くだらない話 Part 3

目次
その31 じゅそ観察(4)
その32 どうでもいいこと
その33 世の中
その34 追うタコに教えられる
その35 RS530改造記(1)
その36 RS530改造記(2)
その37 RS530改造記(3)
その38 RS530改造記(4)
その39 RS530改造記(5)
その40 今日、銀行で

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その31 じゅそ観察(4)
 じゅそ...。ま、説明は不要だがHASENOBUの豚児(爆)である。

 さて、この「じゅそ」についてだが、数名の知人から「ところで、じゅそくんは元気にしていますか?」というような内容の質問を最近、相次いで受けた。(ま、これまでこのホームページに記してきたことから、じゅその安否そのものを気遣うというよりも、彼の言動でまたネタになるようなことはないのかという質問であると(爆)私自身は理解しているのだが。(笑))
 で、私はこの質問をされると「はぁ...。ま、相変わらずですよ。」としか答えていないのだが、そして「相変わらず」であるのも間違いじゃないんだけれど(笑)、取り立ててネタにしたいような大きなイベント(笑)はないということであって、日頃から「こ、こいつはぁ〜っ!」と思うようなことは枚挙にいとまがない、というところである...。

 ってことで、「カッターナイフの刃を鷲掴みにして右手人さし指が根元から切れ落ちそうになった」というような大ネタ(爆)ではないが、こまごまとしたじゅその日常を幾つか記そう。(>何のために...?(笑))

・じゅそはものぐさである。ま、これは「言わずもがな」のことであるんだが。(笑) で、いずみん(姉、15歳)から、「じゅそ、臭い〜っ! あっち行ってよっ!」と罵声を浴びせられたりする。で、じゅそは「今日、学校から帰ってから塾に行く前に入ったよ〜!」などと言い返しているが(笑)、姉は聞く耳持たず、というようなことも珍しい光景ではない。
 ちなみに「「じゅそ、臭い〜っ!」といずみんが発言するのは思春期に近づいた弟が「男臭い」というような意味ではなく、ただただ「不衛生」ということである...。(爆)
 Fさん:「じゅそ! 今夜こそお風呂に入ってから寝なさいよっ!」
 J(USO):「はいはい...。」
 Fさん:「『はい』は一回でいいっ!」
というようなやり取りが夕食後になされても、しばらくすると、じゅそはそのまま、つまり、「おこた」に入ったまま、メガネをかけたまま、本(教科書ではなくコミック)を開いたまま、寝入ってしまう...。こういうことはしゅっちゅう我が家で見受けられる光景である...。
 H(ASENOBU):「お〜い、じゅそ! 背中をギュッギュしてくれ〜い。」(<一種のマッサージだ。(笑))
 J:「やだよ、今、手が離せないんだよ。」
 H:「何をやってるんだよ?」
 J:「とあるパソコンゲーム。」
 H:「何だよ、それは? そんなのいいからポーズしてこっちに来いよ。」
 J:「あ〜あ、お父さんのせいでミスしたよ...。」(と言いながらやって来る)
 H:「おい、じゅそ、ちょっと臭うぞ。ちゃんとお風呂には入っているのか?」
 J:「入っているよっ! 今日も夕方、塾に行く前に入ったよ!」
 H:「ほんとか? 何だか『二週間ほど洗ってない犬の臭い』がするぞ。」
 J:「ひどいよ、父さんっ! もう、やめたっ!」(と言って立ち去る)
 H:「お〜い、まだ途中じゃん! 待てよ〜っ!」(と虚しく叫ぶ)
こういう光景も日常茶飯事だ...。(笑)

・さて、こう書くと「じゅそはお風呂が嫌いな不潔な少年」という印象を与えてしまうかもしれない。しかし、それは半分、正しくて、半分、誤った印象である。じゅそは「お風呂は大好き。だけど小汚い」(爆)のである...。

 そう、実はじゅそはお風呂大好き人間なのである。家に送られて来る贈答品の入浴剤、あるいは一家で買い物に出かけたときにねだって買ってもらった入浴剤(笑)を各種、試しては長風呂をしている少年なのだ...。
 我が家の風呂場の入り口近辺にはコミック本「月刊 コロコロ」やCDラジカセが時折置いたままになっていることが時々あるんだが、これらはじゅその仕業である...。(爆)
 塾のため、帰宅が遅いというのもあって我が息子は夕方、一人でお風呂を沸かし入浴することが多いのだが、家人が誰もいないことをいいことに好き放題しているらしい...。
 で、入浴剤をたっぷりと投入したぬるめのお湯に浸かりながら本を持ち込んで「クククッ。」と笑いながら、入り口近辺に置いたCDでB'zの歌を聴き、のんびりとお風呂に入るというのが、じゅその「至福の時間」のようである...。(笑)

 ということで、長い時間をかけてお風呂に入っている割には身体や髪を洗うのはおざなりにしているようで、それが原因で「獣の臭いがする」などと母や姉に罵られるじゅそなのである...。

・さて、このように「じゅそ、じゅそ」と連発しているけれども、この呼び名、当の本人はあまり気に入っていないらしい。(笑)
 この前も、塾帰りの息子を駅に迎えに行ったときに、10メートルほど離れた場所に車を停めた私が「お〜い、じゅそぉ〜っ!」と大きな声で呼ぶと、駆け寄って来て車に乗り込むなり「もぉ〜、あんなに大声で呼ばないでよっ! 恥ずかしいじゃん!!」と文句を垂れていた。
 
 ってことで(?)、息子は「純一」という名前であるということ、そして前にも書いたんだけれど、我が家では「ん」を「そ」と読み替える習慣があるため、その呼び名のバリエーションは豊富である。私が使うものとしては以下の8通りがある:
 じゅそ、ちゃそ、じゅにち、じゅそちゃそ、じゅんいち、じゅそくそ、しんきち、のぶっこ2号

