一人しりとり(1)
成り行きで始まった「一人しりとり」...。(笑) いつまで続くやら...。更新の頻度・進度は全くの気まぐれ!(爆)


目次まで作っているなんて...。暇を持て余しているのか、私は...?(笑)
1999.08.22.アップ分
1999.08.23.アップ分
1999.08.24.アップ分
1999.08.25.アップ分
1999.08.26.アップ分
1999.08.28.アップ分
1999.08.29.アップ分
1999.08.31.アップ分

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01. へんくつ

まずは、この語から始めるしかなかろう。(笑)
私自身は自分がものすご〜く偏屈であるという認識はないのだが。
多かれ少なかれ天の邪鬼な面が誰にもあると思うのだが、私の場合、それがちょっと人よりも発現しやすいという、ただそれだけのことだ。

02. つんぼ

またいきなり放送禁止用語を...。
他のところでも書いたのだが、私は言葉に対して勝手に規制することは良くないと思っている。
私が「めくら」とか「つんぼ」といった消し去られようとしている言葉を使うときに私の心のどこにも差別意識はない。
私は「赤緑色弱」だが、「色弱」と言われても「色盲」と呼ばれても気にならない。

03. ぼったくり

「ぼったくり」というのは「暴利」から派生した言葉だそうだ。なるほどと頷いてしまう。(笑)
だが、私はまだ「ぼったくり」に遭った経験はない。「君子危うきに近寄らず」ってやつだ。(爆)
ちなみに今の諺、「きみこ」と読んでみたい。(意味不明)

04. リンボーダンス

というのが、ある。(笑) かねがね思っていたのだが、あれのどこが「ダンス」なのだろうか?
棒をくぐる前に何らかの「舞い」をせねばならないのだろうか、本格的な「リンボーダンス」では?

05. すぶり

漢字では「素振り」と書く。(笑)
しかし、これは「そぶり」とも読める。
この「素」を「す」と読むのか、それとも「そ」と読むのかで大違いである。
「素足」「素朴」「素泊まり」「素地」などなど...。
これについては金田一春彦氏が『日本語』(岩波新書)の中で触れていたが、ある大きな原則が働いている。
それが何なのかはここでは記さない。(爆)

06. リリシズム


「リリシズム」を解さないところが私らしい。(爆)

07. むしくだし

今まで服用したことはない。(笑)
きっと市販されているのだろうがどんなものがあるのか知らない。
ただ、「サナダムシダイエット」というフレーズを初めて耳にしたときには、かなりのインパクトがあったことが想起される今日この頃である。

08. したい

って、べつに何かをやりたい、というのではない。「死体」のことだ。
今までに、何度か死体を見た。もちろん、人間の、だ。
って、事故の現場に遭遇したことが何度もある、というのではないが。
棺桶に入っている死体のことだ。
一番、最近のものは同僚の外国人教師の死体だった。
彼はテニスをしている最中に心臓発作で倒れ、そのまま往生したのだった。
身長180センチメートルを優に越す彼は棺桶の中で膝を曲げられ、とても窮屈そうだった...。
ほんの数カ月の付き合いだったがとっても悲しかった...。

09. いしろーんてにすくらぶ

「医師ローンテニスクラブ」という所に私は所属しているが私は医者ではない。
そのクラブに入ったため数十人の医者と知りあいになったがコート以外ではお付き合いしたくない。
注射されることを考えると身の毛がよだつ。(爆)

10. ぶんかじゅうたく

「文化住宅」という言葉を聞くことは、最近ではまず、ない。
が、きっと関西方面ではまだ使っているんだろうなぁ...。
私が大阪で少年時代を過ごしたときは、この「文化住宅」に住んでいた。
だけれども、今もって何が「文化」だったのか、全然分からない...。
日本国憲法で言うところの「文化的な最低限度の生活を営む」ことが保障されている、ということだったのだろうか?

