不幸の手紙 from CANADA 2001


 あのぉ...。分かっているとは思うけど(笑)、これ、「気合いが入ったつまんなさ」ですよ、他のところ以上に。(爆) 自分でも、ほんと、何をダラダラと書いているんだか、と思いながら、そして酒に溺れながら(爆)書いた文面が大半を占めていますし...。(笑) ですので、くどいけどもう一度言います。「伝えたいことがないんだってば!!」(爆)

不幸の手紙 from CANADA その06 2001年3月3〜11日

3月3日(ま、今日はどちらかというと長い一日かな)
 6時に起き、そして(既に出かける準備は整っていたが)余裕を持って食事。朝食はカップヌードルだ。(笑) もちろんコーヒーは欠かさない。(ただし、部屋に毎日置かれるホテルのコーヒーはなくって、持参した分をいれたのだが。)

 夜明け前に少し雨が降ったようだが今はあがっている。この分なら雨の心配は無用のようだ。それに今日出かけるヴィクトリアはバンクーバーよりも降水確率は低いところだし。

 で、6時50分にはホテルを出て、バス停で佇む。引率教師たるもの、こうでなくっちゃ。(爆) 7時の約束であったがヴァレリーさんは、なかなか来ない。まさか約束を忘れてしまって別のルートで既に行ってしまったのではないか…?(爆) それとも急用ができて(?)7時直前にホテルに電話したけれども、もう私が出てしまった後で連絡が取れないのかも…。持ち前の想像力、妄想力の実力発揮だ。(笑)

 ま、結局、7分ほど遅れて彼女はやって来たのだが。
 この後のことは詳しく書くと面倒なのでばっさり略。(笑) 予定通り午前7時30分には全員揃ってバスは発車。そして日帰りのヴィクトリア観光を終え、現在、このコンピュータはフェリーの「エグゼクティブデスク」(笑)と呼ばれる蛍光灯、電源つきのブースで(リンゴを齧りながら)使用している、ってことだ。(ただ今の時刻は午後5時40分。)

 さて、明日は丸一日のフリータイムである。どうやら天気も良さそうで期待が持てる。明日はテニスができるだろうなぁ…。

 さて、ここからはホテルで。予定通り午後7時半前にはキャンパスに戻り、それぞれのホストファミリーが学生を迎えに来て、そして何名かはホームステイコーディネーターのヴァレリーさんが車で送ってくれることになる。私はバスの運転手に頼んでどうせダウンタウンに行くなら途中まで乗せていってくれと頼み、午後8時過ぎには帰着。
 
 夕食を食べに出かけるのも面倒なんで(笑)イカフライを一袋食べ、後はビールとジン。ヴィクトリアで買った絵葉書で、日本の友人K氏宛てに葉書を書く。(氏の住所を書いた紙が常用しているカバンのサイドポケットにどういう理由からか(笑)入っていたのだ。) 

 あ〜、長い一日だったなぁ、と思いながら眠りにつくまでテレビを観ることにする。すると、髪を金髪にした甲斐君(爆)がサングラスをかけて歌っているではないか!! と、わざとらしい冗談はやめにして…。ま、エルトン・ジョンのコンサートが放映されていたのだ、実を言うと。詳細は不明だが(笑)昨年秋の「マジソンスクェアガーデン」でのコンサートのようである。で、今日はゲストがたくさんいるんだ、と言いながらまず紹介されたのはビリー・ジョエル! 一緒に「Yellow Brick 何とか」(笑)という曲を歌ったりしていた。その後も、(観客の歓声から察するに)きっと高名であろう歌手たちが何人も登場していた。

 「ほほぉ〜。」と感心しながら観ていると、途中でコマーシャル。しかも4月のコンサートの座席予約の案内。やれやれ、と思いながら見ていると、だんだんとコマーシャルが入ってい来る間隔が短くなる。(笑)