以上の8つの名前の順は(少なくとも私が使用している)頻度順である。>本名が下位に来ている点に注意。滅多に彼は父親から本名で呼ばれていないのだ。(爆)

 ちなみに「しんきち」というのは漢字で書くと「信吉」である。父親の名前の一文字を取り、しかも伝統的な日本人の男子の名前ということで命名の際に発案したものであるが妻によって即座に却下されたものである。

 ただし(?)、上の8つの名前のうち、最後の3つは私が一方的に呼ぶだけでじゅそは反応しない。(笑)
 「お〜い、しんきちぃ〜!」と呼びかけてもじゅそは返事をせず知らんぷりである。「いるなら返事しろよ。」と言っても「ボク、そんな名前じゃないよ。」と生意気なことを言う有り様である。(笑)
 
 あ〜、予想していたがつまんない展開になってきたんで、この辺で...。
(2003年03月01日 書き下ろし)

その32 どうでもいいこと
 ってことで、どうでもいいことを書きたい。>何のために?

・このところ、「駄文」を書くことがめっきり減ってしまった...。
 別に「ネタ切れで困っている。」とかいうのではない。というか、ネタが切れても私としてはちっとも困ることなどないのだが。(笑)
 じゃ、何で書く頻度が下がったのかというと、もうこれはひとえに「書く気力、時間、精神的余裕がないから。」である。
 ま、これまでもそうだったんだが「書かねばならないから書く」というのではなく、「書きたいと思ったら(意味不明であろうとも)好き勝手に書く。」ということだ、早い話。
 で、最近では自分の生活の中にゆとりがないために書く気にならない訳である。

・今、これを書いているのは(言うまでもなく)城の中である。午前零時を過ぎて、ちょっとギターをつま弾いて、「ふぅ〜...。」といったところだ。
 で、キーボードを叩いている私の傍らでは、ネコが眠っている...。(爆)
 黒と白の淡いストライプが入ったオスの虎ネコである。(笑) このネコ、う〜ん、この1カ月くらいだろうか...、朝と夕方に我が家に遊びに来る野良猫なのだ。
 これまでに書いたことだが、うちには野良猫がよく遊びに来る。(笑) で、飼っている訳でもないのにネコのエサを買ってきて与えたりしているからなんだが、現在のところ、顧客は5匹である。
 その5匹の中では、この虎ネコ、一番の新参者であるが、とにかく人懐っこいネコなのだ。普通、野良猫は人間が近づくと逃げ去る。今まで餌付けをしていた黒ネコ(実は4匹いるんだが(笑))のほとんどは、警戒心が強く、半年以上の付き合いであるというのに2匹は近づくと必ず逃げ出す。
 ところが、「シマ」と名付けられたこの虎ネコは、う〜ん、もしかしたら昔は飼い猫だったのだろうか、とにかく、警戒心に欠ける。母屋のガラス戸を開けるとすき間から中に入ろうとするし、実際、放っておくと中にずかずかとやって来る。(笑)
 人さし指を突き出してやると、顔、首を近づけてすりすりとしてくる。側に立つと身体をすり寄せてくる。(笑)
 ってことで、鳴き声こそだみ声であるが(笑)なかなか可愛いヤツである...。

 いや、それがどうしたってことじゃないんだけれど、「ネコのいる部屋」というのは、う〜ん、何だか心落ち着くものだなぁ〜...、と。
 (ちなみに、今、10分ほど膝の上に抱っこして身体を撫でてやっていたんだが、喉をゴロゴロと鳴らして快適そうにしていた。(笑))

・話は変わるようだけれど、もう一つ、ネコ絡みの話を。
 う〜ん、確か、1年以上前のことだったと思う。
 庭の片隅でネコが横になっていた。金と銀のまだら(?)というか、とにかく優雅な色合いのネコで、初ネコである。(ま、今まで遊びに来たことのないネコってことだが。)
 近づくと逃げるだろうと思ったけれど、何だか衰弱しているような気配もある...。で、ほんの目と鼻の先というか、至近距離まで近づいたが、尻尾を動かすだけで逃げようともしない...。
 れれ...? 首輪もないし、野良みたいだけれど、どうしたんだろ...?
 さらに近寄った私は手で触れてみたが、ほとんど反応なし、である...。
 う〜む...? お腹が空きすぎて弱っているのだろうか...?
 そこで冷蔵庫から牛乳をとりだし、適当な容器に入れてネコの前に置いてみたのだが、飲もうという素振りさえない...。
 さらに、捨てても構わない(笑)、ネコが好みそうな食べ物を持ってきたが、それも無視である...。

 このネコ、死にかかっている...。(爆)

 何曜日だったか忘れたが、その時、家にいたのは私だけで、しばらくして娘が帰ってきた。
 「お〜い、いずみん。庭にネコがいるよ。」
 「え? ほんとに? どこどこ?」(私同様、娘もネコが大好きなのだ。(笑))
 「ほら、もみじの木の奥の方に。」
 「あ、ほんとだ...。」
と言って娘はネコに近寄る。
 「あれ? 父さん、このネコ、ちょっと変だよ。逃げないよ。」
 「だろ? ミルクやエサを置いてるけど口にしないんだよ。死にかかっているんじゃないかな?」
 「ええっ...? そうなの? 可哀相じゃん〜!」
 「でも、仕方ないよ。どうしようもないじゃん。」
 「ひどいよ。動物病院に連れていってやろうよぉ〜。」
 「はぁ〜...? そこまでしなくたっていいよ、別に。多分、どっかに行くよ。」
 「父さん、冷たいね〜...。ここでネコが死んだらどうするの? 今度から『ネコ殺しの父さん』って呼ぶよっ!」
 「おいおい...。何てことを言うんだよ。そりゃ、あんまりだぞ。」(笑)
とまぁ、こういう会話をしていると、妻、Fさんが帰ってきた。で、ことの次第を娘が話し、「ねぇ〜、お母さん〜、病院に連れていってやろうよぉ〜。」と娘は強く主張。結局、妻もそれに同意し、そして私もしぶしぶ許可し(笑)、妻と娘は古い毛布の切れ端にネコをくるんで車に乗せて連れていった。(確か、私はその後、職場に出かけた。)
 私が帰宅すると、ネコは和室に置かれた段ボール箱の中で、毛布にくるまってじっとしていた。(笑) お医者さんの言うところでは内臓器官(すい臓だったか...?)に異常があって、注射と点滴(!)をしたらしい。やはり放っておくと死ぬような状態だったらしい。(ちなみに、当然(?)こういうのには保険がきかないため、1万円少々の治療費がかかったらしい...。(爆))
 