11. くまき

このような企画、及び、このホームページ全体のことだ。(爆)
(ここまで1999.8.22.)
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12. きくばりのすすめ

『気配りのすすめ』という本があったような気がする。持っていないけれど読んだような気もする。
そして、かなり後味の悪い気持ちがしたような記憶がある。
私の両親を含め(笑)、かなりの数の支持者・信奉者がいることを知りつつも敢えて言いたい。
鈴木健○は、かなり、胡散臭い。(爆)

13. めんかいしゃぜつ

この言葉を知ったとき(小学生の頃)、「せっかく見舞いに来てくれて、ありがとう。でも、ダメなんだよぉ。」というような、つまり「感謝」しつつも「拒絶」することだと思った。(笑)
後に、「謝絶」には「感謝の意味は含まれず、単に『断ること』」だと知って少なからず意外に思った若き日々のHASENOBUであった...。

14. つうやく

「通訳」という仕事は、極度に難しい仕事だと思う。
背景知識の幅広さはもちろんのこと、精神的な重圧もかなりのものだと思う。
観光業の通訳なら、ま、多くの場合は「あ、間違えました。すみません。」ですむだろうが、
商取引や政治の分野となると、考えただけで後ずさりしたくなる...。

15. くりかえし

繰り返すことの意味を侮ってはいけない。
「同じ過ちを繰り返す」ということでさえ、見くびってはならないと思う。
「成長がないんだ...。」と嘆いてもいいけれど、自分がどういう人間なのかを痛烈に思い知ることのできる
希有なチャンスでもある。

16. しぶつか

「私物化」というと、かなり聞こえが悪い。(爆)
だが、明らかな横領は別として、私物化の境界線は曖昧だ。
そもそも「私有」あるいは、それ以前の「所有」というものがはっきりしない概念だと私は思う。

17. かさぶた

身体の物理的な(?)傷が治癒し終わる前に「かさぶた」をはがすと、まだ痛いし、血も出てくる。
そして、目には見えないけれども、こころの傷もそうだ、と思う。
封印したはずのものがはがれてしまうと、とても、とても、辛い。

18. たくはつそう

「托鉢僧」...。めっきり見なくなったなぁ、そう言えば...。
もうブームは終わったのだろうか?(おい...。)
関係ないけれど、中島らも氏の著作を読んでいて知ったのだが、「虚無僧」はマスコミでは
自主規制用語だそうだ...。一体、何がいけないというのだろうか?

19. うちまたごうやく

私のような主体性を持たぬ様を言う。(笑)
ちなみに、漢字では「内股膏薬」と書くのだが、そのよみは「うちまたごうやく」であって、
「うちまたこうやく」ではないようだ。(調べてないけれど。)
「た」の音の後では音便化しないような気がするのだけれどもね。何でだろう?

20. クローネ

クィーンのギタリスト、ブライアン・メイは、イギリスの硬貨(1シリング硬貨?)を削って、ギターの
ピック替わりに長年使っている、と聞いたことがある。
日本の硬貨を削ったりすると法律に背くことになる、とのことで、若き日のHASENOBUは、
どういういきさつから、デンマークの5クローネ硬貨を入手して、それを金ヤスリで削り、ピックとした
ことがある...。使い心地はあまり良くなかったが。(笑)
(ここまで1999.8.23.)
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21. ねみみにみず

「寝耳に水」というのは、結構、危険だ。
耳が聞こえなくなるかもしれない。
「寝耳にお湯」もさらに危険だ。
「寝耳にミミズ」も捨てがたいが。

22. ずばり

え〜っとぉ、これは筒井康隆も書いていたことなんだけど、「ズバリお尋ねしますが」という前置きを好む人が世の中には、確かに、いる。
そのセリフを吐けば、どんな不躾なことも尋ねてよいと思っているのだろうか?
「ずばらないでください」と意味不明の返答をしたくなる。

23. りまわり

通常のしりとりで「ラ行」で終わる単語を持ってくるのは勝つための常套手段である。
ところが、ひとりしりとりでは、これは自殺行為に近い。
しかも「利回り」ということで、また「り」だぞ、HASENOBU!(笑)

24. りんらく

「淪落」の淵に沈むのも一興だ...。
と言える私は傲慢な小市民。

25. くさや

「くさやのひもの」とやらを一度食してみたいものだ。
関東地方に住んでいる方、私に送って下さい。(爆)

26. やがい

「やがい」は「野外」であって「屋外」ではない。(笑)
前に、授業の時に indoor activity という単語が出てきて、それを、とある学生は「やない活動」と言った...。
ホワイトボードに「屋外」と書いて「じゃあ、これは何て読むの?」と尋ねたい気持ちを抑えるのに苦労した。
(ここまで1999.8.24.)
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27. いくつものほしのしたで

これは鈴木康博氏によるオフコースの名曲の一つだと私は思う。
「いつもひとり くやし涙 流してきた男のことを あなたに聞かせたい 僕のすべて教えたい そばに来て」
というサビのメロディー、歌詞が印象的だ。
ちなみに、この曲は私の大学時代の友人のT氏のテーマソングとなっていた。(爆)

