メールで話そう 第1弾 「心のほころび」

終了後のみんなの感想
 (3)


 (1999年7月14日)

*こんばんは!このメールを書いてるときはまだ7の月に入る前でした。。。
ようやくまとまっ・・・てない!丸め込んだので(笑)お送りしちゃいます。

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うああああーーーーーづがれだーーー
いきなりすみません;雪見さん、毎日のラブコールからご無沙汰しております。
今日久々に早く帰宅したけどPCつけると動けなくなるから今日はやめよう!と思ってた。
まずメールチェックをしちゃったのがマチガイでした。それから・・・
「モノの価値・・」が新しくなっている!のでそちらを先に読ませてもらって、(あ、なんかお褒め頂いちゃって(褒めてる?私はそう捉えました!←結構都合よく出来てます紅)恐縮です;雪見さんもHASENOBUさんもオトナで読解力のある方でほんとに救われました。)HASENOBUさんのサンタクロースの話に放心状態になってるところへ指が勝手に「心のほころび」へ・・・
そして2時間・・・・読みつづけてしまいました。こんなハズじゃなかった。。。。

だって半年分ですもんね。この2時間の間に季節の挨拶の変化のすごいこと。2時間枠ドラマでもできない季節の移り変わりですね(ドラマはたいてい同じ季節の2〜3年後です)

疲れちゃったけど勢い思うことあったのでメールしちゃいます。たぶんまとまらない(笑)。

・上座、下座
 私が雪見さんと旅館に行ったら何気に上座を勧めます。
なぜなら雪見さんは年上の方だし、まだあんまり慣れてないから。これって差別ですかね?
 友達(または彼)と行ったら、多分部屋に着いてはしゃいでる頃なので荷物を置いて、座りたいと思った時に一番近くにある座布団にすわります。
 相手が年下でも立場やその人との距離(心)次第で上座を譲ります。上座を譲られて相手が気を使うようだったら私が上座に座ります。うちの母親くらいの歳の人は厳しく育てられたからか、そういうの気にします。義兄の家族がそういうの気にしない人達だったので母は大層気分を害していました。うちの母みたいな人と一緒にならないという保証はないから、「客は上座」っていうルールを知っておいて損はないと思います。上座と下座は尊敬語と謙譲語みたいなもんかと私は解釈しています。

・目の不自由な方
 なんで「めくら」がいけないのか未だによくわかりません。
やっぱ悪い言葉なのかなあ。でもぼうが書いた赤ちゃんに対しての表現は確かに酷な気がしました。もう、未来が打ちきられてしまっているような感じを受けました。ところで、私は長らく偽善者ということで苦しんでました。だけど今ではすっきりしています。「どーせ私は偽善者だよっ自分の為にやっているのさっ」これはとってもラクちんです。自分の為に行動するんですから。駅で盲目用の杖をついて歩いている人を見つけちゃうと,その夜に自分がぐっすり眠りたくて、声をかけます。但し、あんまり自分の欲望を押し付けても悪いので手伝ってもいいか聞いてからにします。お礼を言われても、こちらは大事な睡眠がかかっているので、こっちこそスミマセンって感じです。

ここでちょっと疑問。目や耳の不自由な方がいるように 心の不自由な方 もたくさんいると思うけど、そう言う場合の差別用語ってありましたっけ?

・差別用語
「部落」と言う言葉は学校で初めて知りました。中学だったか高校だったかさえおぼろです。学校で習ったのは後にも先にも一度きりです。それまで「部落」などちっとも知らなかったのに習ってからは、耳に入ると一瞬で悲しい言葉に変換され、意識をするようになりました。ここで思います。もし「部落」を背負った人と、それとは知らずに仲良くなったとします。ある日、仲良くなったその人の出身が部落だと知ったら。それも直接ではなく間接的に知ってしまったら。部落を知らなかったら「ふーん。そうなんだー」となるでしょう。だけど「部落」ということばを知ってしまった今の私は、例えば他の人に「北海道出身なんだってねー!」などと気軽に声をかけることをせず、彼(または彼女)が部落出身であることに気を遣ってしまうのではないかと思います。

この際、相手にとってどっちが不快にならないのかなあ。

「心のほころび」を読んで本当にいろいろ考えさせられました。そういう機会をあたえてくれたこの企画に感謝します。感想文を書こうと思い立って2週間あまり経っていますが私なりに見付けた事を記して行こうと思います。

差別は何かしら劣等感を持つ人間が自信をつける為の最も安易な方法だと思います。もし差別することによって自信が持てるのならその差別の対象になる人に感謝する必要があると思います。そして差別をされている人を守る側にいる人もその差別の対象になっている人に感謝することが大事だと思います。

問題になっていることは、みんな一人で(または一つの団体で)走りすぎていることではないかと思います。いろんな考えの人がいて当たり前なのに、自分の意見が通らないからといって躍起になりすぎているのではないでしょうか。そしてムキになっていくうちに本当に大事なことが見えなくなっているのではないでしょうか。