 「良かったね〜、ネコ。」と娘は声をかけたりしている。ネコは、弱々しい動きではあるが、最初見つけたときよりも少し反応があるようで、身体をもぞもぞと動かしたりもしている。だけど、まさしく「借りてきたネコ」状態でうずくまっている。

 翌朝、まさか段ボール箱の中で死んでなどいないだろうと思いつつ覗いてみると、うん、大分元気になっているようだ。
 今日もまた医者に診てもらわなきゃいけないから、ということで昼前に段ボール箱に入れたままで、箱ごと娘が玄関先まで出た。

 と、その瞬間、ネコは突如、起き上がって箱の中から飛びだし、一目散に駈け逃げていった...。(笑)

 で、そのネコは、それっきり戻ってこなかった...。(笑) その後、我が家の庭に遊びに来たこともないし、お礼を言いに来たこともない...。

 以上、どうでもいい話でした〜。
(2003年04月04日 書き下ろし)

その33 世の中
 この年齢になっても(笑)、「いやぁ、世の中には色んな人がいるもんだなぁ...。」と思うことはよくある。
 ま、そういう人のことを挙げ始めたら、これはこれでシリーズになるんじゃないかな、というくらいだけれども、今回は(?)ギター絡みのことで。

 話せば長くなるんだけれど、最近、とある理由により、ヤフーオークションの「ギター>アコースティック>本体」って感じで出て来るギターを眺めることが多い。
 別に私自身がさらにギターを買い足そうということじゃないんだけれど、見ているうちに欲しくなり衝動買いしてしまったこともある。(笑)

 で、これはどこかにも書いたかと思うけれど、ヤマハのアコースティックギターのモデルの中に「名器」と呼ばれる1970年前後の「FG-180」っていうのがあって、これなどは当時の定価、つまり18,000円を大幅に上回る価格で取り引きされている。出品時に「最低落札価格なし!」と言いつつも、70,000円スタート、なんてのも珍しくないようだ。

 だが(?)、このFGシリーズの誕生以前にヤマハが製造していた「ダイナミックギター」(また、これか...。(笑))というものも時折出品されているようで、その動向もなかなか面白い。

 出品者が「う〜ん...。やけに古ぼけたギターだなぁ...。粗大ごみに出してもいいかもなぁ。」というようなケースもあるようで、そういう時には100円スタートなんてこともあり、そして一方では(それなりの知識を持っていて)「これはレアなギターである!」という認識を持った出品者だと1万円スタート、なんて感じだったりする。

 ま、オークションってのも、自由価格競争の世界であるし、需要と供給のグラフが理想的な状態(あ、「望ましい状態」という意味ではなく、「不純物を排した観念的な状態」という意味で)で描かれるような気もするのだが、そしてそれは総じて言うと正しいとも思うのだが、稀に「おいおい...、ちょっとそれはあんまりじゃないの...?」と首をかしげたくなることもある。<ま、私には関係ないことなんでどうでもいいのだけれども。(笑)

 ダイナミックギターにも幾つかモデルがあって、No.1から始まる一桁の時代、そしてそれが二桁となった時代、そして末期時代にはSがついたりなどもしていた。
 その中で「No.70」というモデルがある。モデルとしては80に次ぐ高級機種(笑)であるが、それがヤフーオークションに出ていた。(これを書いている今も出てるかな?(笑)) オークションの一覧を眺めていて、このNo.70があった訳だが、少なからず驚いた。

 おお...! 現在の価格、3万円かぁ...! へぇ〜っ!!
 
 ってことでそのページを見てみると、ふむ、開始価格は2万円。で、入札者もちゃんと(?)いるって訳だ。
 ふむふむ...。Q&Aに「今度は最低落札価格がないんですね! 夏からずっと狙っていました。」なんて書かれているのを見ると、どうやら夏ぐらいから出品されていたものの最低落札価格に達せずに再出品というのを繰り返して来ていたみたいだ...。

 オークションの終了まではまだ何日もあるし、ま、どうでもいいと思ってその時は見過ごしたのだが、昨夜見てみると、また同じものが出品されている!(しかも開始価格は5万円。(爆))

 れれ...? このオークション、終わっていたんじゃなかったっけ...? 

 不思議に思った私はPCの履歴のところから、前に見たときのオークションのページを開いてみた。

 と、なんと...!!

 そのオークションは落札者がなく30万円(!)という金額で終了していた。しかも、入札履歴を見ると、ちゃっかりと最低落札価格が指定されていたようで、30万円ってのはその数字だったわけだ。(れれ...?)

