今までの中で一番意味不明なコーナーかも...。(爆)
 
---2000.3.17〜22の日記---
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3月17日
 雨の一日。夕方、少しだけ止んでいたが、ほぼ一日中降っていた。(もう、慣れた。(笑))

 今日は閉講式の日。さぼるわけにも行かないんで(笑)、朝からスーツ姿で出掛ける。(ちなみに、起き抜けのコーヒーを飲み、そしてカップラーメンを食べた後で、だ。) って、あんまり早く行ってもすることがないんで、10時過ぎに到着するように出発。
 まずは、いつもの「ネットに繋がる、かつ日本語が通るコンピュータ」を使わせてもらってメールの返事を出したり、くまきの部屋の「不幸の手紙 from カナダ」のコーナーを更新する。ついでにMIDI作品もアップ。(笑)
 今だからこそ話せる(意味不明)のだが、この「不幸の手紙 from カナダ」というのは「Love letter from Canada」(ん...? 英語表記だったっけ...?)という(確か)平尾マサアキ(漢字は忘れた)と、何とかという女性とのデュエットが歌って流行した歌のタイトルをもじったものである。(あ〜、つまらん...。)

 で、午前11時より閉講式。研修先の人たちのスピーチに加え学生達のプレゼンテーションなどでおよそ30分を要す。
 私の記憶する限り、例年、閉講式のクライマックス(笑)は、彼女たちの英語のクラスを担当していた教師が学生の名前を一人ずつ呼び「修了証書」を手渡す場面である。「よく頑張ったわね。」等のねぎらいの言葉を掛けられ、(西洋風に)ぎゅっと抱きしめられた学生が、感極まって(笑)涙を流したりするのだ。
 すると多感な年齢の彼女たちのことだ。一人が泣き出すと、もう、みんな涙の嵐である。(爆) 日頃、冷淡の呼び声の高い(笑)私ですら、「うんうん、よく頑張ったよ。」と唇をかみしめ、グッと来てしまう。(爆)

 だが、今回は、そんなことはなかった。(笑) 閉講式は淡々と進み修了証書の授与式もあっさりと...。引率教師の影響が大きかったのだろうか...?(爆)

 式後、学生達は担当教師はもちろんのこと、その他、今回のプログラムでお世話になったスタッフ達と記念写真を取りまくっている。私は私で日本から持参してきたギフトを「これ、本当につまらないものですが...。」と配ったりする。
 日本人はプレゼントをするときに「これ、本当につまらないものですが...。」というようなことを言い、そして(恐らく)西洋人(のほとんどは)「君に素晴らしいものを持ってきたんだよ。きっと気に入ってもらえるよ!」等と自信過剰な発言をする、というのはよく聞く話だ(と思う)。そんなことは知っているが、今回のギフトは、私が選んだモノであり、自信を持って「本当につまらないもの」だと言い切れるものなのだっ!(爆) (ま、500円程度で買えるペーパースタンド、メモスタンドである。)

 ってことで平穏に(?)閉講式も終わり、カフェテリアで昼食。
 昼食の時間に今回のプログラムの編纂責任者(?)である人物と会食。今後の展望、方向付けについて意見を交わす。

 今日の午後の学生の課外活動は「自由行動」である。だが、彼女たちの統一意見は「ダウンタウンでショッピング!」ということで、夕方に配車が予定されていたチャーターバスを早めてもらって全員でダウンタウンへ移動。今夜は「メキシコ料理店でディナー&ダンシング」ということになっているんで、「では午後6時にランドマークホテルの前に集合しましょう。」と言って、私は早々にホテルに引き上げる。(あ、でも部屋に戻る前にタンカレージン、缶ビール3本を買ったが。)
 天気が良ければテニスをしに出掛ける予定だったが、雨のため断念。で、ホテルでまずはビールを1缶空け(笑)、そしてコンピュータを取り出し、しばらく仕事。ものの一時間もしないうちにイライラが募り(笑)MIDIの新作を手がけ始める。