 で、途中でうんざりしてしまい、テレビを消し、午前1時前に就寝。


3月4日(どうってことのない、普通の一日)
 午前9時過ぎに起床。今日のバンクーバーの天気も上々である。快晴とまでは行かないにしても少し曇り勝ち、って感じの一日になりそうである。考えてみると、今日は、今回の海外出張で、唯一の「完全フリー」な一日だ。よぉ〜し、ダラダラと過ごすぞ!!(笑)

 まずはコーヒーを飲み、新聞を読んだりしながらぼ〜っと過ごす。そして11時前になってテニスウエアに着替えてホテルを出る。

 コートに行く前に、まず、同僚の先生に頼まれていた本を探しにダウンタウンの古本屋に出かける。2年前に来たときにはあった、という話だが、やはり、ない。ま、いいけど。(笑)

 そうこうしているうちに正午を回り、空腹感を覚える。ま、朝はコーヒーだけだったから無理もない。ところがファーストフードの店も行列ができている。並んでまでハンバーガーを食べたい訳じゃない。かと言ってわざわざレストランに入るのも時間の無駄だ。今からテニスをしようといきり立っている(?)のだ、こっちは!
 ってことで、リンゴを齧りながらバスを待ち、そしてスタンレーパークへと向かう。
 しかし、空腹のままでテニスをする、ってのも情けない。そこで途中のセブンイレブンでハンバーガー2つとコーヒーカップ(中味入り)を仕入れ、公園に着いてからベンチに座って遅いブランチ。コート上にはたくさんのプレーヤーがいて、すぐにはプレーできないような状況だ。
 ハンバーガーをぱくついていると、一昨日一緒にプレーした老人が声をかけてくる。エリックと名乗る63歳のその老人とまた一緒にしようということになり、コートサイドのベンチに腰掛けコートが空くのを待つ。
 そして1:45にプレー開始。しばらくラリーをして、そしてシングルス。6−1,6−1で圧勝。ま、当然と言えば当然だが。(爆)

 それからまたしばらくベンチに腰掛け休む。人はたくさんいるのだが知った人がほとんどいない。いてもすでに他の人たちとダブルスをしていたりで、その中に入ってゆくのはためらわれる。で、しばらく黙々と壁打ち。そしてまた休憩。
 で、やはり壁打ちをしていた初心者の青年に声をかけ、一緒にラリーしようということになる。推定年齢22歳のクリスと名乗る青年は、自称初心者で、そして間違いなく初心者だった。あらぬ所にボールを返してくるんで、ま、私としては東奔西走の激しい運動となる。(望むところだ。(笑))
 5時15分過ぎ、じゃあ、また、ってことで別れる。で、またまたベンチに行き、しばらくタバコを吹かしてぼ〜っとする。
 ちなみにこちらの日没時刻は、今の時点では午後6時ごろ。スタンレーパークの南側は English Bay という湾に面し、そして西側は太平洋だ。静かに落ちてゆく夕日を眺めながら物思いに耽るってのも悪くない。犬を散歩させている人たち、黙々と走りつづけるジョガー、軽やかに自転車で、そしてローラーブレードで駆け抜けてゆく人たち。実に平和な光景である…。ふと東に目をやるとダウンタウンの高層ビルも紅に染められ、控えめな輝きを放っている。心地よい疲れを感じながら海岸沿いの道を歩き Denman Street へ。この通りでいつもバスに乗るのだ。乗り継ぎがうまく行けば30分足らずで滞在しているホテルには戻れる。

 と、その時、思い出した。「あれ…? 今日買ったコーヒーカップは…?」(笑)

 立ち止まって今日の午後、テニスコートに着いてからのことを思い出そうとする。が、めっきり記憶力が衰え、最初にハンバーガーを食べながらコーヒーを飲んだこと、そしてエリックとコートに行ったときにはカップを手にしていた所までは思い浮かぶがその後は不明である。たかだか3時間ほど前のことなのに…。(笑)

 買ったばかりで無くしてしまうのも悔しいんで、半ばあきらめつつテニスコートへととぼとぼと歩く。(前にも書いたけど)ここには20面近くのコートが並んでいる。もうとっぷりと日は暮れ、夕闇に包まれたコートにはもう人影は、ない。
 が、とあるベンチの上にカップ影が。(笑) あ、そうか、途中でダブルスをしないかと誘われて荷物を持って移動した時に置いたんだった!(笑) 