本当に大事なことってなんでしょう。

大事なことは見えないもので志が高いうちは見えているものですがちょっと間違うとすぐに見失ってしまう。

みなさんがメールで語ったり感想文に書かれているように人の心を傷つけないようにすることは人間だから出来ることですがそれはまた人間だから難しいことでもあると思います。

人間がひとりでいるならば誰も傷つけることなくしかし誰にも愛を与えられることなく暮らしていくでしょう。

そしてそれは人間にとって地獄に近いものではないでしょうか。人間ならば誰かに認められたい。愛されたい。そう言う気持ちがある限りはひとりでは生きて行けません。ひとりで生きないということは周りに人がいるということです。

側にいる人を大事にすることで差別問題はだいぶカバーできるもんじゃないかと思うんですが・・

そんなカンタンなことじゃないから、問題になるんですよね・・・・だけど、自分のいる小さな世界では、ぜひとも守って行きたいところですよね。

とみぃ (5. 14. 2000)

こんな重いことを… 投稿者:とみぃ  投稿日:05月04日(木)09時55分47秒


ここの掲示板に書いていいものなのかどうか…でも書きます(前もこんな出だしがあった
ような…(^^;)。「心のほころび」、感想以外の部分を一通り読み終えたので、「裏メール」も読んでみました。感想……びっくり!!!
な、何なんですか、あのコーナーは!!
読んでいるうちに、夜が明けちゃったじゃないですか(笑)。

でも…やっぱり考えさせられました。
「議論」ということについてももちろんなんだけど、もっと基本的なこと、身近なことですね。やはり単純に「人との関わり方」みたいな部分です。
「裏メール」の中で、メールの会話はまったく噛み合ってなかったですよね。
で、どっちの意見が「好きか嫌いか」という感情論が、私の中に出てきてしまう場面もあ
りました。
でも、ちゃんと公平に読み進めようとがんばりました。

で、すごく私の心を占めていったのは「果たして私は、自分の気持ちを他人にうまく伝え
られているか」「私は、人の意見を聞いてあげているか」「私は、みんなに楽しい会話のひとときを与えられているか」そんなことでした。
こーゆーことをいつも意識している人って、きっと逆に相手を疲れさせてしまうかも…だから、深く考えないほうが良さそうですけど、何となく、考えるまでもなく、自然にそーゆーことができる人になりたいものです。今の私……自信ないな。

私も学生の頃、彼みたいな意固地なところがありました。今も「オカタイ人」のはずです。言われますから(「意外に」がつきますけどね)。
でも、メール(の文体っていうのかな)って、いろんな人柄が出ますからね。
きっと彼は社会人になれたんだから(私は就職できなかったもん)、私よりは社会に貢献できる人なんだと思います。何となく、普段の姿は、メールとは違うイメージなんじゃ…と思いました!(あ、長くてスミマセン!)

   …   …   …   …   …   …   …   …


これを掲示板に載せたとき、HASENOBUさんから「社会人=社会に貢献できる人」というわけではないのでは…みたいなレスをいただいたと思います。もちろんあの部分は、私なりにある程度、彼に気を遣って書いたものでした(笑)。
ただ、何となく、彼は普段はごく普通の人で、今回のメールでは、わざとああいう書き方をしたんじゃないか…ということが、とても気になったんです。
メールの中で、自身を作っていたんじゃないか…、言葉尻を捕えることを「わざと」試みていたんじゃないか…と思ったんですね。
メールって、話すときのイメージとガラリと変わる人がいて、どっちが本性なんだろうって惑わされること、多いんです。
でもそういう「仮面」って(もしつけているならの話ですけど)、その時は変身したようで楽しいけれど、深みにはまって後戻りできなくなると、まわりが見えてこなくなるんじゃ……と、裏メールを読みながら、まるで自分ごとのように、恐くなってしまいました。
でもこういう状況って、気づかないうちになってしまったりするし。はぁー、こわい。

思わずひねくれた態度をとってしまったときに、その裏にある「素直な気持ち」を汲み取ってくれる他人なんて、そうそういやしない。
それを望む前にまず、そんな態度をとらない自分になる必要があって……でもそれが難しいんですよねえ。
自分の「内なるもの」を自然に外に出せていける術はないものか。
無意識に、自分のいい部分だけを出していけたらな……。
今回「心のほころび」のテーマの中で「意識の問題」も挙げられていたようですけど……本編と裏メールを読んで、ホント、自分の内面を磨くこと、なりたい自分に近づくことって、容易ではないな、と、つくづくため息が出てしまったのでした。


なんだかまた、支離滅裂な感想になってしまいましたが(笑)。
この「裏メール」、結構ストレスがたまるので(笑)、今度はいつ読むかわかりませんが、とにかく、今の私を取り巻くいろいろな人間関係に、新たな何かを教えてくれるコーナーだったことは、間違いありません。
また一つ勉強になりました。
今後も「メールで話そう」のコーナーの充実に、期待します。



注: この感想文の前半は「くまきの部屋」の掲示板に寄せられた書込みです。
    また「裏メール」とは「くまきの部屋 別館」に掲載されているメールのやりとりのことです。(雪見)


読んでくれた方からの感想を、まだ待ってまぁ〜すっ!!



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