つまんない話 Part 7

目次
その61 おうじょう(1)
その62 おうじょう(2)
その63 映画を観に行った
その64 イッパチ
その65 スピード落とせ
その66 Geocitiesからのお知らせ
その67 負け犬の遠吠え
その68 玉泉荘(1)
その69 玉泉荘(2)
その70 聞いた話

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その61 おうじょう(1)
 変なタイトル...。(笑) これは「往生」のことではないし、「O嬢」でもない。(爆) 「王城」のことだ。って言ってもそれでも意味不明かもしれない。

 今週の初め、一泊二日で私は営業の真似事のような出張をしてきた。これはルートは私が勝手に決めていい移動であるので当然、宿泊先もいきあたりばったりである。で、今回、宿泊したのが「王城リゾート」という国民宿舎であった。

 午後6時過ぎに予定の仕事を終えた私は持参してきたロードマップ兼観光ガイドブックを見て、貧乏人の私にぴったりのうらぶれたホテルを探した。で、選んだのが一泊二食付きで税込み7千円を切る、という(笑)この「王城リゾート」である...。

 このホテルは山口県下松市の南方、瀬戸内海に浮かぶ「笠戸島」という所にある。「島」とは言え、ちゃんと本土(?)から橋が架かっているのだが。
 日没がすっかり早くなり、そして途中で道草をしたりしたものだから笠戸島に渡ったのはもう真っ暗になった後のことだった。島の幹線道路にはやけに明るい街灯だけが虚しく点り、通行する車も見当たらない。「いいぞ、いいぞ、この寂れた雰囲気は!」と、私は内心、喜びを噛みしめながら「王城リゾート」を探した。古ぼけた島内案内図で場所を確認していたものの、思っていたよりも離れたところにこの国民宿舎は建っていた。夜だからはっきりとは分からなかったが小高い崖(爆)の上に建っているようだ。

 地下一階、地上四階建てのこのホテルは、う〜ん、築後、二十年くらいではないかと推測された。受付を済ませ油の匂いのするエレベータで割り当てられた4階の部屋へと移動。バス、トイレなしの8畳の和室だ。すでに布団も敷いてある。荷物を置き、ベランダ(?)へ出てみる。潮騒の音、そして遠くの街の灯、海に浮かぶ船の灯が私の旅心をくすぐる。(笑)
 夕食の前に、まずは一息つこうと私はお茶を飲もうとした。普通ならば「お茶の葉(のパック)」と急須が置かれているはずだが、見当たらない。「ん...?」と思いながらポットを見た私は思わずニヤリとした。(笑) それには「健康茶 ハッピー」と大きく書かれ、御丁寧にも、その「ハッピー」の効能や成分までもが詳しく記載されたシールが貼ってあったのだ。こういうの、私は大好きだ。(いや、そういう健康茶が好き、ということではなく。) 「ハッピー」という安直なネーミングもいいし、「一階の売店でお買い求め頂けます」という商魂たくましさも好きだ。(笑)

 夕食をとりに一階のレストランへと向かう。先程は気づかなかったがエレベータの乗降口には先程のポットが幾つか並べられたワゴンがあり、そして「ハッピーのお替りは、御自由にどうぞ」と書かれた札が...。う〜ん、いいなぁ...。一瞬、「このポットを部屋に持ってゆき、水筒か何かの容器にこのお茶を全て入れ換えてやろうか...?」という、私らしい実にせこい考えが頭の中をよぎったが、水筒なんて持ち歩いているわけでもないし、そもそも「ハッピー」というこのお茶をそこまでして飲みたいとも思わない(笑)のでやめたけれど。
 ということで、唐突ながら、一旦、ここで切る。(笑)
(1999年10月7日 書き下ろし)
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その62 おうじょう(2)

 さて、夕食をとるためにレストランに入る。客は私を含めて3人...。「海の見える展望レストラン」という雰囲気だが、外はすっかり暗やみで、先程の灯しか見えない。
 料理は、まずまず、といったところだ。私は決してグルメじゃないけれども、可もなく不可もなし、といったところである。が、刺し身で「ヒラメ」が出ていたのには少し驚いた。ここはヒラメがよく捕れるところなのかな...?
 食事を終えた私はテーブルの紙のナプキンを手にした。するとそこには何故か「UMIHA HIROINA OOKIINA」とローマ字で書かれていて「王城リゾート」のロゴが...。そして、さらに「笠戸ヒラメとハーブの里」というキャッチフレーズまでも...。この、何とも切なくなる演出が心憎い...。(笑) 
 何と言っても「ヒラメ」と「ハーブ」という、この組み合わせ...。まるでフランス料理を彷彿とさせるような、この幾分強引な組み合わせに思わず私は苦笑した...。そうか、やはりここはヒラメで有名なのか...。笠戸島がハーブを売り物にしているというのも初めて知ったことだったけれど。