 そして、入札者の方を見ると、6名の入札があり、しかも最高価格をつけた人は何と86,000円という金額を提示している...。

 う〜む...。

 ちょっと謎が多い気もするけれど、色んな意味でびっくりだ...。
 
 30万円なんて数字、私には法外の法外という気がするけれども...。(笑) これを買うくらいならMartin D-28の新品を正規ルートで買うけどなぁ...。いや、D-35だって買えるかな?(笑)

 で、このギターに7万円以上の価格で入札した人が4名...。う〜む...。私の手持ちのNo.80を出そうかな...。(爆) オークションに関しては、特に出品者としてはこれまで大体、痛い目に遭って来ているし、ここは一つ、大儲けをしてみようかな、けけけ...。(爆)

 ま、私がギター転がしをするかどうかはおいといて(笑)、そう言えば、先月くらいだったか、エレキギターで300万円近くの価格での取り引きがなされたのを見て、これはこれでのけぞったのだった...。(笑)
 実際のところは知らないけれど、そこまで高価なものを画像と説明だけで買う人がいるというのは、う〜ん...、やっぱり世の中、広いや...。

 以上、久し振りに書いた、どうでもいい話でした〜。
(2003年11月19日 書き下ろし)

その34 追うタコに教えられる
・解釈は一定ではないが、海で遭難しかけたときにはタコを見つければ良いという。タコには(特に西洋の迷信では)魔術的な力があると良く言われるが、遭難して困っている漁師をタコは、追いかけられると浜辺まで導いてくれるというのが西日本、特に瀬戸内海沿岸部で語り継がれている伝説である。

 あ、今の、ぜ〜んぶ、ウソ。(爆) もちろん、正しくは「負うた子に教えられる」であって意味も全然違う。

・風邪を引いて寝込んでいると、その頭痛や発熱のため、あまりぐっすりと眠れることはない...。それで、「う〜ん、う〜ん...。」と唸りながらも暇つぶしに色んなことを考えたりする...。>ま、妄想と呼んでもいいかもしれない。(笑)
 また、朦朧とした意識の中で壮大なストーリーが出来上がったりして自分でも感動するのだけれど、熱が下がると共にそれらも消えてしまうのが実に残念である。

・う〜ん、頭がガンガンする...。のども渇いた...。「みさ〜ん...。」 か細い声で妻を呼ぶ私...。(笑) 「みさぁ〜んっ! みさそ〜!!」 呼んでも呼んでも妻は下の階から上がってこない...。
 だんだん疲れた私は最後には「みにゃ〜ん...。みにゃ〜...。」と捨て猫の鳴き声のように呻きながら事切れる...。(爆)

・別件で二階に上がってきた妻が私のうめき声に気づく。
N:「みにゃ〜、みにゃ〜...。」
Fさん(<妻):「何? どうしたのよ?」
N:「う〜ん、のどが渇いたあ〜...。」
Fさん:「じゃあ、コップに水を入れてこようか?」
N:「あ、いい。イメージトレーニングで水を飲んだ気分になるから。」
Fさん:「何、訳の分からないこと言ってるの? じゃあ、もう私は行くわよ。」
N:「しばし待たれい〜。せっかくなんだからオレが寝つくまで日本昔話でもして行ってくれぃ。」
Fさん:「何ふざけたこと言っているの。」
N:「日本昔話がダメなら外国の童話でもいいよ。」
Fさん:「...。もういいっ! 私も暇じゃないのよっ!」
N:「あ、冗談冗談。じゃあ子守唄でいいから。何か景気のいい曲。」
Fさん:「あのねぇ〜...。病人なら病人らしくおとなしくしてれば?!」
N:「ダメ!! そういう発想が医療費削減や老人福祉の切り詰めなんかに繋がるんだよ! 日本の社会をダメにしている要因なんだよ!」
Fさん:「何よ、それ? もう知らないっ。ふんっ!」
そして階段をドカドカと降りてゆく妻...。茫然と見送る私...。(意味不明)

・私が少し横になろうと二階のベッドに行くと、そこには既に息子が、やはり同じような症状で先に横になっている。
N:「(ベッドに潜り込みながら)お〜い、じゅそぉ〜、調子はどうかい?」
J:「(か細い声で)見ての通りだよ...。熱があってしんどいんだよぉ。」
N:「(息子を抱き寄せながら)お〜い、じゅそぉ〜、こうやると落ち着くよね〜?」
J:「(か細い声で)別に...。ただ暑苦しいだけだよ...。」
N:「(さらに息子に密着しながら)そっかぁ。でも、もう大丈夫。父さんがお前の熱を吸い取ってやる。」
J:「頼むからじっとしててよ、父さん...。」
N:「(悲しげに)そっかぁ...。」
しばらくじっとする私。
N:「お〜い、じゅそぉ〜、ちゃそ〜。(そして息子のあだ名、数種類を列挙して)こん中でどれがいい?」
J:「どれもこれもないよ...。ボクは純一だよ...。」
N:「違う! 本当の名前は『シンキチ』なんだよ。心の名前は『シンキチ』なんだよ。」
J:「...。」
N:「お〜い、シンキチィ〜。 ん...? どうした? 何で返事をしない?」
J:「それもボクの名前じゃないってば! どうせ父さんの『信』の字に『吉』なんでしょ?」
N:「確かに前はそう教えたかもしれん。でも本当は違うんだ。シンキチのシンは、辛抱の辛なんだよ、今まで隠してたけど。」
J:「もう...、またデマカセを言うんだから...。そんな字だったら「ツライ」ってことでしょ? 不吉だよ。」
N:「何訳の分からないことを...。名前がどうだって言うんだよ? ロミオもそう言っているぞ!」
J:「はいはい...。」
N:「はいは一回でいいっ!」

以下、延々と続き、最後には息子はベッドを出て階下に行き、妻に「おかぁさぁ〜ん〜! 父さんが安眠妨害するんだよぉ〜。」と直訴する。(さらに意味不明)

