Bill Lawrence BLIR-72



 あまりにもギターを買い込みすぎたため、2005年末、手持ちのギター、ベースを処分することにした私は6本を出品した。で、ここに紹介するビル・ローレンスのストラトタイプのギター、当然、手元にはない。
 ってことで、下に出品時の説明文面、画像を紹介。

---以下、引用---
商品名: Bill Lawrence L500PU、2基搭載 【ビル・ローレンス】
説明: アップルレッド(?)のビル・ローレンス(made in Japan)のエレキです。
 チョコチョコと気軽に弾ける練習用のギターが欲しかったのと、発売当初(80年代半ば?)から気になっていた「バーマグネット」で有名な「L500」が2基搭載されていることで興味があったところ、、昨年秋、中古にて売られているのを店頭で見つけしまい(笑)、衝動買いしました。ですが、滅多に弾くこともなく、この際、処分することとしました。特に欠陥や不具合があるから、という理由での出品ではなく、純粋(?)に機材整理ということです。

 詳細は不明ですが、手元にあった1986年「ギターマガジン」の12月号にビル・ローレンスの広告ページがあり、それを見ると(恐らくですが)「BLIR-72」というモデルかと思われます。最初の「BL」は Bill Lawrence、次の「I」は2ハムバッキング仕様、「R」は、う〜ん、ローズ指板(?)、最後の「72」は当時の定価、72,000円を意味しているように思います。(確信はありません。(涙)
 ちなみにそのモデルだとすると次のようなスペックです:
「メタルサウンドの為のT・Bハンバッカー」<このモデルのキャッチコピーです。
●PU:L-500×2
●BODY:アルダーorアッシュ
●NECK:メイプルオンローズ22F
●CONTROL:1V、1T
●SELECTOR:3ポジショントグルスイッチ
●COLOR:BLK、PW、AR
フィニッシュからするとAR(アップルレッド?)と思いますが、フェンダーのものとは違い、う〜ん、結構、メタリック仕上げに近いような塗装となっています。
 また、同広告の宣伝文句には「鋭器LシリーズPUとジム・ダンロップのエクストラ・ハイ・ジャンボ・フレットをマウントしたBLI、〜」という文言がありますが、今回出品しているギターのフレットは、どう見てもジャンボフレットには思えません。(笑) 扁平率から(?)言ってもフェンダー系の薄くて細いもの、です。減りは、1〜3弦のミドルポジションあたりがやや削れているかな、という程度ですがまだまだ大丈夫だと思います。<あくまで「思います」です。(笑)
 ネックは全体的に(この時代にしては?)薄いタイプで、どちらかというとカマボコ型かと思います。
 音そのものについては、主観が入ってしまうんですが、L-500は、う〜ん、噂に聞いていたほどのパワーは感じませんでした。が、バーマグネットということでチョーキング時にも音切れがしない印象はありました。(まんま、このL-500なのかどうかは分かりませんが、出品に当たって調べたところ、今でも1基あたり1万円強の価格で売られているようですね〜。)
 
 なお、ボディトップ、ネック、ヘッドなど、致命的なほどの大きな傷はありませんが、細かな打痕は幾つかあります。ですが、仮に20年ほど前のものだとすると、全体的にはそこそこのコンディションだと個人的には思っています。
 オイル漬け牛骨と思われるナットも渋く、また、すっかりくすんでしまった(笑)クルーソンタイプのマシンヘッド(裏のカバーには Bill Lawrence の刻印あり)もなかなかいい味を醸し出していると思います。
 これは完全に個人的な見解ですが、1980年代半ばあたり(まで?)の国産ギター、かなり造りがしっかりしていると思います。中には既に、ある意味「ジャパンヴィンテージ」と呼ばれたりしているモデルもありますが、このビル・ローレンスも決して侮れない(笑)と思っています。
話が前後しますが、ネック接合部の4点止めプレートには「B45542」というシリアルナンバーが刻印されていますが、これで製造年代を特定できる人は教えてください。(爆)
 付属品としては(恐らくファーストオーナーが一緒に買ったのだろうと推察されるかなりくたびれたロゴ入りのオリジナルソフトケースがあります。トレモロアームは欠品です。(市販のもので大丈夫だと思います、多分。) またトレモロのバックパネルもありません。

 オークションの性質上、試奏ができないということもあって、通常は「返却、返品可」としていますが、今回は私の都合上(笑)、送り返されても困るんで、ノークレーム、ノーリターンということでお願いします。その分、私にとっては「これはかなり安い!」と思える(笑)投売り状態の、そして相場(<って知りませんが。)を無視した価格でスタートしますので。
 ちなみに「最低落札価格」は設定しておりませんし、根拠の分からない強気な希望落札価格も設定していません。色々とオークションを見ていると「開始価格1円」ということで、「おお〜!!」と喜び勇んでページを開いてみると、かなりの入札者がいてもまだ最低落札価格に達せず、結局、最低落札価格が120万円(!)に設定されていたり、などという事例があったりして、「愉快犯の犯行か…?」なんて思ったりすることも...。
 意味不明なことを書いてしまいました。で、このオークションに話を戻すと、上の3枚の画像も含め(そして似たようなショットも含め(笑))合計12枚の画像を用意しておりますので、入札を考える人は是非ともどうぞこちらをご覧下さい。気になる箇所のアップ画像が欲しいという場合には、できる限り対応したいと思っていますが、時間の関係で確約はできませんこと、ご了解ください。また、質問も歓迎ですが的確に答える自信は、ありません。(涙)














---以上、引用---
 
 ということで、ほとんど入札はなく、もちろん競合することもなく、もし、自分が閲覧者だったら自分で買って「おお! これはお買い得だ!」と大喜びするであろう価格で終了...。(爆)
(ここまで2006年09月09日 追記)
コレクションのページのトップへ戻る inserted by FC2 system