 部屋に戻り、用意を整え地下の浴場へ。入り口には「Herbal Bath」という文字が...。
 「ほぉ〜...。ハーブのお風呂がある、って訳か...。でも何で英語で書いているんだろう...?」と思いながら浴室に入る。
 が、まず目に入ったのは、いたって普通の「公衆浴場」のような大きなお風呂だった。で、横を見ると、丁度、一般の家庭にあるような「ステンレスの(一人用)浴槽」が...。そしてその中には大きなティーバッグのようなものが浮かんでいる...。どうやらそれが「Herbal Bath」のようだ...。ま、いいけれど...。
 試しに入ってみたけれども「高貴な香り」「さわやかな、すがすがしい気分」を一瞬とはいえ期待していた自分がバカだったことに気づいただけだった。(笑) これならば、家の近くのクアハウスの「薬湯」の方がよっぽどいい。
 ちなみにこのお風呂場にも客はほとんどいなくって、ほぼ寡占状態であったが。

 ま、そうして部屋に戻り、持参してきたアルコール類をあおりつつ、MDに耳を傾けながら深夜、床に就いた私であった。
 翌朝、荷物をまとめ、着替えを済ませチェックアウトしようと下に降りた時、ロビーの壁の天上近くに数多くのヒラメの魚拓が並べられていることに気づいた。しかも、それらは皆「1メートル」を超えようかという、巨大なヒラメの魚拓だった...。

 かのように、様々な思いを胸に「笠戸ヒラメとハーブの里」を後にした私であった...。(つまらん締め方だ...。)
(1999年10月7日 書き下ろし)
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その63 映画を観に行った
 今日は体育の日であったが、だからといってスポーツに興じようという気には、もちろん、ならなかった。
 そこで、久し振りに妻と(そして子供二人もだが)一緒に映画館に行って映画を観ることにした。(笑)
 この前そうしたのはいつのことだろう...? 多分12年ほど前のことではないかなぁ...?
 高校時代は大の映画好きだった親友と共に時々観に行っていたし、Fさん(私の妻)ともよく名画劇場に足を運んだりしたものだった。結婚後、私たち夫婦が住んでいたのは天草の片田舎であったので、数少ない娯楽施設の一つである映画館に時々は行ったりもした。だが広島に来てからは育児や仕事に追われて映画館に足を運ぼうということはなくなっていた。(あ、一回観に行ったかもしれないけれど、全然印象に残っていない。)

 そして今日観た映画もあとしばらくしたらきっと忘れるだろう。(笑) ちなみに「マトリックス」という映画を観たのだが、あんまり楽しめなかった。もちろん、それなりに楽しめたけれど、「映画など観ないで他のことをすれば良かった...。」というのが私の正直な感想だ。(ちなみに主役の男優の名前は覚えていない。映画俳優も芸能人の部類に入るとすれば、私はほとんど知らないのだ。)

 この映画を見に行くことを提案した妻の言葉では「特撮がすごい」とのことだったが、それも期待していた程ではなかった。一番印象に残ったのは、名前ばかりが先に何度も出てなかなか正体を表わさないOracle(字幕では...、何だったっけ...? 預言者?)のおばさんが、「サイババ」をモデルにしたとしか思えないような女性だったことだ。
 アクションシーンなど確かに「おお...。」と思うこともあったが、何と言っても(少なくとも私には)ストーリーが「ちゃち」なもののように思えた。整合性やら必然性、ということを考えると非常に不満が残るような気がする...。ま、娯楽映画なんだから深く追及しなくてもいいのだろうけれど。

 ちなみに、帰宅後、というか、夜にテレビの映画番組で「インディペンデンス・デイ」を観た。こちらの方が遥かに楽しめた。だからと言って満足したわけではないけれど。(笑) これまた言っても仕方のないことだが余りのタイミングの良さには笑えたし、いかにも「アメリカが世界を救う」という感じがして腹立たしかったし。(爆) ま、これも娯楽映画なんだからいいけれど。

 あ〜あ、前回に増してつまらない文面になった...。
(1999年10月10日 書き下ろし)
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その64 イッパチ
 むふふ...。いきなり含み笑いで始めてみた。(笑) 「イッパチ」...。さぁ、何なんでしょうねぇ〜。(笑)

 さぁ、今回も筋金入りのつまんない話だっ!!(そんなに力を込めるなよ、オレ。(爆))

 あ、でも、その前に一つ。(おい...。) いつか、どこか(今調べたら「つまんない話 その60」でした...)で書いた「高速道路」の話。あの答えを書くのを忘れていた。(笑) 答えは順に1,5,3である。はい、ただそれだけ。

 で、話を元に(?)戻して...。
 つい先だっても山口の方へ営業の真似事みたいな仕事をするためにと一泊二日で出かけてきた。その時に気になったことをいくつか記そう。

 ま、こういう話は「街で見かけた変なモノ」というようなタイトルで雑誌の特集などになりそうだ。(そして、もっと言うなら『VOW』のような専門誌(?)すらあるのだけれど。)