 ふむ…。もちろん、この小さな出来事を一般化するつもりは全然ないのだが、バンクーバー市民の民度の高さをちょっとだけ見直したぞ、私は。(笑) いや、訂正しよう。テニスをする人に悪い人は一人もいないんだ!!(爆) (ウソだ、そんなことは一度も思ったことがない。(笑))

 ま、それはそれとして…。

 で、少しだけ気分を良くして(笑)帰途に着く。途中、乗換えでバスを降り、次のバスがなかなか来ないため、Granville Street という通りへ向かい、そこに並ぶCD屋さんをはしごして、10枚ほど仕入れる。で、その後、バスに乗りホテルへと向かうが、ホテルのところから2ブロック手前の通り(West Broadway というかなり賑やかな通り)で降り、そして Wendy's Restaurant に入り夕食。「レストラン」とはいうものの、ここは大きなハンバーガーショップだ。(笑) で、ハンバーガーとフレンチフライ、そして1リットルはありそうなコーラを注文。コーラは飲みかけを持ち帰り、8時40分、部屋に戻る。  しばらくMIDIの作業。そしてゆったりとお風呂に入り、午前零時過ぎに広島の自宅に電話。娘と息子としばらく話す。お土産のリクエストを尋ねると、娘はアクセサリーの類、並びに「きれいな石」(ま、水晶やら鉱石やら)を所望するとのことで、そして息子は「何か面白いもの」が欲しいとのこと...。「何か面白いもの」と言われても非常に困るのだが...。
 そして1時頃、就寝。
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3月5日(ま、普通ですね、この一日は)  ふぅ〜...。目覚めると午前7時20分。日本ではすることのない寝たばこ状態で一服...。(笑) で、ぼぉ〜っとする。
 午前7時40分、頼んだ覚えのないモーニングコール...。もう慣れっこになってしまったぞ。(爆)
 で、起き出し、まずはコーヒー。昨夜、ミネラルウォーターはジンと共に飲み干してしまったため、洗面台の水を使う。不味い...。(笑) 朝食は、昨日、昼御飯用に買って、結局食べずじまいだったチーズバーガー。冷えきったチーズバーガーってのもなかなか「おつ」である。(ウソだ。ただ虚しいだけだ。(笑))
 で、ダラダラと一時間ほど過ごし、午前9時頃、ホテル発。バスに乗ってランガラへと向かう。今日の天気は今のところ曇り。予報では「時々晴れ」ってことだった。今日の午後も、校外学習は予定されていない...。しめしめ、またテニスができる...。(笑)

 ランガラに着いて、少しだけ授業に顔を出し、そして後はプログラム担当者と非公式の会談。(笑) 今後の関係(つまり姉妹校提携だとか)について話す。
 ホームステイオフィスでコーヒーをいただき、その後は学内をぶらぶらと歩く。
 12時半過ぎ(つまり授業終了後)、学生達が思い思いの午後を過ごすことを確認し、私もランガラを後にすることにして、バス停に向かう。

 丁度バスに乗りそこね、20分ほど待ち、そしてホテルに帰着したのは午後1時半前。で、ゆったりとテニスウエアに着替え、まずはホテルから道を挟んだところにある City Squares 内のフードコートへ行き、昼食。「Japanese Cuisine」とあるものの、どう見ても中華風の店で「照焼きチキン」を食す。「Nigiri-sushi」なんてものもあるが、別に日本食が恋しいわけじゃないんでパス。(ちなみに、寿司の定食に付く飲み物はコーラかコーヒーなどのソフトドリンク...。「寿司」と「コーラ」ってのも、なかなかインパクトの強い組み合わせだ...。いいのか、それで?(笑))
 そして行きつけの(笑)スーパーマーケットに行き、水を買い、そしてバス通りへ。で、バス停に向かっていると、通りがかったバスから「先生っ〜!!」と呼ぶ声が。(笑) どうやら学生達の何人かがダウンタウンに買い物に出かけようとしているようだ。で、信号待ちの関係でそのバスに乗る破目に。(笑)
 ダウンタウンの目抜き通り、Robson Street で一緒に降り、彼女達は買い物に。私はバスを乗り継ぎ、スタンレーパークへと向かう。