 で、例のごとく思わず没頭してしまい、気がつくと5時半。急いで着替え、そして待ち合わせの場所へ。時間にはみんな揃い、ぞろぞろと歩いて移動。
 そしてメキシコ料理店で午後9時まで過ごす。ま、私としては特に楽しくもないしつらくもない(笑)時間であったが、学生達は十分に楽しめたようで安心。
 迎えのバスがやってくるまでの間、入り江の海岸を散策(笑)。気温は2度、といったところか...? ただ風が吹くと、寒い。(当たり前だ。)
 そして帰り道、途中でバスから降ろしてもらいホテルの部屋に戻ったのは9時半頃。「シャワー、浴びようかなぁ...。」と思いつつも再びMIDI制作へ。(笑) で、ジンの氷割りを傾けつつ、さらに3時間をかけ一気に仕上げる。やはりギターの音が、難しい。ストリングスは、ま、それなりに和音にラインを重ねれば良いようだけれど、チョーキングやフェイザーのかかったエレキギターの音は、私には作れない...。まだ追加すべき音もいくつか残っているけど一応アップしておく。「青春の中で」はこちらです、はい。(←現在、リンクを外しています。)

 ちなみに、今日(もちろん日本では18日)は、娘の小学校の卒業式の日...。生まれたときは2300グラム少々で、新生児の頃には片手でお風呂に浮かべ(笑)綿のタオルで洗ってやったことが昨日のことのように思い出される...。その娘もすっかり大きくなって、背の高さは妻に追いつこうかというほどだ。何かにつけ「もう、お父さんったらっ!」と小言を言うようになってきた...。(笑)
 ということで広島に電話。(ま、これまでにも何度か電話はかけてたけど。) ついでに九州の実家にも電話。だが外出中らしく応答なし。「じゃ、また明日の朝にでもかけ直そうか...。」と思いつつベッドへ。マスターズテニスのヒンギス対ピエルス戦を観ながら、いつの間にか寝入ってしまう。


3月18日
 昨日の日記の締めくくりから分かるように、書いたのは今朝である。
 いやぁ、しかし...。さて、ここで問題です。(笑) 次のうち最も正しい記述はどれでしょう。
 1. 朝から飲み過ぎで頭が痛い。
 2. 朝から飲み過ぎて頭が痛い。
 3. 飲み過ぎで朝から頭が痛い。
 4. 飲み過ぎて朝から頭が痛い。
 
で、正解は2番。(爆) ま、他のも正解に近いけれど、「最も正しい」ということであれば2番だ。私の語感では「朝から飲む」という行為の結果を表すものとしては他のものは曖昧さを含む記述である。
 ま、そんなことはどうでもいい。(笑)

 8時過ぎに起き、そしてカーテンを開くと、やはり雨。しかも、こちらでは珍しい、なかなか大粒の雨である...。
 やれやれ...。これで「週末はテニスをして鬱憤を晴らすぞ計画」はおじゃんだ...。(「おじゃん」...。(笑) これも深い響きの美しい日本語だ...。)
 で、やおら(笑)ビールを一缶飲み干す。(爆) ついでにワインも2杯ほど。挙げ句の果てには(?)ジンもちびちびと...。
 いやぁ、朝っぱらから飲む酒は、やっぱり、いい。(爆) 朝食代わりにかっぱえびせんとプリングルスのポテトチップスを食べる。

 ってわけで、ほろ酔い気分(笑)の時に、あ、九州の実家に電話をかけるんだった、と思いだし、電話する。5回、6回と呼び出し音が続く。「れれ...? まだ帰っていないのかなぁ...?」と思っていたら10回目で父が電話口に出た。
 だが、父の、明らかに眠りを妨げられたという声を聞いて「あっ...!」と思った。(笑) 時差を勘違いしてしまったのだ!
 午前2時過ぎに実家に電話をかける無法息子...。それが私だ。(爆) (もちろん「あ、ごめんなさい。後でまたかけ直すから。」と言ってすぐに切ったが。)