 思い出すままに...。
 まず、通る度にいつも気になるのが国道2号線脇に大きく書かれた「はだし天国」という看板だ...。一体、あれは何なんだろう?(いや、看板だ、ってことは分かっているんだけれど。) 遊園地なのか、公園なのか、保養所なのか、はたまた墓場なのか?(まさか...。)
 「はだし天国」...。想像力に乏しい私は「老若男女がはだしになって泥んこの中を楽しげに歩き回る」という、自分でも意味不明な図を思い描いてしまうのだが...。一度、寄り道して、その正体を確かめてみたい気もするが、「知らぬが仏」ってこともあるだろうし「幽霊の正体見たり 枯れススキ」ということもある。(意味不明) やはり、これは謎のまま胸にしまっておく、ってのが粋だろう。(笑)

 岩国市から周防大島へと続く海岸線の道。瀬戸内海の穏やかな海は陽射しを浴びてキラキラと輝くばかりだ...。遠くに霞んで見える船は水平線と溶け込んでしまいそうだ...。(あぁ...、私は詩人か?(爆))
 で、海岸を走る道の脇には所々、飲食店が並んでいたりするものだ。これは何ら不思議なことではない。そして、ドライブインなどのようなお店だと「ラーメン」やら「海鮮チャンポン」だとか、メニューの一部が大きく看板に書かれていたりもする。ま、これも、いい。
 だが、その店にはなぜか、そのような品名と並べて「酒のない店」とデカデカと...。(ちなみに、その店の名前は、どういういわれだかは知らないが「イッパチ」という変な名前である。もしかしたら山口の方言かもしれないが。)
 「生ビール」だとか「焼酎」などと書かれていれば、それは、そんなに驚かない。だが、いきなり「酒のない店」と来ると、戸惑ってしまう...。一体、何を訴えたいのか、イッパチは...?
 ま、「天体望遠鏡のない店」とか「バリカンのない店」などと掲げてしまう飲食店ほどの奇抜さはない。だけれども、ちょっとね〜...。交通安全意識の高い(というほどでもないけど)人々を引きつけようというのか?
 「ほぉ...。酒がない、のか...。ならば、飲酒運転にはつながらないぞっ!! よし、寄って行こう!」とでも思ってほしいのか...?
 分からん...。

 大島に渡る。とすぐに目に入ってくるのは数々の旅館の看板だ。その中で「椿館」の看板にはいつも気を取られてしまう...。「サウナ風呂」や「大展望浴場」などの謳い文句と並べられているのは「えん歌風呂」...。 あれは、一体、何なのか...?
 断っておくが「演歌風呂」ではない。「艶歌」でも「怨歌」でもなく、「えん歌」なのだが、これもこれで正体不明のもの、という印象に拍車をかける...。もちろん「演歌風呂」と言われてもよく分かりはしないが「もしかしたら、浴場の中にスピーカーがあって、四六時中、演歌が流れているのかなぁ...?」と安心(?)できる分、ましである。
 う〜ん...。気にしなければいいのだけれど、気になってしまう哀しい性(もちろん、「さが」と読んで欲しい)...。

 ってことで、意味なく、続く...。(笑)
(1999年10月23日 書き下ろし)
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その65 スピード落とせ
 はい、約束通り、意味のない続き。

 確か、防府市のあたりを車で移動していた時だ。道路標識ではないのだけれど矢印と共に、その地の観光名所などが書かれていることがよくある。「防府天満宮 この先2Km」などのことだが。「防府天満宮」なら、これは充分に分かる。「試験合格」を祈願して訪れようという人も数多くいることだろうし。
 だが、私は「天下の奇祭 笑い講の里 ○×寺」というのを見つけてしまった...。
 おいおい...。
 「天下の奇祭」というのもかなり自信に溢れた言い方でかなりのインパクトを感じる...。だが、それよりも「笑い講」って...?
 第一に「講」というのが、いい。(笑) 私はとっても気に入った。「頼母子講」だとかを彷彿とさせるし...。(知らない人は「講」を辞書で調べてね。それから「たのもしこう」というのも。)
 それは、やはり、人々が群れをなして爆笑し合う(?)ようなお祭りなのだろうか...? 安直なバラエティ番組の「笑い屋」さんのごとく、人々が寄ってたかって、ただただ意味もなく笑い続けるだけのお祭りなのだろうか...? でも、そもそも一体、何の目的でそんなことを...? 「笑う門には福来る」を実践しようというのか...?
 調べる気にもならないんで調べていないが、一度でいいからその祭りを見物してみたいものだ...。本当に一度でいいけど。

