3月5日(ま、普通ですね、この一日は)
ふぅ〜...。目覚めると午前7時20分。日本ではすることのない寝たばこ状態で一服...。(笑) で、ぼぉ〜っとする。
午前7時40分、頼んだ覚えのないモーニングコール...。もう慣れっこになってしまったぞ。(爆)
で、起き出し、まずはコーヒー。昨夜、ミネラルウォーターはジンと共に飲み干してしまったため、洗面台の水を使う。不味い...。(笑) 朝食は、昨日、昼御飯用に買って、結局食べずじまいだったチーズバーガー。冷えきったチーズバーガーってのもなかなか「おつ」である。(ウソだ。ただ虚しいだけだ。(笑))
で、ダラダラと一時間ほど過ごし、午前9時頃、ホテル発。バスに乗ってランガラへと向かう。今日の天気は今のところ曇り。予報では「時々晴れ」ってことだった。今日の午後も、校外学習は予定されていない...。しめしめ、またテニスができる...。(笑)
ランガラに着いて、少しだけ授業に顔を出し、そして後はプログラム担当者と非公式の会談。(笑) 今後の関係(つまり姉妹校提携だとか)について話す。
ホームステイオフィスでコーヒーをいただき、その後は学内をぶらぶらと歩く。
12時半過ぎ(つまり授業終了後)、学生達が思い思いの午後を過ごすことを確認し、私もランガラを後にすることにして、バス停に向かう。
丁度バスに乗りそこね、20分ほど待ち、そしてホテルに帰着したのは午後1時半前。で、ゆったりとテニスウエアに着替え、まずはホテルから道を挟んだところにある City Squares 内のフードコートへ行き、昼食。「Japanese Cuisine」とあるものの、どう見ても中華風の店で「照焼きチキン」を食す。「Nigiri-sushi」なんてものもあるが、別に日本食が恋しいわけじゃないんでパス。(ちなみに、寿司の定食に付く飲み物はコーラかコーヒーなどのソフトドリンク...。「寿司」と「コーラ」ってのも、なかなかインパクトの強い組み合わせだ...。いいのか、それで?(笑))
そして行きつけの(笑)スーパーマーケットに行き、水を買い、そしてバス通りへ。で、バス停に向かっていると、通りがかったバスから「先生っ〜!!」と呼ぶ声が。(笑) どうやら学生達の何人かがダウンタウンに買い物に出かけようとしているようだ。で、信号待ちの関係でそのバスに乗る破目に。(笑)
ダウンタウンの目抜き通り、Robson Street で一緒に降り、彼女達は買い物に。私はバスを乗り継ぎ、スタンレーパークへと向かう。
テニスコートに着いたのは、もう午後3時前。昨日とは打って変わってほとんど人はいない。全然居ないわけではないが、コート上で仲良く(?)プレーしている人ばかりのようで、端数(?)なし、の状態である。で、まずは壁打ちでウォーミングアップ。小一時間ほどして、Allan と名乗る(私とほぼ同年代の)男が来て、一緒にコートで練習しようと声をかけてくる。もちろん異存はなく、コートへ行き、ラリーの練習をする。
う〜ん、何だか見覚えのある顔だなぁ...、と思っていたのだが、実際にボールを打ち始めて思いだした。そうそう、この大振りのフォワードスイング(笑)、間違いない、何年か前にここで一緒にテニスをしたことがある!
しばらく練習を続け、水を飲むため休憩した時に、「私の記憶違いじゃないと思うんだけれど、貴君とは数年前、恐らくは3年前にここで手合わせをしたことがあると感ずるがいかがかな?」と尋ねてみた。が、「へ? そうかなぁ。そうかもなぁ〜...。」という返事。ま、無理もない。彼にとってはここでプレーすることは年中やっていることであり、そして(ここでの慣例に従って)パートナーのいない人を気安く受け入れているのだろうから。一方、私にとっては、ここでテニスをすることは、特別なことであって、強烈な印象(と言うと大袈裟だが)となりやすい、のだ。ま、簡単に言えば彼らにとっては日常だが私にとっては非日常だってことだ。
その後もまたしばらく練習を続け、コートサイドの大きな樹木(高さ20メートル以上ありそうな木がずらっと並んでいるのだ...)の影がコートをすっかり覆い、日没が近づきボールが見えにくくなり始める頃になって終了。で、あっさりと「じゃ、また〜!」とアランと別れ、そして昨日と同様、English Bay の夕陽をぼぉ〜っと眺めタバコを吸う。心地よい疲れに浸りながら(笑)、Denman Street (バス通り)を、ダウンタウンの中心部に向かって歩く。
午後6時半過ぎ、ちょっと時刻としては早いかなぁ、と思いつつ、Great Wall Restaurant というモンゴル料理の店へ。(ちなみに昨年もここで食事をした。詳細は昨年のカナダからの便りの3月14日の稿を参照のこと。(笑))