 で、昨日の日記を綴ったりしているうちに眠くなり(笑)、午前11時頃ベッドに潜り込む。
 再び起きたのは午後1時過ぎ。外は相変わらずの雨。もう今日は出掛けるまいと思って仕事を始めたが、タバコのにおいの立ちこめる部屋(って、もちろんそうしたのは私であるが)にいると身も心も腐ってきそうだ。しばらく外の新鮮な空気を吸ってくるのも悪くない。
 で、出掛けた。(笑)
 いつも賑わうロブソン通りをあてもなくただ歩く。と、目に留まった中古・新古(?)CD屋さんで10枚ほどCDを買う。(爆) 店を出たときには雨は上がっていたが、太陽の姿は見えず、暗い曇り空だ。 それから、3時前にお腹が空いてきて、通りかかったインド料理店で昼食。インドの地ビール(?)があったんで注文し、飲む。(笑)
 帰り道に、別の店に立ち寄りCDを4枚買う。この4枚は、実は「オフコース」、それから小田和正のCDである。(笑) (ま、香港や台湾で作られる日本の歌手のCD、ってやつだ。ここバンクーバーには中国からの移民がかなりの数、いるため、このような海外版(海賊版ではないとおもうけれど)の日本の音楽CDを売る店も珍しくないのである。) もちろん、この「オフコース」、小田和正のCD自体は、私は欲しくない。(笑) だけれども、オフコース関係の色々なものを蒐集している知人がおり、もしかしたらその方が興味を示すかもしれないから、ということで購入。
 で、4時前に戻る。部屋に戻ってぼぉ〜っとなごんでいると、みるみるうちに日が差し始め、晴れ間が広がった。さっきまでのどんよりとした雲はどこに行ったのかっ!?
 明日はお昼前にはこのホテルをチェックアウトしないといけない...。とすれば、テニスができるのは今が最後。(笑) だけれども、今からならば、正味1時間もプレイできそうもない。それに、もう天候に振り回されるのはごめんだ。天気のことなんかで一喜一憂したくない。(「憂」ではなく「怒」はしてきたが。)
 ってことで、部屋にとどまることにする。(笑) 別に意地になっている訳じゃないが。さ、仕事、仕事!!

 ふうぅ〜...。もうすぐ午後7時。結局3時間ほどの仕事時間だ。(笑)
 で、例のごとく、何にちなむわけでもないが、ちなみに私が買ったCDのリストに追加されるのは以下の通りである:
Neil Sedaka "Neil Sedaka Timeless Classics Live" (?)
Burt Bacharach "THE BEST OF BURT BACHARACH" (1999)
The Platters "THE BEST OF PLATTERS" (1999)
Gipsy Kings "este mund" (1991)
Gipsy Kings "compas" (1997)
Gipsy Kings "Gipsy Kings Live" (1992)
Queen "INNUENDO" (1991)
The Beatles "LET IT BE" (1970)
Simon & Garfunkle "Parsley, Sage, Rosemary and Thyme" (?)
Freddie Mercury and Montserrat Caballe "BARCELONA" (1992)
Lee Rittenour "THIS IS LOVE" (1998)
The Corrs "Forgiven, Not Forgotten" (1995)
小田和正「伝えたいことがあるんだ」(小田和正精選專輯)
Off Course「Off Course 單曲集 一」
Off Course「Off Course 單曲集 二」
Off Course「Off Course 單曲全集 二」

 さて...。注意深い読者はすでに気づかれただろう。また、やらかしてしまいました、はい...。(爆)
 10日ほど前に記したCDリストの中にも Gipsy Kings の"este mund"ってありましたよね...。そうです、はい。重複して買いました。ええ、そうですともっ!!(爆)
 それに、日本に帰ってから確認するまで分からないけれど、実はクィーンのアルバムとフレディー・マーキュリーの分も既に持っている可能性が、かなり高い...。(笑) ま、いいか。また「愛読者プレゼント」の賞品が増えただけだ。(笑)
 今、ちょっと数えてみたら27枚のCDを買ってしまっている...。(爆) ちょっと買いすぎたか...? う〜ん、できるだけ荷物は少なくしておきたかったんだけどなぁ。(間抜けたことに(笑)重複して買ってしまったものがあるんで余計に悲しい...。) でも、たとえばサンタナの(この前グラミー賞に輝いた)CDの新作(?)ですら、15ドル程度であると、やっぱり買いたくなってしまう。税込みでも1500円程度だ。日本で買えば倍近くするはずのものが、である。私はとてもけちくさい人物なんで(笑)、やはり安いものには釣られてしまうのだ...。

 ふむ...。何か話がずれてきたぞ。(笑)

 で、「だまされる人」の話だ。(爆)

 私のよく知るとある人物は、「だまされやすい」らしい。ま、私は彼をだましたことはないけれども。

 カレンダーがある。(何だ、いきなり...?) それには通常、一番上の欄に「日・月・火〜土」のような、あるいはそれが英語で書かれているかもしれないが、ま、とにかく曜日を記した部分がある。そして、ものによっては、それが日曜からではなく月曜から始まるようなものも、もちろんある、ってことは、今さら特筆するほどのことではない。