 さて、タイトルの「スピード落とせ」だ...。大体予想がつくだろうが、交通量が少なく、しかも信号も少なく、ついつい飛ばしたくなるような場所にはそのような注意を促す看板・標識が立てられたりしているものだ。
 防府市から宇部市に向かうルートで、周防大橋というのを渡って行くルートがある。今回はそのルートを選んだのだが、その周防大橋の手前にもこの標識が立てられていた。しかも「スピード落とせ みんな見ている」というフレーズで、である。(はぁ...。ま、「みんな」が見ていようが見ていまいがスピードを落とさないといけない時には落とすんだけれど...。)
 で、私の気を引いたのはそんな陳腐な交通標語(?)ではなく、その「スピード落とせ みんな見ている」と大きく書かれた下に並んでいた三枚の写真だ。なぜか、その一番上は可愛らしい「子猫」がこちらを「見ている」写真だ。そしてその下には、これまた、今にも「クゥ〜ン」と鳴き出しそうな子犬の写真が...。だが、一番下には、やはりこちらに意味あり気な(?)視線を投げ掛ける「鹿」の写真が...。(笑)
 一体、どうして鹿なぞを...?(爆) 
 ま、確かに、犬や猫などの小動物は、車にはねられたりすることもあるんで、そういう意味では当事者だし、この看板に登場するのも、何となく分かる。だが、鹿は奈良の鹿公園(?)でもないかぎり、路上をウロチョロしていることはないと思うのだが...。それとも、山口の、この地域は野生の鹿の繁殖地なのか...?(きっと違うと思うが。) もしも、その上に「こちらを見つめる馬」の写真があれば、まだ納得できるのだが。(笑)

 いやはや、この世の中、分からないことが多過ぎる...。つくづく自分の未熟さ、至らなさを思い知った次第である...。(意味不明)
(1999年10月23日 書き下ろし)
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その66 Geocitiesからのお知らせ
 ということで、事務的な連絡。(笑) 実は9月の半ば頃に、ジオシティーズからの定期的なメールで「一部のコミュニティの名前が変わる」との連絡があった。
 「コミュニティの名前が変わる」というのは、手っ取り早く言うと、URLが変わる、ということだ。だが「当分の間、旧名でも可」とのことだったので、面倒臭がり屋の私はそのままにしていた。
 が、今回、やはり、寄る年波には勝てず(意味不明)、変更を受け入れることにした。何と言ってもただでホームページを置かせてもらっているのだ。(笑)
 で、参考までに、届けられていた告知の文面を(意味なく)転載する:

一部コミュニティ名変更と追加のお知らせ(9月8日)


9月16日(木)から一部のコミュニティにつきコミュニティの名称の変更とコミュニティの追加を行います。これまでのコミュニティ名については、コミュニティのテーマと名称との関連性が分かりにくい、コミュニティの英語表記が長い、あるいはスペルが難しいというようなご指摘を市民やユーザーの方々から数多くいただいておりました。このためジオシティーズでは、より多くの市民やユーザーの方が参加しやすいようにコミュニティ名を変更することにいたしました。なお、URL(例えば、http://www.geocities.co.jp/Broadway/2000/など)に関しましては市民の方々にご迷惑がかかりにくいよう、 変更前のものも有効となるように設定いたしますが、16日以降、他の方へのご連絡などは新しいURLで行っていただきますようお願い申し上げます。

(変更対象コミュニティ)
 ・(現)エピキュリアンテーブル(EpicureanTable) =>(新)フードピア(Foodpia)
 ・(現)コロシアム(Colosseum) =>(新)アスリート(Athlete)
 ・(現)バークレイ(Berkeley) =>(新)カレッジライフ(CollegeLife)
 ・(現)ブロードウェイ(Broadway) =>(新)ミュージックスター(MusicStar)

市民の皆様には一時的にご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解の上よろしくお願いいたします。


...。ま、コミュニティの追加、というのは理解できるが。
 だけれど「コミュニティのテーマと名称との関連性が分かりにくい、コミュニティの英語表記が長い、あるいはスペルが難しい」というのは、ちょっと不可解な気もする。そんなことを指摘しようと思ったことさえないが...。
 「テーマと名称との関連性」などからすると、私のくまきの部屋など、言語同断である。(笑) ま、確かに音楽の話がないわけではないけれど、決してその比重は大きくないし。
 「コミュニティの英語表記が長い、あるいはスペルが難しい」っていったって、実際にいちいちURLを手で入力することなど、滅多にないのではないのだろうか...? メールに載っていたものを、あるいは他の人からネット上で教えてもらっていた場合などであればコピー&ペーストでサイトに行き、そして気に入ればブックマークに登録する、というのが、一般的ではないだろうか...?

 ともあれ、今まで使っていたBroadwayは使わないことにする。よって、以降、くまきの部屋の一番トップに置かれたページの正式なURLは:
http://www.geocities.co.jp/MusicStar/5147/index.html
である。
 って、これを読んでいるほとんどの人が、その次のページ、すなわち http://www.geocities.co.jp/MusicStar/5147/hasenobu.html をブックマークしているのだろうとは思うが。
 あ、ついでだから記しておくけれど、(私のものの場合)最終更新日、及びその時刻を知る以外にほとんど意味をなさないと思われる index.html が存在する理由だが、ジオシティーズではこの index.html というファイルを置いておかないとそのサイトのフォルダ(もしくはディレクトリ)の構造が丸見えになってしまうのである。つまり、HASENOBUが明らかにせずに隠しファイルとして置いているようなものまでアクセスすることが可能になってしまうのである。(笑) 極く限られた人だけに知らせていたページ、リンクを外したページなどが見られてしまうことになるというわけである。例えば、先だって、関西セッションの模様を記録した音源やビデオテープのダビングの受け付けを案内するファイルは、当該関係者以外には知らされていない個所に置かれていたりするのである。