・以下は、「くだらない話 その33 世の中」の追加というか事後報告というか。
 ...。
 実は、この2カ月ほどで一番多く触れているギターは2,000円均一で段ボール箱に並んでいたのを捕獲した後期ダイナミックギターだったりするんだけれど、どうにもこうにもギターが増えた。自宅の城(広さは6畳(爆))にも9本のギターが、そして職場にはもっと多くのギターが林立というか、乱立(意味不明)という状況だ。
 ってことで、手持ちのダイナミックギターのうち、初期型の2本は放出(笑)することにした。>音は悪くないと思うけどネックが太くて。
 後期型のダイナミックギターはネックも通常のクラシックギターと同じなんで違和感はないし、後期とはいえ、約40年ほど前のものなんで「枯れて乾いた感じ」も好きだし。
 で、放出した2本のうち1本は、ま、十分に納得できる安価な取り引き、おまけを付けたりしたんでむしろマイナスって感じ(笑)の収支決算結果となったが、もう1本の方(ま、率直に言うと、上で「ここは一つ、大儲けをしてみようかな、けけけ...。(爆)」というNO.80だが)は、本当にのけぞるような結果となってしまった。
 詳細を書くのは憚られるんで書かないが、Ibanez社が来春早々復刻させるAR300の定価を上回ったということで。ここまでとなると何だか犯罪めいたことをしたような気分になったり、妻からも「詐欺で訴えられるんじゃないの?」と言われたり(爆)もしたのだが、うん、そう、これまた上に書いた様に、今まで出品者としては結構良心的な、私からすれば結構悲惨な(笑)事態が続いていたのだった。
 ってことで、自分を納得させておきたいところである、うん。
(2003年12月24日 書き下ろし)

その35 RS530改造記(1)
 ま、これのどこが「くだらない話」なのか、むしろ「音楽の話」に関すること、もっと正確に言うならば私のギターコレクションのページに置いてもいいような気がするんだけれど、放っておいて欲しい、というか、好きにさせて欲しい。(いきなり意味不明の開き直り)

 さて、先日、イバニーズのRoadstar IIシリーズ、その中でも結構(今となっては)レアと思われるスティーブ・ルカサーモデルを入手し、そしてあっさりと手放したことはすでに当該のページで記した通りである。
 
 で、そのギターそのものにはちっとも未練はないんだけれど(笑)、この頃のRSシリーズって、なかなかいいじゃん、ってのが私の印象として残った次第である。
 そういう訳で1984年の他のRSモデルを立て続けに2本入手してしまった訳だったのだが...。(笑)

 とは言いつつも、本来なら(って、今さら何を言うのかって気もするが(笑))2本ではなく、1本あれば十分である。(<すっげぇ〜、白々しい。(爆))
 なのに、どうして2本なのかというと、実は、そのうちの1本は「RS530」というモデルであり、それはトップ材に「Flame Maple」を使用しているという仕様なのだ!!(意味不明の力説) しかもフィニッシュはブラック!(爆)

 と書くと、かなり異常に思われるだろう。(サンバーストも含め(?))トランスパレントなフィニッシュなら、ま、木目も見えるだろうし、トラ目だってバッチリ。(笑) 「じゃあ、どうして完全に塗りつぶしの「黒」を選んだりするのか..?」という疑問も湧くことだろう、うんうん。

 それは...。

 このあたりの屈折した(笑)心境を記すのはちょっとややこしいことだけれど...。

 通常、木目の素晴らしいモノであれば、その木目(例えばトラ目だとか、キルトなど)が分かりやすいように、それなりのフィニッシュがなされる。>ギターメーカーによって、だ。
 一方、完全に塗りつぶしのモノであれば、当然ながら、木目なんてどうでもいいような材が使われることが多い。(これが、エレキではなく、木材の「目のつまり」などがより重視されるアコースティックギターであれば、なお一層、この点は重要である。特にトップ材においては、まだらな(笑)、不均一な木目よりも、均一で詰まったモノの方が(音響上も)好まれ、従って、完全に塗りつぶしたギターなど、一体どんな(粗悪な)材が使われているか、ということで敬遠される傾向がある、と思う。)

 ということを前提にしつつも、私はイバニーズを信じた。実際、他のモデル(ま、ぶっちゃけた話、ARシリーズだけれど)において、塗装を剥がしたところ、見事なトラ目が出てきたというような事例を知っていたからである。

 従って、この黒塗りのRSにしても、きっと、その分厚いウレタン塗装の下には見事なまでのトラ目が潜んでいることを信じ、このギターを購入したのであった。(って、ジャンク品だったし、安かったし。(爆))

 ということで、立て続けに(笑)RSを購入した私であるが、ギターに関しては素人の(笑)我が妻Fさんは私の説明(釈明、あるいは言い訳(笑))を聞いてあっさりと言い放った。
 「そんな訳ないじゃん。完全に塗りつぶすんだったらメーカーだってろくな材木を使いっこないじゃん。」

 あきれ果てる妻に「いやいや、これが、ちゃんとした材を使っているんだよ。これからこの塗装を剥いだら、それはもう見事な木目が現われるんだよ〜!」と言い返し、「それなりの塗装なんだからそのままにしておけば?」と言う妻の言葉を無視し(爆)、大晦日の忙しい時に(笑)、いざ、作業に突入したのであった...。

(2004年01月02日 書き下ろし)

その36 RS530改造記(2)
 さてさて...。
 「傷はあるけれど、それなりにきれいじゃん。そのままにしとけば? 無駄な努力に終わるよ?」という妻の制止の声を「まぁ、見てなって。マニアの間では『トラ目』って言われる、それは見事な木目が出て来るんだよぉ〜。」と振り切って(笑)作業に望んだ私である...。