 で、その人の話だ。彼の部屋で彼と色々と話をしたり、打ち合わせをすることがあるのだが、カレンダーを見ながら彼が言う:
「え〜っとぉ、じゃ、今度の18日に続きはしようか。うん、水曜だね。いや、あれ? あ、火曜だっ。どうもこのカレンダーはいかんっ! まただまされたっ!」
 ...。(笑) とても、とても情けない...。しかも、それは稀に、ではなく、頻繁に、なのである...。
 カレンダーからしてみれば(?)、別に彼をだまそうという企みや邪心などはひとかけらも抱いていないに違いない。「カレンダーが彼をだました」訳でもなく「カレンダーに彼がだまされた」訳でもなく、ただ単に「カレンダーを見た(のに)彼が間違えた」というだけのことだ。
 バスや電車に乗り遅れたら、彼は「時刻表にだまされた」と言うのだろうか...?(何か、言いそうだ...。土曜日なのに、週日用のダイヤを見ていつまで経っても来ないバスを待っていそうだ...。(笑))

 で、普通、「だまされやすい人」と聞くと「純真な心を持った人。疑うことを知らない、無邪気な人」というイメージを受けるかもしれない。が、決して彼はそういう人物ではない。(爆)
 ま、それはともかく。
 一方で、「だまされたっ!」と騒ぐ人は、往々にして自己中心的な考えをする人である(と思う)。別に、他の誰も、何も、その人のことをだまそうとしていたわけでもないのに、自分で勝手にあらぬ勘違いをして、そして困った事態になってしまう...。そこで自分の非・愚かさを認めれば良いのだが、「違う。自分は何一つ悪くないっ!」とばかりに騒ぎ立て、責任を他に押しつけようとするから手に負えない。(笑)

 ちなみに私は、前述の通り、同じCDを重複して購入してしまった。CDショップのディスプレーにだまされたのだ、私はっ!!(爆)

 ってことで、落ちがついたところでおしまい。(笑)

 ふぅ〜。(笑) 今、プールから戻ったところである。時刻は9時45分。上の「だまされやすい人」を書き終え、8時過ぎからしばらくワインを飲みながら本を読み、ちょうど一時間前にプールへ。今日は人が多かったため泳いだ距離は300メートル弱。
 仕方なくジャグジーに浸かっている時間が長かったのだが、もちろんそこにも先客がいた。(で、容易に察しがつくと思うけれど)こちらの人(アメリカ人を含め)は、すぐに声を掛けてくる。You and I are good friends であるかのように振る舞うことが対人関係における文化的な(暗黙の)了解事項であるので仕方がないが。
 某氏:「やぁ、このジャグジーは最高だね!」
 私:「ええ、まさしく。(笑)」
 某氏:「春休みも始まったことだし、このホテルも賑わってるね〜。」
 私:「なるほど。しかも週末だし。」
などなどの他愛もない会話を(もちろん英語で)していると、日本からの団体旅行の家族連れらしい人たちがどよどよと(笑)プールデッキに現れた。しかし、流石は日本人。(爆) よく見かけるアメリカ人の団体さんとは違ってはしゃぎ廻ったりしない。(笑) 
 某氏:「ふ〜ん。100万人以上いるってことは広島もバンクーバーと同じくらいなのかぁ。」
 私:「そうですね。そこそこ都会的な所も、そして田舎というような所もあって、住みやすい町ですよ。」
などと話を続けていると、先ほどの日本人一行の中の一人がプールから上がり、ジャグジーにやって来た。
 某氏:「じゃ、娘と妻が呼んでるから行くよ。またね〜!」
 私:「ほいよ〜。(笑) またね〜。」
で、ジャグジーには私と、件の日本人(推定年齢35歳前後)の二人だけになった。
  
 ふと、私の中で茶目っ気がムラムラと湧き上がる...。旅の疲れからか、「プハァ〜...。」といった感じ(笑)でくつろいでいるその人に私は早口の英語で話しかける。
 私:「やぁ、このジャグジーは最高だね!」
 日本人男性:「...?」
 私:「このジャグジーは気持ちいいとは思わないかい?」
 日本人男性:「...? え...?」