 もう一つ、ついでに。(笑) 一年ほど前に「さて、このくまきの部屋のファイルの容量はどれくらいでしょう?」ということを書いたことがある。確かその時は400KB(爆)ほどもなかったのだが、「伝えたいことがほとんどないんだ!」と言いながら駄文の数もいつのまにか300に近くなってきた...。自分でも呆れているんだけれど。(笑) 途中からは、他の人絡みのものは別のサイトに置いたりしたものの、現在は(写真などを増やしたりしたんで)すでにジオシティーズの分だけでも2MBを越えるほどになった。(でも、たったの2MBか、という気もする。) ジオシティーズから付与されている容量は4MBであるので、いずれ何とかしなければならないかなぁ、と思っていたのはつい最近のことである。
 が、今日届けられたジオシティーズからのメールでは容量が8MB増加する、つまり12MBまで使えるようになるということである。となると、今のペースで進んであと5年ほどはジオシティーズで暮らして行ける、ということだ。(笑)
 って、果たしてそこまで続けてゆく気力があるかどうかは、全く分からないが。明日をも知れぬ生身の私のことだ。二日後には交通事故で帰らぬ人となるかもしれないし...。

 ということで、はい、今回もまた「つまんない話」を地で行くような話題でしたっ!!(笑)
(1999年11月1日 書き下ろし)
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その67 負け犬の遠吠え
 ふぅ〜...。やれやれ...。そしてため息一つ。

 って、別に深刻になっているわけではないけれど。(笑) テニスの試合で負けた、というそれだけのことだ。
 
 今回の試合は広島市テニス協会の主催の大会だった。春季男子シングルスC級の時は3回戦負けであったが、今回はもう少し勝ち進んで5回戦負けであった。と、これだけ書くと「ほぉ...、じゃ、この前よりも良かったからいいじゃん。」と思いたくもなるが、そうはならない。(笑) 自分の負け方に腹が立って仕方ないのだ...。

 ま、負ければ、どんな時だって悔しい思いをするのだけれど、今回のは格別に口惜しい。圧倒的な力の差を見せつけられて完敗、であれば、それはそれで納得が行く。(行かないかもしれない。(爆))

 5回戦の相手は、恐らくは私よりも十歳は年上であろう人であった。
 その人と当たる、ということが分かったときに「しめたっ!」と私は思った。というのも、もちろん知らない人なのだが、4回戦の試合の時に隣のコートでその人がプレーをしているのをちらりと見て、私は「ふ〜ん...。こういう人も勝ち残っているのか...。よっぽど相手に恵まれていたんだろうなぁ...。」(爆)と思ったのだった。打球が早いというわけでもなく、サーブも特筆に値しないほどのものだ。で、まさにその人が、次に私と当たることとなったのである。「おお...。ラッキーだ...。これで6回戦まで進めるぞ。6回戦進出ということは...、ベスト16か。ふむふむ...。そこまで行けば、御の字だ。」と私は内心喜び、そして試合は始まった。

 だが、いざ、蓋を開けてみると、1-8という結果で私は彼に敗れ去ったのである...。(爆) ま、この数字だけを見ると一方的な試合という風に思われるだろうが、試合時間は1時間少々。各ゲームは、かなり競った内容であったのだ。(つまり、ほとんどがデュースに持ち込まれた、ということだ。) だけれども、あれよあれよと言う間にスコアの差が広がり、敢え無く敗退...。(ToT)

 彼のプレーについては、もう多くを語らない。一言だけ言うならば「組み立てがとても上手い」ということだ。私のようないきあたりばったりのテニスではなかった。

 自分では緊張しているとは思っていなかったが、思い起こすと、その試合では気持ちのいい会心のショットは、多分、3本もなかった...。腕が縮こまっていたのだろうか...? 私の打球は思ったところよりも数センチ、ラインをそれていた。ダブルスのラインであれば(爆)見事なパッシングショット、のオンパレードだった...。

 試合中、私の頭の中は「?」が渦巻いていた。一体どうして...? さっきも書いたけれど、彼の打球は特に目を見張らせるようなものではない。もちろん、いいコースに打ってくる、というのはあったけれど。なのにどうして私はミスショットを繰り返すのか...? しかもそれらは「イージーミス」である...。

 4回戦の試合までは、実は「負けるのではないか...?」と思いつつ試合に臨んだ。快勝は一度もなかったけれど、どうにか勝ち進んでいた。なのに、どうして、この試合は...。分かっている、こんなのは負け犬の遠吠えだ、ということは。(笑)

 今、思うと、私に緊張感が欠けていた、ということだと思う。油断していたのだ。「楽勝さ!」とたかをくくっていたのだ...。その傲慢な気持ちが注意散漫なプレーを誘い、そして、焦りを導いたのだ...。で、自滅というパターンに...。