店に入ってテーブルに案内され、「お飲み物はどうなさいますかぁ?」と尋ねてきたウエイトレスさん、何だか英語が下手だ。(爆) もしかしたらワーキングホリデーか何かで来ている日本人かも...、って気もするが、ここは日本に限らずアジア系の人がたくさんいるんで確信は持てない。韓国人かもしれないし中国人かもしれない。
ビールを飲み、ジンギスカン料理を食べた後、「Shoud I pay here, or at the cashier?」と、例のウエイトレスさんに尋ねる。すると「あ、え〜とぉ、Both.」と言う。(笑) おいおい...。Both ってことはテーブルとレジとの両方で分割払いをしろってことなのか...?(爆) ま、こんなところで突っ込んでも仕方ない。が「あ、え〜とぉ」の部分で日本人だと確信した(笑)ため「あ、日本の方ですか。ワーキングホリデーで?」と声をかける。すると、やはり「ええ、そうです。」とのこと。で、「じゃ、頑張って下さい。ごちそうさまでした。」と言って、(もちろんチップ込みの代金を支払って)店を出る。
それからロブソンストリートを中心部へと向かって歩く。この通りは来る度に新しい店がオープンしている。そして同時に前にあった店がなくなっている...。ま、いいけど。
途中、オフコース、小田和正氏の香港製CDを求めて店に立ち寄るが新しい収穫はなし。で、その他のCDを何軒かはしごして20枚ほど購入。基本的に(?)こちらで購入するものは洋楽である。(笑) 今回は70年代〜80年代のものを中心に探し、買った。
続いて家族へのお土産品を求めて数件の店をまわる。妻、そして娘用にアクセサリーの類を何点か購入。息子への土産はアメリカで買うことにする。
午後8時過ぎ、バスに乗りホテル近辺に戻る。で、いつものようにスーパーマーケットに行き、シーザーサラダ、ジュースなどを買い、9時前にはホテルでジンを片手にくつろぐ。
簡単にシャワーを浴び、その後、ジンを片手に読書。深夜、昨日と同様、Elton John のコンサート番組を観て、そして眠りにつく。
3月6日(どうってことのない一日)
朝、8時過ぎに目覚め、起き上がらずにぼぉ〜っと過ごす。そして、のそのそと起き、コーヒー、タバコ、といういつものパターン。そしてサッポロ一番のカップヌードルとシーザーサラダの朝食。
今日は、いよいよ(笑)、カナダでの研修の最終日。私は愚痴るのは嫌いなので書かなかったが(笑)、どんなにこの日を待ったことだろう...。今回の引率は、ほんと、嫌だったのだ。(ま、まだアメリカでの滞在があるけどね...。)
10時を過ぎてホテルを出て、大学に向かう。今日は快晴。少し手前のバス停で降り、ぶらぶらと気晴らし(?)のため散歩して大学着は11時前。ホームステイオフィスに荷物を置き、少しだけ授業を参観。そして、International Education のトップの人物と公式会談。(笑) 内容は姉妹校提携について。
12時30分、会談終了、そして教職員用のカフェテリアで非公式な会談を持ちながらランチ。そして午後1時30分より閉講式。あっさりと30分で終了。
9名の学生のうち5名が「スタンレーパークの水族館に行きたい。」ということで大学のスタッフの車に便乗させてもらって行く。3時頃到着。学生だけ中に入り、私は外でコーヒーを飲みながら、おもむろにPCを取り出し、テーブルで作業。(笑) そして1時間弱で学生達が出て来て、歩いてダウンタウン方面へ。それからバスに乗って中心部で降り、解散。
で、本屋、楽器店、と巡る。楽器屋さんではマーチンのカッタウェイのモデルをつま弾く。衝動的に欲しくなったが(笑)、値段はともかく(25万円ほど)、やはり(郵送するにしても自力であろうと)日本へ持ち帰ることに伴う煩わしさを考え、断念。(笑)
一昨日探して見つからなかった本を求めて、また別の古本屋に行くことにする。バスを乗り継いで30分ほど離れた所にあるのだが、到着したときには閉まっていた...。仕方なく、ホテル方面へもどることにして、再びバスに乗る。帰り道、中華レストランに立ち寄り夕食。
午後8時前にホテルに戻り、明日の出発に備え、荷物の整理、パッキング。それからジンを片手にゆったりとお風呂に入る。PCで(前にも書いたけど)オフコース関係のMIDIの作品群を聴き、感動しながらジンをあおる。その後、久し振りに自分のMIDI作品群を聴き、悲しくなってジンをあおる。(笑)
ジンをあおりすぎたため(笑)、久し振りに酔っ払う。(笑) で、バタンキュー状態でベッドに入ったのは恐らく午前1時前。(笑)
3月7日
今、これを書いているのは2001年10月28日(日)の午後4時過ぎ。(爆)