 だが、こういう作業、私には初めてのことである。
 
 そこで、リットー社から出ている『エレクトリック・ギター・メカニズム 完全版』を、まず参照してみる。
 
 ふむふむ...。前は読み流していたけれど、なかなかギターの塗装って手の込んだ作業なんだ...。手順を示すと:
1. 木地研摩されたボディは、まず、「との粉」によって目止めがなされる
2.. 「との粉」が塗られ、乾いた後に、手作業で磨かれる
3. 続いて、静電塗装によって、下塗りの「シーラー」が吹きつけられる
4. さらに塗装に厚みを持たせるため「ポリ・サンディング・シーラー」が吹きつけられる
5. 研磨が行われる
6. ポリ・カラーと呼ばれる塗料で静電塗装によって着色される (この作業は色によっては4回、行われる)
7. 最後に「色押さえ」という塗料が塗られる
8. トップコート(クリア)が静電塗装によって行われる
9. 研磨が行われる

ひえ〜!!(笑) すっげぇ難しいぞ〜!(笑)

 ってことで、私は素人だし(笑)、ま、できる範囲でやろうってことで、思い切って作業に。

 「急いてはことを仕損じる」の言葉通り(笑)、気長に、ま、この正月の休みを利用してやろうってことで、まずは古い塗装剥がしから。
 だが、その前にやらないといけないこととして「ネックを外す」、「パーツを取り外す」ということがある。(笑)

 う〜ん、どちらも今までにやったことがないことであるんだけれど(笑)、ま、とにかくやってみるか! どうせジャンク品なんだし。(笑)

 で、まずは、恐る恐るセットネックのジョイント部分のネジを緩める...。う〜ん、なかなか緊張する作業だ...。4個所で止められているが、これはタイヤ交換と同じく(笑)、やはり対角線上に少しずつ、ってことだろう。

 ふぅ〜...。やっとネジが緩み、そしてネックが外れたぞ...。

 続いてはパーツの除去。(笑) まずはトレモロユニットから。うん、これは簡単に外れた。(だけどどういうわけか、トレモロアームは取り外せない。(笑))
 なぁるほど...。このギターには「Pro Rock'R」がついていたのか...。ふむふむ。

 そしてコントロール部分へ。

 このギターのコントロールは2Vol、1Tone。ただし、それぞれのボリュームポットは、押すたびにコイルタップができるようなスイッチングポット。これは魅力的な回路である。(ルカサーモデルもそうだった。) PUそのものはSuper58ではなく「IBZ」というタイプのものであるが。
 ちなみに、このギターがジャンクである理由の一つとして「トーンコントロールのノブを付ける部分の二股の(笑)軸の片方が折れている」というのがあった。当初は「ま、いいか。トーンなんだし、以前、改造してもらったときに余ったAR1500のパーツを流用すればいいか。」と思っていたが、う〜ん、記されているのは「27B」という刻印...。
 通常、トーンのポットとしては抵抗が250Kくらいのものが選ばれるはず...。カーブがBであろうとAだろうとどちらでも構わないが、ちょっとこれじゃあ困る...。

 ま、ここで困っても始まらないんで、とにかくパーツを外すことに。各PUから出ている導線、ならびにアウトプットジャックの結線のハンダ付けをコテを使って外す。うむ...、結線の状態を控えておかねば、ということでここでもデジタルカメラで撮影。(ついでに念のためイラストも描いておく。(笑))



 そうして完全にパーツ類を外したボディが下の状況。



 実はこの時点でPU、あるいはコントロール部のキャビティから見える材木の断面から、トップには、実に薄い、そう、厚さ(薄さ?)で言うと1ミリ程度の材木が貼られていることが判明!
 ええっ? フレイムメープルって、これだけ...?(爆) で、あとはバスウッドってこと...?
 と、まぁ、少なからずショックを受けた私である...。せめてバインディングの厚さくらい、つまり5ミリは、できれば(フラットトップとはいえ)1センチくらいの「貼り」であって欲しかったのだが...。(つまり、メーカーにはそれだけ惜しげもなく良い材木を使っていて欲しかった、ということだが。)

 その様子をアップで画像に収めようとしたのだが、デジタルカメラの使い方が分かっていない私が写したのはここには出しても意味不明なピンボケの画像だった...。
(2004年01月02日 書き下ろし)

その37 RS530改造記(3)
 さぁて、これから塗装を剥がさなきゃ...。

 これまでの工程というのは、つまり、ネック、PUその他のパーツを取り外すだけ、ということで(ちゃんと(笑))元通りにすればどうにかできる、という段階であったが、ここからさきは、「もう元には戻れない」ような工程である...。(笑) 「引き返すなら今のうち...。」(笑)という弱気な心の声が聞こえてくる...。

 だけど、ええ〜い、ままよ!(意味不明) もう、突き進むしかないっ!

 ちなみに、有識者の方から「ポリウレタン塗装を剥がすにはジメチルケトン、いわゆるアセトンという有機溶剤を使えば簡単ですよ。」というアドバイスをもらっていたが、先日用品を求めに行ったDIYの店では見当たらなかった。店員さんに尋ねても「は...? お客さん、一体何をなさるんですか...?」と、いかにも私が年末の愉快犯(意味不明)で何かをしでかすとでも言いたげな不審な顔つきで逆に尋ねられたりする始末であった。(笑) ってことで、完全な(地道な)手作業での工程である。

 用意しているモノは以下の道具:
 紙やすり(耐水ペーパー)数種(100番、350番、1000番)、金属用やすり、スクレーパー

 ということで、最初は紙やすりの一番目の粗い分で作業を始めたのだが、これがなかなか進まない...。30分近く削っても塗料の所までは行かず、トップコートのクリア層と思われる部分だけが削れているようだ...。
 で、途中から金属製のやすりを使って大まかに削り(これはこれで勇気が必要だった...。(笑))、そして紙やすりで、という手順をとることにした。