嘘だ。(爆)  上の「私は早口の英語で〜」以降は、完全に作り話だ。(笑) 私はそんな悪趣味なことはしない。(笑) (「趣味が悪い」とはよく言われるけど。)
 何と言っても、私は「日本人が、日本人だけを相手に英語で話す」というのが、大っ嫌いなのだ。(爆) たとえそれが練習だとしても。(爆) 大学のESSで得意げに英語で「ディベート」なんかをやっていたりするのはちゃんちゃら滑稽だと思っている。(ま、やりたい人はやればいい。それは個人の勝手だ。だけど、私は断じてやりたくない。)
 と、英語教師にあるまじき言葉を吐いていると思ったかもしれないが心配しなくてもいい。私は英語の授業は持っているけれども自分としては「英語教師」だとは思っていない。(笑) (ま、昔は確かに高校の英語教師だったけれども。)

 あ〜、意味不明なことを書いているなぁ。ま、いつものことだが。

 ちなみに昼食が(上記のように)遅かったため、また、結構胃にもたれているということで、夕食は食べない。(笑) それにたくさん飲んでるし。(爆)

 で、いよいよ明日の昼前にはこのホテルともおさらばだ。(笑) 日程の都合上(?)、一旦、先に滞在していた大学の寮に一泊しなければならないのである。ま、午前中にのんびりと荷物をまとめ、そして午後(寮に移動してからは)コンピュータ相手にメールを書いたり、仕事をしたりして過ごす予定。次にネットに繋げるのはこちらの月曜の朝、出発前のことだろう。そして、それで帰国まではネット関係とは断絶だ。(笑) ま、アメリカでの二泊三日の滞在中にもコンピュータはいじるだろうし雑文を書いたりするだろうけれども、果たしてそれが日の目を見るかどうかは分からない。(笑) 日本時間で3月25日の夕方までに掲示板の方にも何の動きもなかったら、移動中に不慮の事故があったと了解していただきたい。(爆)


3月19日
 ってことで昨夜は12時過ぎにベッドに入ったが、なかなか寝付けない。で、テレビをつけると「Xファイル」が。(笑) 思わず最後まで観てしまって、午前1時。続いてマスターズテニスの男子準決勝戦を観る。途中で「あぁ、もう寝なきゃ」と思って消すが、やはり寝付けず、またテレビをつけ、さっきの試合の続きを観る。で、これも最後まで観てしまって、午前3時。(笑)
 で、眠る。