28. でんぽう

そう言えば、結婚式の時を除けば一度も貰ったことがないなぁ、電報って...。
弔電なら、何度か打ったことがあるが。
あ、そう言えば「アオイ ツメキリ ミツカラナイ」という意味不明の電報が届いたことがあった。
もちろん嘘だが。(爆)

29. うさんくさい

というのは、私の愛用のフレーズだ。(笑)
「胡散臭い」と漢字で表記すると、それこそ怪しげで、なかなか気に入っている。
自分ではなぜかは分からないが。

30. いまわのきわ

は、まだ体験したことがない。(爆)
「生きることは、いかにして死ぬことだ」というようなことを時折、見聞きする。
本当にそうかなぁ...?

31. わたしのかお

私の顔写真が載せられているホームページがある。(爆)
HASENOBUの正体(?)を知っている人はHASENOBUの職場のホームページの「広報」を見てみるといい。(笑)
 職場の広報誌のNo. 32のどこかに最近の私の写真が本名と駄文とともにアップされているから。(爆)
ただし、残念ながら「いがぐり頭」じゃない。(笑)
ただの「禿げかけ」の中年男の風体だ。(爆)

32. おたふく

その名前とは裏腹に、かなり「醜女」(爆)に入るであろう女性だ...。
あまり関係ないけれど、広島はお好み焼きが有名で、「オタフクソース」という、非常にまろやかで
深い味わいのお好み焼き用のソースがある。
以前は帰省するときのお土産として何本も買って帰ったものだ。

33. くせつ

「苦節」と来れば、その後には「二十年」とか、かなり長い年月が来る。
「苦節八秒」とかは言わない。(笑)
「節」というからには、昔の「二十四節」が語源になっているからだろうか?
「苦節半年」...。やっぱり物足りないかな...?(笑)
どれくらいが最低限の長さなのだろうか...?
(ここまで1999.8.25.)
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34. つるむ

おい...。(爆)
最近(?)では、この語は専ら「複数の者が行動をともにする」といった意味合いで使われるようだ。
本来の意味で使うことは、もうなくなったのだろうか...?
ま、いいんだけど。

35. むすび

って、これをもっておしまいにする、ということではないが。(笑)
食べ物の「むすび」のことだ。これは「おむすび」あるいは「おにぎり」とも言う。
で、面白いのは「むすび」に丁寧に(?)「お」をつけると「おむすび」で、同じものを指す。
だが、「おにぎり」と「にぎり」は、私にとっては別物だ。
前者は「握り飯」、そして後者は「握り鮨」の略だと思われる。
方言差、個人差があるのだろうか?

36. びけい

う〜ん。(笑)
これは、常に私にとっては謎なのだけれど「美しい」というのは、どういうことなのだろう...?
考えやすくするために「人間の容貌」ということに限定してみても、私には分からない。
顔の造形、色合い(笑)などなど、要素はあるのだろうが、時代や文化の違いで、基準は変わるようだし。
今の日本で「お歯黒」をした女性がいたとして(爆)、周りの人は「あぁ...。何て美しい...。」と感動するのだろうか?(しないと思うけれど。)
娘を美女にしようと思って「纏足」に仕立てようとする(?)父親がいたとしたら(爆)、その父親は「幼児虐待」で捕らえられるんじゃないだろうか?

37. いし

これは「意志」であって「医師」でも「石」でもない。
なぜかは知らないけれど、私のことを「意志の(固い)人」と思っている人がいるようだ。
こんなに軟弱なのに...。(爆)
あ、でも「どんなに言われても、酒とタバコは止めない」ということについてはかなり固い意志を持っているなぁ、そう言えば...。

38. しりとり

しりとりは、らくちんだ。(笑)
ただ思いついた語に関して、ただ思いついた事柄を並べれば、まぁ、いいから。(笑)
もちろん、何の役にも立っていないが、役立たないものに意味がない、というのではないのだから。
といった妙な理屈を並べておしまいにしたっていいところが手軽でいい。

39. りゅうあんじ

京都の、あの石庭で有名な「竜安寺」(もしくは「龍安寺」)だ。読み方も「りょうあんじ」とあるみたいだけど。
気になったんで、手元の広辞苑初版(笑)を調べると「りゅうあんじ」の方で見出しに挙がっていた。
大小15個の石が並べられた庭。
見るものによって様々な解釈が可能だという。
私には良く分からない。ま、分かるとか分からないとかいう問題じゃないのだろうけれど。
(ここまで1999.8.26.)
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40. じじょうじばく