 テニスコートに着いたのは、もう午後3時前。昨日とは打って変わってほとんど人はいない。全然居ないわけではないが、コート上で仲良く(?)プレーしている人ばかりのようで、端数(?)なし、の状態である。で、まずは壁打ちでウォーミングアップ。小一時間ほどして、Allan と名乗る(私とほぼ同年代の)男が来て、一緒にコートで練習しようと声をかけてくる。もちろん異存はなく、コートへ行き、ラリーの練習をする。
 う〜ん、何だか見覚えのある顔だなぁ...、と思っていたのだが、実際にボールを打ち始めて思いだした。そうそう、この大振りのフォワードスイング(笑)、間違いない、何年か前にここで一緒にテニスをしたことがある!
 しばらく練習を続け、水を飲むため休憩した時に、「私の記憶違いじゃないと思うんだけれど、貴君とは数年前、恐らくは3年前にここで手合わせをしたことがあると感ずるがいかがかな?」と尋ねてみた。が、「へ? そうかなぁ。そうかもなぁ〜...。」という返事。ま、無理もない。彼にとってはここでプレーすることは年中やっていることであり、そして(ここでの慣例に従って)パートナーのいない人を気安く受け入れているのだろうから。一方、私にとっては、ここでテニスをすることは、特別なことであって、強烈な印象(と言うと大袈裟だが)となりやすい、のだ。ま、簡単に言えば彼らにとっては日常だが私にとっては非日常だってことだ。
 その後もまたしばらく練習を続け、コートサイドの大きな樹木(高さ20メートル以上ありそうな木がずらっと並んでいるのだ...)の影がコートをすっかり覆い、日没が近づきボールが見えにくくなり始める頃になって終了。で、あっさりと「じゃ、また〜!」とアランと別れ、そして昨日と同様、English Bay の夕陽をぼぉ〜っと眺めタバコを吸う。心地よい疲れに浸りながら(笑)、Denman Street (バス通り)を、ダウンタウンの中心部に向かって歩く。
 午後6時半過ぎ、ちょっと時刻としては早いかなぁ、と思いつつ、Great Wall Restaurant というモンゴル料理の店へ。(ちなみに昨年もここで食事をした。詳細は昨年のカナダからの便りの3月14日の稿を参照のこと。(笑))
 店に入ってテーブルに案内され、「お飲み物はどうなさいますかぁ?」と尋ねてきたウエイトレスさん、何だか英語が下手だ。(爆) もしかしたらワーキングホリデーか何かで来ている日本人かも...、って気もするが、ここは日本に限らずアジア系の人がたくさんいるんで確信は持てない。韓国人かもしれないし中国人かもしれない。
 ビールを飲み、ジンギスカン料理を食べた後、「Shoud I pay here, or at the cashier?」と、例のウエイトレスさんに尋ねる。すると「あ、え〜とぉ、Both.」と言う。(笑) おいおい...。Both ってことはテーブルとレジとの両方で分割払いをしろってことなのか...?(爆) ま、こんなところで突っ込んでも仕方ない。が「あ、え〜とぉ」の部分で日本人だと確信した(笑)ため「あ、日本の方ですか。ワーキングホリデーで?」と声をかける。すると、やはり「ええ、そうです。」とのこと。で、「じゃ、頑張って下さい。ごちそうさまでした。」と言って、(もちろんチップ込みの代金を支払って)店を出る。
 それからロブソンストリートを中心部へと向かって歩く。この通りは来る度に新しい店がオープンしている。そして同時に前にあった店がなくなっている...。ま、いいけど。
 途中、オフコース、小田和正氏の香港製CDを求めて店に立ち寄るが新しい収穫はなし。で、その他のCDを何軒かはしごして20枚ほど購入。基本的に(?)こちらで購入するものは洋楽である。(笑) 今回は70年代〜80年代のものを中心に探し、買った。
 続いて家族へのお土産品を求めて数件の店をまわる。妻、そして娘用にアクセサリーの類を何点か購入。息子への土産はアメリカで買うことにする。
 午後8時過ぎ、バスに乗りホテル近辺に戻る。で、いつものようにスーパーマーケットに行き、シーザーサラダ、ジュースなどを買い、9時前にはホテルでジンを片手にくつろぐ。
 簡単にシャワーを浴び、その後、ジンを片手に読書。深夜、昨日と同様、Elton John のコンサート番組を観て、そして眠りにつく。  
 