 今朝起きたのは8時前。何となくカーテンの外が明るい...。晴れていた...。(笑) 快晴というわけではないが、少なくとも昨日の夕方からは降らなかったらしく道路はもちろんのこと、舗道も乾いている...。これならテニスができるかもっ!(爆)
 ってことで、急いでコーヒーを淹れ、そして部屋の片づけ、荷物の整理を始める。(テニスから帰ったらすぐに着替えてチェックアウトのリミットである正午にはホテルを後にしよう、って訳だ。
 意外に時間がかかり、ラケットを入れたバックパックを背にホテルを出たのは9時半。近くのマクドナルドへ行き、テイクアウトの朝食。バスを待ちながらぱくつく。(笑)
 コートに着いたのは9時50分。すぐに、セルジオと名乗るチリ出身の若者が声をかけてきて、彼と練習、そしてゲーム。(ちなみに6−3で勝ちました、はい。(笑)) ゲームが終わったのと同時くらいに雨が落ち始め、11時半前にコートを後にする。
 バス停までの1キロメートル弱の間を歩くうちに雨は激しくなる。この雨足だと道行く人も傘を差す、というくらいの雨だ。で、12時50分前にホテルの部屋に到着。大急ぎで着替え、すっかり準備を整えてベルマンを呼んだのが12時ぎりぎり。(笑) で、チェックアウトを済ませ、しばらく待たされタクシーに乗り、大学へと移動。
 1時過ぎに寮の部屋に入る。まずはコーヒーを淹れて一服。
 この頃までは雨が降っていたのだが、1時半頃になると、すっかり止んで、見事な青空が広がる。
 ということで、部屋に籠もって〜、という計画は延期することにし(笑)、「バンクーバーのピーク」と言われる「グラウスマウンテン」に行くことにする。バスを乗り継いでも1時間足らずのところだし。高度は忘れたけれど、そこはスキー場もある山である。「スカイライド」という名前のゴンドラ(?)に乗り上まで行く。晴れた日にはバンクーバー市の景色が一望できるということだけれど、ゴンドラは雲を突き抜け(笑)進み、到着したものの下界は見えない。
 しかし、建物の屋根には1メートル以上の雪が積もっていて、まるで別世界だ。雲の中ということで、靄がかかったような情景だ。つい先ほどまでさわやかな青空の下でバスを待っていたことを考えると、何とも不思議な気分だ。
 もちろん、たくさんの人々がスキーやスノーボードで滑っている。別にスキーやスノーボードで楽しもうという人たちばかりでなく、私のように平服で(?)来ている観光客も大勢いる。で、キャタピラ車に引っ張られた巨大なそりのトラムカー(?)に乗り、スキー場を廻る。ちなみに気温は零下1度。時折、雪も降る。
 ゴンドラの発着所の近くの建物には食堂はもちろんのこと、ギフトショップや映画館もある。映画館と言ってもそこで上映されているのはバンクーバーを紹介する、上映時間20分程度のドキュメンタリー(?)映画であるが。(でも、なかなか楽しめた。)
 ってことで、下りのゴンドラを降りバス停に着いたのは4時半頃。そしてバスに乗り、帰途につく。途中で乗り換えるのだが、乗り換えるべきバスが「日祝日用ダイヤ」のため30分待たねばならない、ということで歩いて大学に戻る。そしてすぐにカフェテリアに行き、夕食を済ませる。(あ、ちなみに昼食は、山に出掛けるときにバスの中で食べたリンゴ一個だけだったのだ。)
 で、7時から8時の間に学生達がホストファミリーに連れられて戻ってくるということで、それに立ち会い、それぞれのファミリーにお礼を述べる。
 その後、カフェテリアでアールグレイを飲み、部屋に戻ったのは8時半。今朝は焦って荷物をまとめたんで、再点検し、不要のものを処分しスーツケース、その他のバッグに荷物を入れ直す。
 で、しばらくMIDI作品をいじったりして過ごし、そして、このファイルを開いて今日の分を追加。で、今は11時15分。
 なんか、眠い。(ま、昨日、あんまり眠っていないし、朝からテニスで疲れたし。)
 ってことで、ここまでで、カナダからの不幸の手紙は、一応、終了。(笑)



3月20日
 今日は、晴れ。(笑)
 目覚めてまずはスターバックスの「ハウスブレンド」を淹れて飲む。うむ。おいしい。
 昨夜のうちにほぼパッキングは済ませていたんで、朝食後、早速ネットに繋ごうと思って例のコンピュータのある部屋へ。ところがあいにくミーティング中。その横でパソコンを使うことを申し出るのはためらわれ、結局、昨夜までに書いていた雑文、あるいはアップできる段階のMIDI作品も帰国後までは誰の目にも触れることがない、ということになった。(もしかしたらず〜っと日の目を見ないかも。(笑) ま、これを読んでいる、ということはHASENOBUがどうにか無事に帰国したということであるが。)

 で、研修先の大学のスタッフに見送られ、私たち一行はバンクーバー国際空港へ。そして予定通りロサンゼルスへと。(ちなみに「ロス」という呼称は、あんまり好きじゃない。察しがつくだろうが、私は固有名詞の省略は、好きじゃないのだ...。もちろん「ロス」というのは、英語の定冠詞 The にあたるスペイン語だから、「ロス」とだけ言うのはものすごく変だ、ということもあるが、それ以上に、固有名詞を好き勝手に略すのは、とても礼を失することのように思えるからだ。でも、だからといって「ロサンゼルス」のことを「エルエイ」(もしくは「エルエー」)と日本で日本語で言うのも、実はあんまり好きじゃない。(笑) 何か「通ぶっている」ような、「かぶれている」ような感じもするし。(笑) う〜ん、難しいところだ。)

 ロサンゼルス空港には予定より早く到着。しかしスーツケースが出てくるのが遅く、結局予定していた時刻を30分近く過ぎてバスに乗り込む。
 宿泊先はアナハイム。そう、ディズニーランドのすぐ近くのホテル群のうちの一つ、Holiday Inn at the Park ってところだ。ちなみに、私たちを迎えてくれたツアーコンダクターの「ジャック・鍋割」(!)氏の説明によると、「ホリディイン」と名前がついているけれども、チェーンのホリディイン直営ではなく(?)、個人経営のホテルだけれども、商標としての「ホリディイン」という名前を使う権利を買っている、とのこと。(よく分からない...。(爆))