このような企画をすることを言う...。(笑)
ま、一種の自業自得のようなことだが。
ちなみに「自業自得」というのは私の好きな言葉の一つだ。
他人に対してはもちろん、自分に対しても。(笑)

41. くだをまく

久々に巻こうかなぁ...。
いつも一人で部屋にこもって飲むんでくだをまきようがないのだ。
強いて言えば、くまきの部屋の駄文はマック相手に私が管を巻いた産物なのかもしれない...。

42. くさいものにはふた

というと、これは、その場しのぎで根本的な解決を試みようとしない態度をけなすことだ。
だが、蓋をするだけまし、という気もする。(笑)
蓋さえしないことの方が多いんじゃないかな?

43. たしなむ

動作や趣味を表わすものであれば「たしなむ」対象になりそうだが、制限がある。
さらに「たしなまれる」ものは崇高なもの、というニュアンスがある。
「寸借詐欺をたしなんでます」だとか「エアコンをたしなんでます」などとは言わない。
言えると面白いんだがなぁ...。
さぁ、みんなも色んなものをたしなもう!(爆)

44. むさくるしい

鏡を前にするといつもそう思う...。(爆)
髪もさっぱり短くしたのだけれど爽快であったのはほんの数日だった。
恐れていたことだが、「あぁ、娑婆の空気はやっぱりうめぇや...。」というセリフが似合いそうな風体になってきている私だ...。

45. いらつく

子供とハンバーガーショップに入ろうとしたとき、店の前で広告を手渡された。
「英語を話せると10億人と話せる」といったような言葉が書かれていた。
そうだ、英会話学校「ジ○ス」の宣伝のビラなのだ。
私は10億人と話がしたいと思ったことはこれまで一度もなかったし、これからもない。

46. くうはく

空白は色んな場面で必要だと思う。
これは二次元上のことだけではなく、だ。
時間の中にも空白があっていいと思う。

47. くわせもの

ふむ...。これも「動詞」に「もの」がついてできた言葉だ...。
もちろん「くいもの」とは意味が違う。
「(何か食べ物を)くわせてくれるもの」ということでもない。

48. のんだくれ

(酒を)「のんだ」と(酒を)「くれ」が合わさって作られた語である。
もちろんデマカセだが。
この仲間に「のんべえ」がいる。
ちなみに私は「のんべえ」から「のんだくれ」に移行しつつある。(爆)
(ここまで1999.8.28.)
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49. れんず

「レンズ」と言いつつ、強引にコンタクトレンズの話だ。
この前、コンタクトレンズを買い替えた。多少古くなってきていた、ということもあったが、片方が割れたのだ。(滅多にないことなのだが、目から外れて地面に落ち、捜索に協力してくれた善意の士によって踏まれたのだ...。)
♪どこかで半分なくしたら 役には立たないものがある〜♪
ということで新調したのだ。
その買い替えの時に、眼科で検査してもらったら私の裸眼視力は「右は0.03、左は0.04ですね。」と言われた...。(爆)
あ、そう言えば、視力が「2.0」だとか「0.9」とか良く言ったり聞いたりするけれど、あれの単位は何なんだろう...? 今度、目医者さんに言ったときに尋ねてみようっと。
「個」だったりして...。(爆)

50. ずんぐり

私には一つ年上の兄がいる。兄は大学時代からずんぐりしていた。
「むっくり」を繋ぐほどではないが、太ももなど、かなり頑強な印象の男だった。
で、今の私は兄と同じ、もしくはそれ以上にずんぐりしている...。
あぁ...、身長は変わらないのに体重だけがどんどんと...。(爆)

51. りずむ

ほんとは「リズム感」としたいところだ。
「ん」で始まる言葉も用意しているのだが、まだ出すには早い。(笑)
「リズム感は天性のもの」と良く言われる(ように思う)が、確かに歌手も含め、音楽家のレベルではそうなのかもしれない。が、普通の一般人にとっては「ずば抜けたリズム感」など求められてはいない。
スキップをしたり、学校の音楽でシンコペーションが理屈抜きで納得(?)できたり、ということであれば、これは「持って生まれた才能」ではなく、新生児〜幼児の頃の音楽環境に大きく左右されると思う。
音痴の人の子供も音痴である場合、それは遺伝ではないのではないかなぁ?
あやしたり、「子守歌」を歌って寝かせ付ける時、それから、ふざけて調子をつけて(?)名前を呼んだりする時の音程の狂いが子供に学習されるからではなかろうか...?
ちなみに、我が子は...、どちらも音痴だ...。(笑)
これに関しては妻に全責任がある。(爆)