 ちなみに往生際の悪い私は1-7で、つまり王手をかけられた時点でも、まだ「勝てる。」と内心思っていた..。(爆) 違った言い方をすると、私は最後の最後まで試合を投げなかったのである!(って、当たり前のことだけれど。(爆))

 「勝つ、負ける、と思うな。今のこのポイントに集中だ!!」 試合の後半、私は心の中で自分に言い聞かせていた。なのに...。自分で自分を御しきれなかった...。そのことが本当に腹立たしいのだ...。

 だから「次回は5回戦突破!」などとは書かない。(笑) もちろんそうしたいのは山々だが、その時その時の試合に、気合いを入れて、気を引き締めてかかろうと思う。(あぁ、なんて謙虚な私だろう...。)

 あ、最後に。やはり、今回の彼、「相手に恵まれていたんだ」と思う。(爆)
(1999年11月7日 書き下ろし)
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その68 玉泉荘(1)
 察しの良い読者は私が今から何を書こうとしているのかお分かりだろう。(ま、そんなの分からなくたっていいんだけれど。)

 もうそろそろ1カ月が過ぎようとしているが、この前、山口に出張に行ったときの話の続きだ。(笑) さぁ、今回もつまんない話だぞっ!

 春に何度か山口に出張したときには上司と一緒であったので、宿などは上司の趣向(?)に沿って、ちゃんとした所であった。って、別に高級ホテルという訳ではないが「〜厚生年金会館」などの、そこそこに綺麗な宿であったのだが。
 しかし、この秋の出張は私の単独行である。気の向くまま、足の向くまま(というのは言い過ぎだが)にあちこちを巡り、そして飛び込みで宿を見つけ、そして泊まっていい、というものだ。だから「王城リゾート」などという、訳の分からない寂れた宿に泊まったりしてもいいのだ。

 さてさて...。岩国市、大島、そして柳井市の近くの上関(かみのせき)あたりを廻っているうちにもう夕方になってしまい、宇部市まで移動するつもりだったのが叶わず、結局、防府市で一泊することになった。前にも書いた「ロードマップ兼観光ガイドブック」を開いて、貧乏人の私にぴったりのうらぶれたホテルを探した。すると防府市の少し北あたりに「玉泉湖温泉」というのがあり、そこに「玉泉荘」という国民宿舎があることが分かった。案内によると「弱アルカリ性天然ラドン温泉」がある、とのこと。
 今まで隠していたが(笑)、実は、私は温泉好きなのだ。(って、この前、山口市内に泊まった時には「湯田温泉」の町であるにも関わらず大浴場のないビジネスホテルに泊まってしまったが。)

 それに、その案内には、「他に類を見ないかま風呂」までもある、という...。「かま風呂...? 何だ、それは...?」 好奇心に駆られた私はすぐにその宿に電話をして、予約なしだけれど今夜、泊まれるかどうか尋ねた。もちろん大丈夫だった。平日だし、きっと大丈夫だろうとは思っていたが。

 もう防府市に着いた時にはすっかり真っ暗になってしまって、少しだけ迷ったりしたものの、無事に「玉泉荘」に辿り着いた。到着後、早速に案内された部屋は何と12畳。
 しかし、その宿舎は、う〜ん、何と言うか、まるで研修所、あるいは合宿所という雰囲気の建物であった。ま、異存はないのだけれど。すでに布団が敷かれていたのだが、押し入れを開けると、そこにはさらに5セットの布団が...。(爆)
 部屋には14インチのテレビと大きなちゃぶ台のようなテーブルが一つだけ。何故かは分からないけれど、壁に小さな鏡があったりする...。(しかも、かなり低い位置に...。(笑))
 
 少なく見積もって30畳はある中広間で遅い夕食をとった後、私は大浴場へ行った。浴場には他に誰もいない...。大浴場とは言え、決して広くはないのだが、他には誰もいないというのは、それはそれで「貸し切り気分」を味わえたりして嬉しいものである。

 さて...。問題(?)の「かま風呂」だ。(笑) う〜ん、これまた何と言えばいいのか良く分からないのだが、「釜」風呂ではなかった。強いて言うならば「かまくら」の「かま」と同じなのかもしれない。いや、むしろ「窯元」の「かま」なのかもしれない。一種の土蔵のようなものなのだ。入り口の辺りには何故か「しめ縄」が張り巡らされている...。その、高さ1メートルほどの小さな扉を開けて中に入ると、中には畳が敷かれている...。広さは、6畳くらい、であろうか。床には木の枕とおぼしきものが幾つか置いてある...。ちなみに、その「かま」の中は、それなりに暑い...。「ん...? 一種のサウナ風呂なのか...?」と私は思った。
 壁の温度計を見ると50度にも満たない。これといって「熱源」のようなものは、その狭いスペースの中にはない...。
 だが、畳は温かい...。床に手をつけると、熱い。といっても火傷するほどの温度ではない。そして壁も床ほどではないが温かい。ふむ...。なるほど...。これは私の想像だが、床下あたりに何らかの熱の源があるのだろう。だからこの部屋(?)全体が温められているのだ。
 ものの数分もしないうちに私はかま風呂から出た。さっきは気づかなかったのだが、脱衣所の壁にはかま風呂の特長や効能についての説明書きがあった。「西洋のサウナは肌への高温刺激であって、身体に良くない」という趣旨のことが書かれ、「一方、日本古来のかま風呂は比較的低温であるから、心臓に負担もかからない、身体にやさしいものである」とのことだ。
 これが「日本古来」のものである、というのは寡聞にして知らなかったのだけれど、「身体の芯からポカポカと温まるために、20〜40分かける」というのは、ちょっとね...。雑誌や漫画が何冊か畳の上に転がっていたが、それでも退屈しそうだ...。