出かけたままでまだ帰国に至っていなかったということで(笑)ず〜っと気がかりになっていた「カナダ出張報告記」(笑)。 いい加減にけりをつけたいということで、無理やりに書いています、はい。(笑)
もう7カ月以上前のことだから、記憶も定かではない...。(笑) これといって別途、日記をつけていたわけじゃないし...。
ということで、これまで以上に断片的に書く。(笑)
3月7日は、うん、バンクーバーを後にして、アメリカに移動した日である...。
覚えているのは、バンクーバー国際空港で、「ちょっとトイレに行ってきます。」と言って、現地ガイドさんの説明を離れた学生数名が30分近く戻ってこなくて焦ったこと。(爆)
「迷子になったのでは...? 怪しい男達に拉致されてしまったのでは...?」
私の心配が頂点に達したころ戻ってきた彼女達は「お腹が空いたので食べ物を買ってきました〜。」と、まるで能天気...。内心切れかかった私だが、努めて冷静に叱責しました...。
ロサンゼルス空港に着いて、私達10名が乗り込んだのは、JTBが手配した「大型観光バス」...。(爆)
現地のガイドさんの説明ではマイクロバスが丁度出払ったしまったために緊急でこの車種になったとのことだが、学生からは「こんなの贅沢過ぎる〜。もっとちっちゃいのであれば安くつくはず。」などの嫌みの声が...。
ロサンゼルスでの宿泊は「アナハイム スポーツマンロッジ」とかいうようなホテル。可もなく不可もなし。
近くに大きなスーパーマーケットがあり、そこでワインとビールを仕入れる。(笑)
3月8日
この日は、朝から一日中、ディズニーランド見学の日。
従来のディズニーランドに加え、隣接した「ディズニーアドベンチャー」という同規模のアミューズメントパークがこの春から開園。で、私は前者をパスし、後者のみを廻る。(笑) もちろん、独りで。(笑) 特に印象に残ったことはなし...。
あ、思い出した。ミッキーマウスを模した(?)宙返りのある(?)ジェットコースターに乗った時、隣り合せだった中年のアメリカ人男性が、「YAHOO!」と何度も奇声を発していたこと。(笑) それと、フリーフォールが味わえる乗り物に乗ったこと。それなりにこの二つは楽しかった。(笑)
年によっては、「先生、一緒に廻りましょう!! 見どころを教えて下さい。」という学生もいるが、今回連れて行った学生にはそういう学生はいない。
3月9日
この日は、朝から一日中、ユニバーサルスタジオ見学の日。
これまたほとんど見尽くしているのだけれど、最初は「トラムツアー」を予約しているということで、まずは全員揃っての行動。で、その後は、自由行動。
例年よりも、う〜ん、何と言うのか、1〜2ドルほど払ってのゲームの出店(例えばバスケットボールのフリースローみたいなの、とか。)が多くある。
ここでも、これと言って心に残ることはなかったけれども、アジア系アメリカ人がやっていた「米粒に名前を書いてキーチェーンにする」お土産、というのを買った。私としては般若心経を書いて欲しかったのだが、尋ねてみても「そんなのは知らない。」と一蹴されたため、娘と息子のイニシャルで妥協する。(あ、念のため書いておくと、私は般若心経のことなどリクエストしてませんよ。(爆) 今のはもちろんデマカセ。)
この晩は、最後の夕食ということでそろってロングビーチ近く(爆)のレストランへ。魚がメインディッシュのフルコース(?)。「これ、おいしい!」と学生達には好評のようだったが、帰りのバスの中で「先生、去年も今の店だったのですか?」との質問があり、「いいえ、去年は中華料理でしたよ。」と答えると、「そっちが良かった〜!」との不平続出。(爆) 去年は「中華料理なら日本でも食べられるのに。」との意見が多数あったための配慮だったのに...。「引率教師の心、学生知らず」である...。(ま、今年の学生は、はっきり言って「ハズレ」だったのだが。(爆))
3月10&11日
う〜ん、この日についてはほとんど覚えていない...。とにかく「あ〜、早く日本に帰りたい!」と思っていたこと、それから、帰りの日航機の中では、ちっとも眠れずに数本の映画(「Pay Forward」など)を観たこと、とにかくビールやワインを無節操に極めて大量に飲んだ(爆)(でも全然酔えなかった(笑))ことしか覚えていない。
あ、広島駅に到着して解散式(って、一言二言私が何かをしゃべっただけだけど)が終わったとき、「やれやれ...。」と心底思ったことも覚えているなぁ...。(笑)
ま、ここで嘆いても仕方ないけれども、この十数年の引率経験の中で、一番(笑)、楽しくなかった引率だったのは間違いない...。(笑)
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