52. むりなんだい

「無理難題」は、やろうにもやりようがないから「無理なんだい...。」
とほほ...。私は小学生か?(爆)

53 いた

「板」のことではない。「あった」に対応する「いた」である。
基本的に「〜がある」と「〜がいる」との使い分けは、その主語が生物か無生物であるかによる。
ま、これはあくまで「基本的な、原則」ということであって、実際には色んな例外がある。
人間であれば、通常「〜さんがいる」「〜君がいた」ということで問題はない。
他方、生命体であっても植物の場合には「百日紅があった」であって「いた」とは言わない。
「自分で移動できるもの」であるかどうか、というのも原則の中に含めても良いかもしれない。
「人間の死体」「動物の剥製」なども「ある」べきもので「いる」べきものじゃない。(笑)
では、人形は? ぬいぐるみは?
小さい子供であれば「〜ちゃんのお家にはお猿さん(のぬいぐるみが)いたんだよ!」などと表現するかもしれない。一種のアニミズムだ。(笑)
前に、妻が自損事故でセラを廃車にし、そして新たに車を買うことになって、結局は中古車でいいや、ということになったときのことだ。
「その価格帯で程度のいいRAV4やCR-Vはおらんでしょう?」などの言葉を中古車屋さんで耳にすることが多かった。
彼らにとっては「車」は(その愛着感のゆえか)「ある」ものではなく「いる」ものなんだ、と私は思った。

54. たわわ

「たわわ」と来れば「に実った」という言葉が自然に続く。
というか、そういうコロケーションでのみ使われると言ってよい。
「たわわに飛び回る」というのは意味不明だし「たわわな糊」なども訳がわからない。
と、ここまで書いて「たわわ」という言葉の音にも結構なインパクトがあるように思えてきた...。
さぁ、声に出して何度も言ってみよう。「たわわ、たわわ、たわわ、たわわ...。」
ね、面白いでしょう?
ついでながら、「あわわ」という単語も趣深い。(笑)
実際に口にして使ったことは、あんまりないけれど。
(ここまで1999.8.29.)
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55. わきみ

脇見をすると、たいていの場合、良くないことになる。
「脇見運転」など、その最たるものだろう。
中学校の時、柿本という名前の同級生がいて、そいつが次のようなことを言ったのを覚えている。
「ほら、『脇見運転』って言うけれど、本当に自分の身体の腋を見ながらの運転だったら面白いよね〜。」
確かに...。

55. みどろ

「みどろ」...。果たして一語と考えていいのかどうか...。(笑)
これは「血みどろ」などのように、何らかのゾル状のものが、他の物体(人間の身体とか)にまみれてひっついているようなニュアンスを持つ(ような気がする)。
他には、あるかなぁ...。「汗みどろ」とは言うような気がする...。(私は「汗まみれ」の方を使いそうだなぁ...。)
汗と血と...。ふむふむ...。人間から出る(?)液体、という共通点はあるなぁ...。
じゃあ、「涙みどろ」は? 「鼻水みどろ」は? 他にもあるけれど、自粛しておくが。(爆)
あ、でも、これらは「〜まみれ」なら言えそうだ...。ふ〜む...。
ちなみに「あおみどろ」というのがあるけれど、あれは、関係ないなさそうだなぁ...。(固有名詞になっている、という点では。)

56. ろうそく

♪わたしの誕生日に22本のろうそくを立て〜♪
往年のフォークソングの名曲「22才の別れ」の一節だ。
だが、かねがねから不思議に思っていたのだけれども、この歌では「ケーキにロウソクを立てる」という記述はない。一体、どこのロウソクを立てたのだろうか?
ま、誕生日なんだからバースデーケーキに決まってる、ということなのだろうが、本当にそれは「決まっている」のか?(爆)
もちろん、ロウソクを並べるのであれば皿、仏壇、床、板切れなどでもいいのではないか?
(ついでにここで「人体」などと書くと、かなり怪しまれてしまうだろうなぁ...。(爆))
(ここまで1999.8.31.)
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