3月6日(どうってことのない一日)
 朝、8時過ぎに目覚め、起き上がらずにぼぉ〜っと過ごす。そして、のそのそと起き、コーヒー、タバコ、といういつものパターン。そしてサッポロ一番のカップヌードルとシーザーサラダの朝食。
 今日は、いよいよ(笑)、カナダでの研修の最終日。私は愚痴るのは嫌いなので書かなかったが(笑)、どんなにこの日を待ったことだろう...。今回の引率は、ほんと、嫌だったのだ。(ま、まだアメリカでの滞在があるけどね...。)
 10時を過ぎてホテルを出て、大学に向かう。今日は快晴。少し手前のバス停で降り、ぶらぶらと気晴らし(?)のため散歩して大学着は11時前。ホームステイオフィスに荷物を置き、少しだけ授業を参観。そして、International Education のトップの人物と公式会談。(笑) 内容は姉妹校提携について。
 12時30分、会談終了、そして教職員用のカフェテリアで非公式な会談を持ちながらランチ。そして午後1時30分より閉講式。あっさりと30分で終了。
 9名の学生のうち5名が「スタンレーパークの水族館に行きたい。」ということで大学のスタッフの車に便乗させてもらって行く。3時頃到着。学生だけ中に入り、私は外でコーヒーを飲みながら、おもむろにPCを取り出し、テーブルで作業。(笑) そして1時間弱で学生達が出て来て、歩いてダウンタウン方面へ。それからバスに乗って中心部で降り、解散。
 で、本屋、楽器店、と巡る。楽器屋さんではマーチンのカッタウェイのモデルをつま弾く。衝動的に欲しくなったが(笑)、値段はともかく(25万円ほど)、やはり(郵送するにしても自力であろうと)日本へ持ち帰ることに伴う煩わしさを考え、断念。(笑)
 一昨日探して見つからなかった本を求めて、また別の古本屋に行くことにする。バスを乗り継いで30分ほど離れた所にあるのだが、到着したときには閉まっていた...。仕方なく、ホテル方面へもどることにして、再びバスに乗る。帰り道、中華レストランに立ち寄り夕食。
 午後8時前にホテルに戻り、明日の出発に備え、荷物の整理、パッキング。それからジンを片手にゆったりとお風呂に入る。PCで(前にも書いたけど)オフコース関係のMIDIの作品群を聴き、感動しながらジンをあおる。その後、久し振りに自分のMIDI作品群を聴き、悲しくなってジンをあおる。(笑)
 ジンをあおりすぎたため(笑)、久し振りに酔っ払う。(笑) で、バタンキュー状態でベッドに入ったのは恐らく午前1時前。(笑)


3月7日
 今、これを書いているのは2001年10月28日(日)の午後4時過ぎ。(爆)
 出かけたままでまだ帰国に至っていなかったということで(笑)ず〜っと気がかりになっていた「カナダ出張報告記」(笑)。 いい加減にけりをつけたいということで、無理やりに書いています、はい。(笑)
 もう7カ月以上前のことだから、記憶も定かではない...。(笑) これといって別途、日記をつけていたわけじゃないし...。
 ということで、これまで以上に断片的に書く。(笑)