 ということで、少し期待外れの「かま風呂」であった...。(意味なく、まだ続く。)
(1999年11月16日 書き下ろし)
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その69 玉泉荘(2)
 さて、前回、「意味なく続く」と書いたけれども、一体何を書こうとしたのか、自分でも分からないでいる...。(笑) きっとつまんないことだったのだろうが...。

 「玉泉荘」にまつわることであろうことは間違いないけれど、合宿所みたいな客室のことも、拍子抜けしてしまったかま風呂のこともすでに書いた...。さらに何を書けばよいのか...?(って、こんなことを書いても意味がないが...。)

 う〜ん...。(←心の中で腕組みをしながら悩んでいる図...。)

 少し繰り返しになるが、12畳の私の部屋。非常に質素な作りである。お風呂から上がった後はもちろん自室にこもって、持参したエレキギターの練習だ。
 あ、ウソ。(爆) セッション前ならいざ知らず(笑)、そんな酔狂なことはしない。今回は旧型ワープロ(文豪ミニ)で出張報告書をテキストファイルにして打ち込む作業に没頭していた。あ、没頭というのもウソだ...。携帯用の小さなラジカセで音楽を流し、来る途中で買い込んだワインやビールを飲みながら、である。

 話は跳ぶようだが、海外に出かけるときには、この小さなラジカセを持って行き、そして現地のFMの音楽番組などを録音して帰るという癖(...?)が私にはある。(笑) 実際日本に戻ってからそういうカセットテープを聞くことはあんまりないのだけれど、快活なおしゃべりやユニークなCMの英語、そしていかにもアメリカ西海岸あたりの雰囲気の音楽が聴けて楽しめるものである。別に特定の曲を狙って録音するわけではないから途中から宗教番組になったり電話での人生相談と音楽がミックスされた番組やらリクエスト番組などが録音されていたりもする。

 今回も、持ってきたラジカセの中には昨年の春にロサンゼルスで録音したテープが入っていた。
 部屋の外はまっくら、窓を開けても虫の声さえもしない。そんな山口の片田舎で流れるアメリカホンダの車のコマーシャルやサンタモニカの交通情報...。なかなか楽しめるミスマッチだ。

 眠るときにも、実はテープを流したままだった。(笑) というのも、恐かったからだ。(爆)
 どうやらその合宿所(もう決めつけている...。)、私以外には50歳前後の夫婦が一組泊まっているだけで、全然、人の気配がないのである。廊下も薄暗く、古びた病院を思わせる...。暖房はつけているものの、12畳の部屋は寒々としていて、その真ん中に布団を一組だけ敷いて眠るのも、結構、寂しいものがある...。テレビはつけなかったけれども、下手につけたりすると貞子の手が画面からニュッと出て来そうで、恐い...。(笑)
 ということで、音楽を流しながら、部屋の灯もつけたままにして、寝たのだった...。

 あ、思い出した。(笑) そうそう、玉泉荘で、「おお...。」と思ったことがあったのだ。(って、つまんないことだけどね。)
 翌朝、朝食を済ませ、さて、出かける準備をしようか、と例の合宿所に向かおうとしたときだ。施設の案内の看板に「天然芝ゲートボール場(約100m) ⇒」と(いうような感じで)書かれていたのを見つけた。「ほぉ...。ゲートボールで天然芝とは...。」と妙に感心したのだが、わざわざ見に行くことはしなかった。ただ、チェックアウト時に、フロントのところにあった案内パンフレットを手に取って見ると、「ローンゲートボール発祥の地」というフレーズとともに、4面の芝のコート(?)の写真が...。

 ふむ...。テニスの場合には、ウィンブルドンで有名なように「ローンテニス」という言葉もあるのだが、まさかゲートボールにもそういうサーフェスのコートがあるとは...。まさに目から鱗が落ちる思いがした。(って、これは大袈裟だけれど。)
 でもなぁ...。「ローンゲートボール発祥の地」と言われてもなぁ...。「ローンゲートボール」なんて、今まで聞いたこともなかったのだけれど...。他にもそんな極上のコートが日本に幾つもあるものだろうか...? なさそうだけれどなぁ...。

 (別に出場する、という意味ではなく、だが)テニスをする者たちがウィンブルドンに憧れ、夢見るように、日本中のゲートボール愛好家、恐らくは、そのほとんど全てはお年寄りだろうが、彼らも、ここ「玉泉荘」の天然芝コートに立ち、「3番ゲート通過っ!」という公式審判員の威勢のいいジャッジを聞きながらプレーすることを夢見ているのだろうか...?