 夕方にチェックインを済ませ、後の日程については特に指示を出さない。「ま、適当なときに食事を食べ、そして明日、朝だけは一緒にディズニーランドに行きましょう。8時20分にこのロビーに集合ってことで。じゃ、また。」とだけ学生に告げる。(笑) そしてそそくさと自分の部屋に移動。(爆) そして荷物の確認などをして、2時間ほど仕事。
 午後8時過ぎにレストランで食事。
 すぐ近くのガソリンスタンドのフードマートでビールを仕入れ、部屋に持ち帰り、飲む。(笑) 久しぶりに飲むミラーのドラフトは、うん、おいしい。

 さて、もう11時だ。そろそろプールの人も少なくなっただろう。ひと泳ぎしてこようっと。


3月21日
 で、今日も晴れ。(笑) 今日は「ディズニーランドに行かねばならない日」だったんで、雨よりは晴れがいい。
 昨夜はほとんど貸し切り状態のプールで250メートルほど泳いだ。
 屋外プールなんで、風が吹くと結構寒い。プールは温水プールなのだが水温はかなり低めに設定してあるようだ。それに長方形のプールではなく、雲形、と言うのか、ひょうたんを継ぎ足した形(?)と言うか、ま、変な形なのでまっすぐに泳がず、蛇行しながらの水泳(?)ということで、何か、疲れた。ジャグジーは温かくて気持ちよかったけれど、泡に「垢」が少し浮いていて気持ち悪かった。(笑)
 で、プールサイドのシャワーを浴びたけれども、それでも気持ちが悪く、部屋に戻ってバスに浸かる。
 今朝は6時過ぎに目覚め、部屋に備え付けのコーヒーを淹れて飲む。なかなかおいしかった。
 出掛ける準備をして7時半には一階のレストランで朝食。8時半発の、ディズニーランド行きのホテルのシャトルバスに乗る。バスは3分ほどでディズニーランドに到着。もちろんまだディズニーランドは開園前。
 この後のことは、書かない。(爆) ただ「8時半過ぎから午後9時前まで園内で過ごした」とだけ書けばいい。

 あ〜、疲れた...。
 ってことで、今日はこれにて。(笑)
 

3月22日
 さて...。
 やっと明日、帰国の途に着く。(うれしいなぁ〜っ、と。)

 今日一日。
 出掛けるまでは昨日とほぼ同じなので省略。
 まずは、チャイニーズシアターへ。毎度のことながら、何の感動もない。(笑) 映画好きの人であれば「おぉ...。」というようなことかもしれないが、映画スターや映画監督たちの手形や足形を見ても、つまんない。
 そしてユニバーサルスタジオへ。ここで10時〜17時までの観光である。
 お昼までは全員一緒に行動し、団体予約していたトラムツアーが終了してからは自由行動に。
 
 ベンチに腰掛け、タバコを吹かし、そしてビールを飲み(笑)、「とんぼ(ちゃん)」のMDを聴こうと思い、実際にそうしていたら、10分もしないうちに5名の学生がやって来て「先生、お忙しいですか? もし良かったら案内してください。効率よく見て回りたいので。」と言う(笑)。 特に異存はない(?)ので、快く引き受け、5時までの時間を過ごす。

 そしてチャイナタウンに移動し、レストランで夕食。当然、中華料理だ。
 それから、グリフィスパークの上にある天文台で夜景の観賞。ここの天文台からの夜景は、絶景である。今までにも7回ほどは来ているが、今夜の景色はもやも少なく、非常に美しいものだった。運が悪いときには雲が多くて「ふぅ〜ん、こんなものか...。」と思ってしまうのだが。

 午後9時少し前にホテルに帰着。約一時間、ぼぉ〜っとする。(つまり、ビールを飲みながらラジオの音楽を聴き、そしてタバコを吸う、という行動だ。) そして帰国の準備ということで、荷物・お土産の確認とパッキング。
 午後11時。プールに行き、泳ぐ。今日は少し(200メートル弱)しか泳がなかったが。で、部屋に戻りビールを飲みつつ、コンピュータのスイッチを入れ日記を書き始める。

 あ〜、今日も疲れた...。さっきからあくびの連発だ。もう寝ようっと。(笑)
 
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