 心積もりとしては、再塗装としてブラックのシースルー仕上げというのを考えているのだが、サンバーストスタイルでも悪くないかもしれないと思いつつも、ボディの、正面から見て左側を削っていった:


 上の画像で分かるかと思うけれど、木地が露出した時点で、「え...? フレイムはどこに...?」という状況である...。(爆)


 この時点でヘナヘナと気力が失せ(笑)、しかも日没となったため、作業は中断...。そして失意のうちに大晦日の夜は更けていくのだった...。
 
 1月1日。ま、失意のどん底ではあるが(大袈裟)、もう引き返せない。(笑) で、仕方なく(笑)気を取り直して作業を再開。
 まだ左側しかやっていなかったんで、下部、右側の塗装剥がしに着手。
ま、それなりに木目は出て来るのだが、昔の天井の木目のような、大ざっぱな感じ。決して「トラ目」なんかではない。(笑)
 上で「サンバーストスタイルでも悪くない」とか書いているけれど、そういう意味で「どうせ周辺部は完全に黒塗りに戻すんだから」ってことで一応の完成(?)が下の画像。



 だが、ここまでやったのなら古い塗装を残していても始まらない。(意味不明) どうせなら、トップは全部、完全に剥がしてみよ〜、ってことで350番目の紙やすりを使って作業再開。
 で、数時間後(笑)出来上がった(<出来上がってないってば。(笑))のが下の画像。


 ただし、表面の感触からすると「木目は見えるが木地に達していない」って感じ。つまり、クリアな塗装がまだ残っている訳だ。
 実際、1000番目のやすりでこすっても、まだ「ウレタン」っぽい臭いというか、有機溶剤です〜、という感じの臭いがしてくる...。

 ということで、さらに磨きをかける(いや、削っているんだけれど)作業を続行。そして次の画像の状態に。(って、画像で見ると上とさして変わらないと思うが。)


ね? この画像で見ても特に素晴らしいトラ目なんてどこにもないよね?(涙)

 夕闇が差し迫るころ、「お父さん〜、初もうでに行くよ〜!」との妻子の声により、作業は中断。
(2004年01月03日 書き下ろし)

その38 RS530改造記(4)

 1月2日。木地に達したということで次の段階で必要となる品を買いに出かけ、仕入れてきたのは「2000番の紙やすり」「との粉」、「水性顔料」、「ハケ」、「クリアラッカースプレー」、「黒のラッカースプレー」。
 最初はとの粉で目地処理をして、そしてトラ目を活かしつつ「シースルーブラック」というつもりでいたのだが、これまでの記述・画像で分かるように、トラ目なんてない。(笑) 木材の繊維方向と交差するような若干の帯っぽい模様はないわけでもないけれど...。
 で、との粉を買おうとしたときに同じ棚に並んでいた「水性顔料」をとの粉に混ぜて使うと、結構控え目な染色ができるということで、予定外であったが、ほんのり(黒以外の)色付けをすることに決定。
 
 まず下地処理ということで1000番のやすりで木地を磨く。そして、おもむろにとの粉と顔料を1:1くらいの分量で混ぜたモノをハケで塗る。
 うう〜む...。顔料は青を買ったのだが、との粉と混ぜた時点で何だか妙な緑に...。で、塗り終わったのが下の画像(笑):


 しばらく乾かした後、との粉の拭き取り作業。う〜ん...。何と形容したらいいのか分からないような色合いだ...。(Dirty Emerald Greenとでも名付けたくなるような、廃棄物で汚れきった海の色というか、何と言うか...。)

 完全に乾いた後、今度はとの粉:顔料が1:4くらいの割合で混ぜ、そして再着色。ふむ...。今度は若干青っぽくなってきた...。
 で、乾いた時点で少し湿らせたタオルで拭き上げると余分な(?)顔料が落ち、さらに控え目な「青っぽい色」に。う〜ん...。これは薄すぎるか...?
 ってことで、またまたハケで再塗装。(笑) 1時間ほど放置し、そして拭き上げて、というのを二度三度と繰り返す。

 夕闇が作業場所である庭を包むころ、作業中断。

 1月3日。朝、「やっぱりこれじゃあ濃すぎるかぁ...。木目も完全に見えなくなっちゃたし...。」ってことで、湿したタオルでまたまた塗装を剥ぎ、再塗装。(笑)
 昼からちょいとお出かけ。繁華街の楽器店でパーツなどを買い込む。(いや、このギターだけのため、ってことではなく。)
 夕方、色の具合の最終チェック。ま、かなり変だけどもう、どうしようもないかなぁ、って感じ。


 妻に見せたところ「小学生の下手な工作みたい。」と一笑に付される。(もっともだと思った自分が悲しい。(笑))

 ちなみに上の方で「張られているフレイムメープルはかなり薄い」というようなことを書いているが、染料プラスとの粉を塗ったらそれがはっきりと分かる。下の画像に注目。

手前側がリアピックアップのキャビティ。う〜ん、深さは測り忘れたけれど3センチ強はあったかなぁ...。となると、一番上のあたり、木の上のあたりだけ色が染まっているのが分かることだろう。それが「フレイムメープル」の厚さ(もしくは「薄さ」)。若干1ミリ程度だということが分かることだろう...。
(2004年01月04日 書き下ろし)

その39 RS530改造記(5)

 1月4日。朝、ボディ横のバインディングのところをマスキングして、そしてクリアのラッカーを吹きつける。1時間ほど置いて、そして思い切って「艶消し黒」のラッカースプレーでサンバースト風に。(あくまで「風」である。(笑)) その結果、かなり惨めな出来となる...。(爆)



 さらに1時間ほど経ってから再度、クリアラッカーの上塗り。



 5時間ほど日陰で乾かし、まだ完全には乾ききっていない感もあるが(笑)、明日以降は作業ができない。(いや、できないって訳じゃないけれど、こればっかりに関わってはいられないし...。)
 ということで、強引に最後の工程、つまり2000番目の紙やすりでの研磨作業。そして夕方5時過ぎに強引ながらもリフィニッシュ作業はフィニッシュ!

