの切り替えSW、SUPRE80の点支持エスカッション(前オーナーが交換しているのか?)など、あまり見かけないモデルの様です。ナットはハーフ&ハーフです。
 私もよくわかってないモデルですが、よろしくお願いします。

 で、「部屋」は全く違うのですが、実は、私は神戸に住んでおりまして、2月11日に行われた「関西セッション」に行ったのですが、何となく恥ずかしいのと、いきなり見ず知らずの私が入っていってもと思い、地下の玄関前でウロチョロし、結局入れずに買い物だけして帰ってしまいました(笑)(^^;) 
 たしか、HASENOBUさんも毎回参加されているかと思いますが、9月にまた開催するのですよねぇ? 今度は是非拝見させて頂きたいと思うのですが、事前に連絡させて頂いた方がいいのでしょうか?
 入れる人数とかの問題もあるでしょうし・・・。
 また、その辺の事も教えて頂ければ幸いです。
 初めてのメールで、長々と長文メールになってしまい申し訳ございません。
 懲りずに今後ともよろしくお願いします。
 また、「AR300」来ましたらメール致します。
---以上、転載--- 

ということで...。

 さて、この2619、確かにちょっと変わった(?)ところがあって、噂によれば(?)、3種類の2619が存在するみたいです、はい。<相違点など、まとめてないんですぐには分かりませんが。(爆) で、この個体は「神戸のふじやん」さんの書かれているように、ある意味(?)、トライサウンドへと移行する過渡期のモデルと言えると思います、はい。300の祖先であるわけですが、下の画像にあるようにボディは薄く、4Kg程度のようです。
 ちなみに(?)、ヤフーオークションでの購入とのことですが、その時の出品者さんのコメントは以下の通りです。>無断借用(爆):

---以下、転載--- 
◆アイバニーズ◆ARTIST◆タバコサンバースト◆ハード付◆1977年◆御存じ、アイバニーズの ARTIST 2619 と思われます。中古にて譲り受けた物ですので詳細はわかりませんですがシリアルNO.J775880ですので1977年と思われます。このタイプは オフコース の鈴木さんが使用して有名ですね! ジャパンヴィンテージVol.3にて特集していましたが2619はトライサウンドスイッチが2個でしたがこちらは1個ですのでもしかしたら違う機種かもしれません。作りの良いギターで、随所にこだわりが見受けられます。例えばナットはブラスと牛骨らしきタイプのミックスタイプでマイクカバーは彫刻入りです。本体の状態は金属部にくすみとサイドに細かい打ち傷、擦り傷はあります。ネックは少し順ぞリでしたのでまだ、ロッドしまりましたので調整して現在、ネックの反り無しです。フレットは8分山で電気系統のガリなしで弦は新品(ダダリオライト)に交換しましてクリーニング調整ずみですのですぐにライブOKです。付属品は純正ハードケース(ブラウン)が付きます。
---以上、転載--- 

 さらに、話は変わりますが、やっと入手されたとおっしゃる1982年製のAR300CS、この「AR愛好家の部屋」の関係者(笑)さんの出品のものです。>ただし、リストには未収録のギターです。

 さらに脱線(?)して、上で「神戸のふじやん」さんが言及されている「関西セッション」について、ちょいと補足。(意味不明)
 これは正確には「オフコース 小さな部屋 関西セッション」というものでして、私自身、少なからず関係している(してきた(?))イベントです。>1999年の9月に初回が催され、これまで年に二回のペースで、既に12回を数えているというものです、はい。気になる方は以下の掲示板をご覧下さい。
http://far-east-cafe.jp/cafe/town/cgi-bin/door.cgi?no=61
 全員ではないにしても、この「AR愛好家の部屋」をご覧の方も「オフコース」、もっと言うと、鈴木康博氏のファンだ、って人も多いと思うのですが、そういう人には、是非、足を運んでみて欲しいイベントです、はい。見学も自由ですし、参加も大歓迎。<ただし(?)、会場代のために数百円程度の寄付が必要かも。

 おおっと、思いっきり話がずれてしまいました。ってことで、神戸のふじやんさんから頂いた画像を以下に紹介しておきます。(すみません、容量の関係で解像度をかなり落としました...。(涙) どうか、ご容赦の程を...。)

(で、この時の画像は、下の方に豊富にあるんで、省略します。)

 ちなみに、2619の初代モデルはボディのバインディングが(ストライプ入りの)セルではなく、貝の縁取りだったという情報を見た記憶がありますです、はい。
(ここまで2006年06月26日 記載)
---以上、転用---

 ってことで、今回の譲渡にあたり、元の持ち主さんから30枚以上の高画質の画像ファイルを提供してもらったが、サーバー容量の関係上、ここでは小さな画像を紹介しておきたい。

































(ここまで2006年07月03日)
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