 う〜ん、どうなんだろう...? 誰か、「全日本老人会連合後援 スポーツ事業団 ゲートボール部門事務局」に電話して確かめてみてくれませんか?(って、そんな組織があるかどうか知らないけれど。いや、ありそうだが。)
(1999年11月23日 書き下ろし)
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その70 聞いた話
 このところ、「**健康ランド」だとか「**湯〜トピア」(笑)といったネーミングのヘルスセンター(と言うべきなのか、保養施設と言うべきなのか分からないけど)が、やけに目につく。乱立、とまでは言わないけれど、やはり社会が高齢化しつつあることと無関係ではなかろう。

 先日も、我が家のポストに定期的に投げ込まれるミニコミ誌を読んでいたら、この夏頃にオープンしたらしい、その類の施設の紹介記事が載せられていた。ま、どこにでもあるようなものだろうけれど、趣向を凝らした様々なお風呂やらリラクゼーション室などなどが完備されているらしい。そして、その記事の中に「うちに来られるお客さんは、高齢の方が多いのですが、ツエの忘れ物が多いんですよ!」と誇らしげに語る支配人の談話が載せられていた。
 「ツエもいらないほど元気はつらつになって帰ってゆく」ということをアピールしたいのだろうけれど、果たしてそうなのか? その施設に行くと自分の持ってきたものを忘れるほど「ボケ」が進行するのではないか...?

 はい、つまらない突っ込みはこれくらいにして。(笑)

 ちょっと、他人事じゃないような気がする。って、もちろん、私が愛用のツエをどこかに置き忘れた、ということじゃなくって。(そもそも私はまだツエを持ってないんだが。) 私が言いたいのは「忘れる」ということに関して、だ。
 
 昨夜、家族で夕飯を外で食べたのだが「出かけるときに、**さんの家に寄っていってね。」と妻に言われたのに、その十分後に、いざ、車で出かけるときには、それを言われたことを忘れ、あっさりと団地を出る道に向かおうとして妻に呆れられた...。
 しかし、その妻も負けてはいない。(?) 「コーヒーのペーパーフィルターが切れたから買おうと思ってスーパーマーケットに行ったけれど、他の品物を見ているうちに忘れた...。」などということが彼女の場合も頻繁にある...。
 お互いにため息をつきながら「あぁ...。惚けてきたよね...。」とうなだれるHASENOBU夫婦なのである...。
 
 ちなみに、今週(〜12月4日)は、くまきの部屋の更新回数が少なかったのだが、それは私が多忙だったからではない。原稿を入れているZIPディスクを自宅に持ち帰るのを立て続けに忘れ、そして職場に持ってくるのも立て続けに忘れたからである...。(爆)

 ...。(←次に書こうと思ったことが思い出せないでいる...。(爆))

 あ、思い出したっ!(わざとらしい...。) 私の良く知る、とある人物は、とにかく話がくどい。並大抵のくどさではない。(あ、言っとくけれど私のことじゃないっすよ。) その人から前日に聞かされたばかりのことを、その翌日に、また最初からとうとうと私に話すのだ...。
 充分に予想がつくだろうが、その同じ彼は話好きで、逃げ出すタイミング(笑)を失すると大変である。話題が豊富で、聞いていて楽しめるのであれば、それなら、我慢もできる。だが、彼の場合は、上に書いたように、同じ話を繰り返し聞かせるのである...。
 それも「私の伯父の一人は若いころアメリカに渡って、そして現地の女性と結婚したんだよ。カリフォルニアに住んでいるんだが、警察に勤めていてね、自宅の戸棚にはライフルやらマシンガンみたいなのがずらりと並んでいて・・・。」というような、実に、どうでもいいような話なのだ。その伯父さんがどうやって現地の女性と知り合ったのか、その人の住んでいるあたりがどういう場所なのかを事細かに私に話してどうしようというのだろう...?(笑) そして、その話を(平均して一年に一度くらい)繰り返して語るのには何か特別な、深い理由でもあるのだろうか...?
 「ちょっと待って下さい。そこから先は私が話しましょう。」と、遮りたくなるのだが、年が一回り以上離れている人であるので、それもはばかられる...。もう、これも運命だと思って甘受しているHASENOBU...。(笑)

 しかし、思うに、彼も「すでにその話をした」ということを忘れているのだろうなぁ...。(できれば、その「話」そのものも忘れて欲しいが...。) そう思うと、明日は我が身、という気がしないでもない。

 ふむ...。さてさて、どうしたものか...。(ため息)
(1999年12月4日 書き下ろし)
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