 う〜ん...。時折、街中を自分で再塗装しました〜、って感じの下品なミニバイクを見かけることがあるが、ちょうどそういうのを目撃したようなもの悲しい仕上がり...。娘に見せたところ「う〜ん...。ちょっとねぇ〜...。それがお父さんの目指していたものなの...?」とのありがたいコメント...。(涙)

 ってことで、もう片付けたいんで、トレモロユニット、コントロール部などのアッセンブリーを取り付け、新しいエスカッションを加工・装着、ハンダ付けを行い、ネックをセットし、うん、一応の出来上がり。で、弦を張って、弦高、オクターブ調整。(あっさり書いたけれどこれだけで4時間ほどかかった。(笑))

 ふむ...。こうやって見ると、なかなか渋い感じがしないでもないぞ...。艶消しのフィニッシュもなんとも言えない味わいがあるような気がする...。若干、爬虫類をイメージしたのかとも思えないこともない(笑)が、どうしようもないほどではないような...。

 見てくれはともかく(笑)、肝心の音の方だが、うん、これ、なかなかいいぞ〜。前にも書いたけれど、フロント、リアのPUがそれぞれデュオサウンドで切り替えられるし。う〜ん、ちょっとリアのハムバッキングの音が変みたいな...。配線は間違えていないと思うけれどなぁ...。(もう少し、芯のある太い音がしてもいいはずなのに...。う〜む...。)
ま、いいか。(爆)

 ということで、年末から5日間、仕事もせずにゴソゴソとこの作業にいそしんできた訳だが、今回のことで強く心に決めたことが一つ。もう絶対にリフィニッシュなんてやらないぞっ!(爆)

 あ、出来上がりの画像はコレクションのページの方にアップしますので、お暇な人は見て笑って下さい...。(笑)
(2004年01月04日 書き下ろし)

 ちなみに(?)上の方の画像で、下に敷いている新聞紙の書籍の広告で『バカの壁』が出ていて、それが幾つも「バカ、バカ、バカ」と連呼している(笑)ように見えるが、偶然とはいえ、実に意味深だ...。(爆)
(2004年04月11日 樹海送りにあたって追記。)

その40 今日、銀行で
 さて、タイトルを見て「ん...? 『吉野家』じゃないのか?」と思った人は察しが良い。十分、誇りに思ってよいことだ。(意味不明の称賛)

 って、銀行では、オフザケは御法度だ。(笑)>って、これまで吉野家絡みで書いたことも実際に店内で行動に移している訳じゃないんだけれど。
 だが、やはり吉野家と銀行では、ちょいと事情が異なる。

 「変わったお客さんだ...。」と思ってもらうというこちらの意図とは無関係に、銀行その他の金融機関では「警察に通報すべき不審人物」とみなされるのが「おち」だ。
 従って、少しでも過激なことは、残念ながら書けない。行員にこれっぽっちの不信感を与えぬよう、最新の注意を払いつつ、銀行内では振る舞わなければならないのだ!
 何かうれしいことがあったとしてもにやけていたら「ん? この人、笑顔で油断させておいていきなり刃物を出すのでは...?」と警戒されたりするかもしれないし、かといって、いかめしい表情をしていたら「妙に緊張しているみたい...。」と思われる。それでは、ということで普通の表情であれば問題ないようだが、私の場合、「何だか人相の悪い人だ...。」と疑惑の目で見られたりするのだ...。(爆)

 さて、それはそれとして。

 今日、ちょっととある口座に振り込みをしなければならない用事があって職場近くの銀行に出かけた。そうしたところ、その銀行が発行している一種の「機関誌」のようなミニ新聞のような体裁の印刷物がカウンターに置かれていた。
 その表紙には広島の茶道の家元のインタビュー記事があって、ちょいと興味を引かれた私は行員に「すみません。これ、一部頂いてもよろしいですか?」と声をかけた。当然(?)、「ええ、どうぞどうぞ。ご自由にお持ち帰り下さい。」と答えてくれたんで、私は一部もらって、そして店を出た。

 で、職場に戻りながら、ふと考えた...。「ふむ...。この機関誌関係なら、銀行でも警察沙汰にならない程度のオフザケができるかも...。」

 ということで、いくつか例を挙げよう:
・機関誌を一部、所望し、「ええ、どうぞ。お取り下さい。」と快諾されたら、丁重に礼を述べ、一部手に取り、その場で、引きちぎり、破り捨てる。

・破るのはあんまりなので、振込用紙記入用のカウンタへ行き、「書き損じ用紙用のごみ箱」にそのまま捨てる。

・機関誌のページを数枚、手で切り取り、折り紙として用い、折鶴を折る。千羽は無理だろうから、数羽だけ折り、完成したら窓口へ行き「これ、支店長に渡して下さい。いえ、名乗るほどの者ではないです。」と言い残し、立ち去る。 

・店内だと問題があるだろうから、外に出て、機関誌を丸め、それに火を付けたき火をして暖を取る。

 う〜ん...。やはり警察の通報が足枷になってあまり妙案が浮かばないなぁ...。(笑)

 ってことで、お約束の1月28日ってことで、この駄文は気前よく、我が親友K君にプレゼントしようではないか!(意味不明)
(2004年01月28日 書き下ろし)   inserted by FC2 system