 3月7日は、うん、バンクーバーを後にして、アメリカに移動した日である...。
 覚えているのは、バンクーバー国際空港で、「ちょっとトイレに行ってきます。」と言って、現地ガイドさんの説明を離れた学生数名が30分近く戻ってこなくて焦ったこと。(爆)
 「迷子になったのでは...? 怪しい男達に拉致されてしまったのでは...?」
 私の心配が頂点に達したころ戻ってきた彼女達は「お腹が空いたので食べ物を買ってきました〜。」と、まるで能天気...。内心切れかかった私だが、努めて冷静に叱責しました...。
 ロサンゼルス空港に着いて、私達10名が乗り込んだのは、JTBが手配した「大型観光バス」...。(爆)
 現地のガイドさんの説明ではマイクロバスが丁度出払ったしまったために緊急でこの車種になったとのことだが、学生からは「こんなの贅沢過ぎる〜。もっとちっちゃいのであれば安くつくはず。」などの嫌みの声が...。
 ロサンゼルスでの宿泊は「アナハイム スポーツマンロッジ」とかいうようなホテル。可もなく不可もなし。
 近くに大きなスーパーマーケットがあり、そこでワインとビールを仕入れる。(笑)

3月8日
 この日は、朝から一日中、ディズニーランド見学の日。
 従来のディズニーランドに加え、隣接した「ディズニーアドベンチャー」という同規模のアミューズメントパークがこの春から開園。で、私は前者をパスし、後者のみを廻る。(笑) もちろん、独りで。(笑) 特に印象に残ったことはなし...。
 あ、思い出した。ミッキーマウスを模した(?)宙返りのある(?)ジェットコースターに乗った時、隣り合せだった中年のアメリカ人男性が、「YAHOO!」と何度も奇声を発していたこと。(笑) それと、フリーフォールが味わえる乗り物に乗ったこと。それなりにこの二つは楽しかった。(笑)

 年によっては、「先生、一緒に廻りましょう!! 見どころを教えて下さい。」という学生もいるが、今回連れて行った学生にはそういう学生はいない。

3月9日
 この日は、朝から一日中、ユニバーサルスタジオ見学の日。
 これまたほとんど見尽くしているのだけれど、最初は「トラムツアー」を予約しているということで、まずは全員揃っての行動。で、その後は、自由行動。
 例年よりも、う〜ん、何と言うのか、1〜2ドルほど払ってのゲームの出店(例えばバスケットボールのフリースローみたいなの、とか。)が多くある。
 ここでも、これと言って心に残ることはなかったけれども、アジア系アメリカ人がやっていた「米粒に名前を書いてキーチェーンにする」お土産、というのを買った。私としては般若心経を書いて欲しかったのだが、尋ねてみても「そんなのは知らない。」と一蹴されたため、娘と息子のイニシャルで妥協する。(あ、念のため書いておくと、私は般若心経のことなどリクエストしてませんよ。(爆) 今のはもちろんデマカセ。)

 この晩は、最後の夕食ということでそろってロングビーチ近く(爆)のレストランへ。魚がメインディッシュのフルコース(?)。「これ、おいしい!」と学生達には好評のようだったが、帰りのバスの中で「先生、去年も今の店だったのですか?」との質問があり、「いいえ、去年は中華料理でしたよ。」と答えると、「そっちが良かった〜!」との不平続出。(爆) 去年は「中華料理なら日本でも食べられるのに。」との意見が多数あったための配慮だったのに...。「引率教師の心、学生知らず」である...。(ま、今年の学生は、はっきり言って「ハズレ」だったのだが。(爆))

3月10&11日
 う〜ん、この日についてはほとんど覚えていない...。とにかく「あ〜、早く日本に帰りたい!」と思っていたこと、それから、帰りの日航機の中では、ちっとも眠れずに数本の映画(「Pay Forward」など)を観たこと、とにかくビールやワインを無節操に極めて大量に飲んだ(爆)(でも全然酔えなかった(笑))ことしか覚えていない。
 あ、広島駅に到着して解散式(って、一言二言私が何かをしゃべっただけだけど)が終わったとき、「やれやれ...。」と心底思ったことも覚えているなぁ...。(笑)

 ま、ここで嘆いても仕方ないけれども、この十数年の引率経験の中で、一番(笑)、楽しくなかった引率だったのは間違いない...。(笑)
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